シナリオ・センターでは、学校や様々な施設で、子どもたちに向けた出前授業「キッズシナリオ」を実施しております↓
こちらのページでは、2025年10~12月期までに実施させていただいた小学校をご紹介。
(以下は現時点までの実施校。都度 更新します)
・横浜市立小机小学校
・横浜市立中田小学校(3回目)
・横浜市立西富岡小学校(2回目)
・横浜市立豊岡小学校
・横浜市立あざみ野第二小学校
・横浜市立東本郷小学校
・横浜市立汲沢小学校
・横浜市立西富岡小学校
・横浜市立中田小学校(2回目)
・横浜市立小机小学校
現在、「総合的な学習の時間」でPR動画や映画を作ったり、創作劇を作る学校も大変増えています。
その際、「シナリオの作り方が分からない……」「動画の作り方が分からない……」と悩んでしまう先生方や生徒さんもいらっしゃるのでは?
そんなお悩みを解決するのがシナリオ・センターの出前授業「キッズシナリオ」です!
こちらのブログでは、実施した概要をご紹介いたします。ご覧いただき、「あ!同じ悩みだ!自分たちも解決したい!」ということでしたら、まずはお気軽にシナリオ・センターまでお問合せいただければと思います!
▼シナリオ・センター
TEL:03-3407-6936
MAIL:scenario@scenario.co.jp
横浜市立小机小学校さんの事例
=今回の概要==============
・対象:横浜市立小机小学校さま(6年生)
・お悩み:地区の魅力を伝えるPR動画の作り方を知りたい!
・サービス名:PR動画をつくるコツ
・キッズシナリオの目的:作り手の思いを見る人に届ける方法を知る
・実施日:12/17(水)
・時間:45分×2コマ(3・4時間目)
・形式:対面クラス授業
・今回の担当講師・田中による感想:
総合的な学習の時間に、小机地区の魅力をPRする動画を作るべく集まった小机小6年生の2チーム。
小机城址(こづくえじょうし)、そこで開催しているイベント、竹まつり、自然の多さetc--様々な写真の用意があります。
その写真を使ってフォトムービーを作りたい。ただ「小机地区のたくさんの魅力を伝えたいという想いがあっても、どうしていいか分からない……」という皆さん。
そこで皆さんに動画を見せたい人(ターゲット)を具体的にイメージしてもらいました。どんな年齢で、どんな人なのか、そして動画を見る人はどういう気持ちで見始めるのか――。
すると、子どもたちから「動画を見る前の人の気持ちなんか考えていませんでした。でも、その気持ちを考えたら、より構成が考えやすくなりました!」といった感想をいただきました。
また、キッズシナリオ終了後、先生から「子どもたちは“なんかすごく良い動画が作れる気がしてきた!”とやる気満々で帰っていきました」という嬉しいメールもいただきました。良かったです!
この気持ちのまま、動画を楽しんで作ってください!
==============
※関連記事※
▼「PR動画作りのポイント」についてはこちらの記事をご覧ください。
・子どもが作る地域活性化のPR動画/大切なのは「何を伝えたいか」
横浜市立中田小学校さんの事例(3回目)
=今回の概要==============
・対象:横浜市立中田小学校さま(6年生)
・お悩み:キッズシナリオ3回目となる今回、今できたものを見てアドバイスがほしい!
※1回目の模様はこちらから↓
▼今だからできる、この瞬間を記録する映画作り
・サービス名:撮影でシナリオを活かす方法~考えたことを踏まえて撮影しよう~
・キッズシナリオの目的:シナリオで考えたことをどんな時に活かすかを考える
・実施日:12/16(火)
・時間:45分×2コマ(5・6時間目)
・形式:対面クラス授業
・今回の担当講師・田中による感想:
総合的な学習の時間に小学校創立75周年を記念して映画制作に励む中田小6年生。
「撮影・編集と作業を進めてきたものの、思い通りにいかない、と停滞……。でもどうすればいいか分からない。今できているものを見て、アドバイスがほしい!」とお声掛けいただき、3回目の実施となりました。
今回はアドバイスをお渡しする、というよりも、私も含めて「どうしたら良くなるか」をみんなで一緒に考えていきました。
現時点で出来ている映像を観ながら、今までお伝えした「テーマ」「ターゲット」「登場人物のキャラクター」「ルーズとアップ」が活かされているのか、を検証。
すると皆さん、動画作りの根っことなる「テーマ」「ターゲット」がやや曖昧だったことを発見。
映画を作るクリエイターとして大切な「伝えたいこと」「誰に見せたいか」に再度着目したことで、「このシーンはテーマを明確にするためにシナリオから見直したい!」「もっと伝わるようなセリフや映像のカットを入れたい!」といったアイデアが出てきて、「これからどうしたいか」、停滞から、次へ動き出すきっかけの時間になりました。
完成前の生みの苦しみ……。
でもそれを乗り越えたとき、自分たちにしかできない、自分たちの映画ができるはずです!応援しています!
====================
※関連記事※
▼「テーマ」「ターゲット」についてはこちらの記事をご覧ください。
・PR動画を迷わないで作るコツ~架空のお花屋さんで画コンテを練習!~
・子どもと一緒にお話づくりをするとき/対立関係やテーマを設定
横浜市立西富岡小学校さんの事例(2回目)
=今回の概要==============
・対象:横浜市立西富岡小学校さま(6年生)
・お悩み:PR動画を作る上で大切なことを教えてほしい!②
・サービス名:PR動画を作ってみた!どうしたらもっと良くなるか教えてほしい!
・キッズシナリオの目的:シナリオ・絵コンテで考えたことを撮影に活かす方法
・実施日:12/12(金)
・時間:45分×2コマ(3・4時間目)
・形式:対面クラス授業
・今回の担当講師・田中による感想:
総合的な学習の時間に、地域のPR動画を作ることになった西富岡小6年生。
現在、班ごとに分かれて撮影・編集中。
「見る人の心をより惹きつけるにはどうしたらいいのでしょうか?」というご相談を受け、再び伺いました。
いま出来ているところまで、各班のPR動画をみんなで視聴。
「みんな違ってみんないい!」。どれも力作で!
皆さんに、工夫したところやこれからの課題点を発表してもらい、他の班も一緒に「これからどうしたらいいか」を話し合いました。その際、前回の授業でお伝えした、「作り手としてこの動画で何を伝えたいのか(テーマ)」「誰に見せたいか(ターゲット)」をふまえて、私もみんなとお話ししました。
すると、「テーマとターゲットはそうやって意識して作っていけば、見ている人を惹きつけられるんだ!」と、次にやることが見えてきたようです!
完成まで、もう一息!
がんばってくださいね!!
====================
※関連記事※
▼「テーマ」「ターゲット」についてはこちらの記事をご覧ください。
横浜市立豊岡小学校さんの事例
=今回の概要==============
・対象:横浜市立豊岡小学校さま(5年生)
・お悩み:交通安全動画のクオリティを上げたい!
・サービス名:伝えたい“アンチテーゼ”
・キッズシナリオの目的:できた動画をより良くする方法
・実施日:11/27(木)
・時間:45分×2コマ(3・4時間目)
・形式:対面授業
・今回の担当・藤吉講師による感想:
交通安全のショート動画を作った豊岡小学校5年生の皆さん。
「動画のクオリティを上げたいけれど、どうしたらいいかわからない……」とご連絡をいただき、伺いました。
アンチテーゼ(伝えたいテーマとは反対のシーンから動画を始めること)のお話をすると、「なるほど!」「いい動画になりそう!」と一気にテンションアップ!
そして皆さん、「この動画では、交通安全について学んだものをいっぱい詰めこんだけれど、アンチテーゼを考えることで、自分たちが伝えたいことがハッキリする!」と、“伝え方の順番”が整理できたようでした。
その後、実際に絵コンテとシナリオを描いてもらうと、休み時間も「休まないでずっと描きたい!」「休み時間いらない!」と夢中で作成。
結果、どのチームもアンチテーゼを効かせて、テーマがしっかり伝わってくる絵コンテとシナリオが完成しました!
ブラッシュアップされた交通安全の動画がどんな風になるのか、今から楽しみです!
====================
※関連記事※
▼「アンチテーゼ」についてはこちらの記事をご覧ください。
・PR動画の作り方 のコツ。始まりはテーマのアンチテーゼから
横浜市立あざみ野第二小学校さんの事例
=今回の概要==============
・対象:横浜市立あざみ野第二小学校さま(6年生)
・お悩み:本格的な映画を作るにはどうしたらいい?
・サービス名:面白い映画は“キャラクター”が肝!
・キッズシナリオの目的:みんながつくる映画から魅力を引き出す方法
・実施日:11/25(火)
・時間:40分×2コマ(3・4時間目)
・形式:対面授業
・今回の担当・田中による感想:
総合的な学習の時間の中で、“試し”に映画を作ってみた、という6年4組の皆さん。
皆さんの中で「映画を作っていて自分たちが楽しい!」という気持ちから、「次は、作った映画を誰かに楽しんで観てもらいたい!」という気持ちに変化し、「本格的な映画の作り方を知りたい!」ということで今回キッズシナリオを実施することになりました。
映画を観る人は、“ストーリー”よりも、「この人はどんなことを言うのだろう・どんな行動に出るのだろう」と、登場人物の“キャラクター(性格・特徴)”に心を奪われます。そこで、人物の“キャラクター”が本格的な映画の面白さの肝だということを中心にお伝えしました。
用意したワークシートを使い、皆さんそれぞれに、人物の“キャラクター”を設定してもらい、その人物を登場させるシナリオを書いてもらいました。この実習を通して、本格的な映画作りに繋がるコツを掴んでくれたようです!
さらに、“試し”に作った映画では、演じ手が恥ずかしさからなのか、撮影途中に笑いあってしまったらしいのですが、「キャラクターをおさえると、自分ではなく他の誰かを演じる」という認識も芽生えたようで、「これなら演じる恥ずかしさもなくなりそう!」とのことでした!
====================
※関連記事※
▼「キャラクター」についてはこちらの記事をご覧ください。
横浜市立東本郷小学校さんの事例
=今回の概要==============
・対象:横浜市立東本郷小学校さま(5年生)
・お悩み:クラス紹介の動画を作る上でのポイントを教えてほしい!
・サービス名:伝わるPR動画づくりのための“テーマ”と“ターゲット”の決め方
・キッズシナリオの目的:動画制作前に「何を伝えるか」「誰に見せるか」を整理する
・実施日:11/20(木)
・時間:45分×2コマ(3・4時間目)
・形式:オンライン授業
・今回の担当講師・唐下による感想:
東本郷小学校の5年生の皆さんに、「クラス紹介動画のつくり方」のポイントをお伝えする授業を行いました。
一度動画を作ってみたものの、「結局なにを伝えたい動画なのか分からなくなってしまった」と悩む児童も多く、まずは「動画で伝えたいこと(テーマ)を一言で決める大切さ」をお話ししました。
さらに、「“誰に見てもらいたいか(ターゲット)”も考えてみてください」とお伝えすると、「子ども向けか大人向けかで、テロップを漢字にするか、平仮名にするか、変わるよね!」と、自分たちで気づいてくれる場面もありました。
テーマとターゲットが定まると、動画はグッと伝わるものになります。
動画の完成を楽しみにしてます!
====================
※関連記事※
▼「テーマ」「ターゲット」についてはこちらの記事をご覧ください。
横浜市立汲沢小学校さんの事例
=今回の概要==============
・対象:横浜市立汲沢小学校さま(6年生)
・お悩み:学校や地域に貢献するために、動画作りの方法を教えてほしい!
・サービス名:魅力的な動画作りに必要な3つのポイント
・キッズシナリオの目的:自分たちなりに作った動画のさらなるブラッシュアップ
・実施日:11/6(木)
・時間:45分×2コマ(3・4時間目)
・形式:対面クラス授業
・今回の担当講師・藤吉による感想:
「総合の時間で作った映画をもっと面白くしたいけれど、どうすればいいのかわからない……」とのお話で学校に伺いました。
『防災対策』『地球温暖化』『LGBTQ+への差別をなくす』を題材に、チームに分かれて映画を作った皆さん。その映画を拝見すると、どの登場人物もどんな人物なのかが少し伝わりにくいように感じました。そこで、登場人物のキャラクター(性格)についてお話ししました。
するとすぐに「めんどくさがりな性格の人は、逃げなきゃいけない時もめんどくさがりそう!」等々、いろいろなキャラクターを発想してくれました。面白い映画を作るにはまず登場人物のキャラクターを設定すること。是非このポイントを活かしてブラッシュアップしてみてくださいね!
====================
※関連記事※
▼「登場人物のキャラクター」についてはこちらの記事をご覧ください。
・映像に映らない「キャラクター(性格)」をシナリオで表現するには
横浜市立西富岡小学校さんの事例
=今回の概要==============
・対象:横浜市立西富岡小学校さま(6年生)
・お悩み:PR動画を作る上で大切なことを教えてほしい!
・サービス名:PR動画を作るときに大切なのは“書いてみること”
・キッズシナリオの目的:取材する前にまずは動画の“もと”となるシナリオについて知る
・実施日:10/10(金)
・時間:45分×2コマ(3・4時間目)
・形式:対面クラス授業
・今回の担当講師・田中による感想:
総合的な学習の時間に、地域のPR動画を作ることになった西富岡小6年生。
公園、パン屋さん、児童施設と班ごとに分かれています。どの班も「取材をしてから動画を作りたい、でもどんなことを聞けばいいか分からない」という共通の悩みをもつ児童の皆さんに、動画を作るときに大切な“テーマ”についてお話ししました。
実習としてテーマを設定し、シナリオ+絵コンテを書いてもらうと、「書くことで映像のイメージがさらに湧いて、取材で何を聞けばいいか分かった!」と声を掛けてくれました。
====================
※関連記事※
▼「テーマ」「絵コンテ」についてはこちらの記事をご覧ください。
・書きたいことを形にするには/小学校高学年・中学生が物語を考える
横浜市立中田小学校さんの事例(2回目)
=今回の概要==============
・対象:横浜市立中田小学校さま(6年生)
・お悩み:キッズシナリオ2回目となる今回、撮影で大切なことを教えてほしい!
※1回目の模様はこちらから↓
▼今だからできる、この瞬間を記録する映画作り
・サービス名:撮影を助けるのもシナリオ!~割り本と絵コンテを書こう~
・キッズシナリオの目的:シナリオで考えたことを撮影に生かす
・実施日:10/7(火)
・時間:45分×2コマ(5・6時間目)
・形式:対面クラス授業
・今回の担当講師・田中による感想:
総合的な学習の時間に小学校創立75周年を記念して映画制作に励む中田小6年生。
どのように撮影を進めたらいいか悩んでしまった児童の皆さんに、撮影で必要なシナリオから紐解くキャラクターの掴み方と、割本・絵コンテのやり方をお伝えしました。
ルーズショットだけでなくアップで撮ることの大切さに気づき、「自分たちで書いたシナリオの内容を、これで観ている人に伝えられそうだ!」と次の活路を見出してくれたようでした。
====================
※関連記事※
▼「絵コンテ」「ルーズショットとアップ」についてはこちらの記事をご覧ください。
・PR動画を迷わないで作るコツ~架空のお花屋さんで画コンテを練習!~
動画制作時におすすめ書籍
*

動画を作るときはこちらの書籍も参考にしてみてください↓
シナリオ・センターで実施している「キッズシナリオ」の内容をもとに、小学校向けに企画から、シナリオ、撮影、編集、公開する方法まで 動画作成に必要なことをまとめました!
▼『タブレットで作ろう!動画作成丸わかりブック』(岩崎書店/シナリオ・センター 著)

▼改訂版 『いきなり効果があがるPR動画の作り方』(「シナリオ教室」シリーズ/言視舎/企画・構成・著:新井一樹 /執筆:川村千重・内藤麻貴・田中和次朗)

▼『シナリオ・センター式 物語のみがき方』(日本実業出版社/新井一樹 著)

▼『大人になっても「書くこと」を好きでいたい君へ シナリオ・センターが伝える 14歳からの創作ノート』(KADOKAWA/新井一樹 著 )
※こちらのブログも併せてご覧ください
▼あなたのアイデアを、物語に仕上げるための『シナリオ・センターが伝える 14歳からの創作ノート』
・出版記念イベントとして開催した特別講義「頭ひとつ抜けた小説を書くためのシナリオ・センター式 創作術
▼【カクヨム】アーカイブ動画&書き起こし記事

▼『プロ作家・脚本家たちが使っている シナリオ・センター式 物語のつくり方』(日本実業出版社/新井一樹 著)
※こちらのブログも併せてご覧ください
▼面白い物語になっているかチェック!『シナリオ・センター式 物語のつくり方』













