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シナリオや小説についてなど、創作に役立つヒントを随時アップ!ゲストを招いた公開講座などのダイジェストも紹介していきます。

映画『 引っ越し大名! 』を書いて/脚本家・小説家 土橋章宏さん

2019.09.13 開催 THEミソ帳倶楽部「映画『引っ越し大名!』を書いて―学んだ基礎技術だけで戦ってきた―」
ゲスト 土橋章宏さん(脚本家・小説家)

シナリオ・センターでは、ライター志望の皆さんの“引き出し=ミソ帳”を増やすために、様々なジャンルの達人から“達人たる根っこ=基本”をお聞きする公開講座「ミソ帳倶楽部 達人の根っこ」を実施しています。そのダイジェスト版を『月刊シナリオ教室』(今回は2020年2月号)から。
ゲストは、2019年8月末に公開された映画『引っ越し大名!』のシナリオ及び原作小説(『引っ越し大名三千里』)を手掛けた土橋章宏さん。受講生時代は精力的にコンクールに応募。『超高速!参勤交代』で城戸賞を受賞、同作は映画化されてシナリオデビューするとともに日本アカデミー脚本賞受賞という快挙も。現在は小説、脚本、監督と幅広くご活躍中。今回は、『引っ越し大名!』の舞台裏や、生徒時代からデビュー後のことをお聞きしました。

シナリオは葛藤が第一

『引っ越し大名!』の映画化についてですが、松竹さんとは以前に『超高速!参勤交代』や『超高速!参勤交代リターンズ』を作っていて、その流れで松竹さんから快くOKをいただいて、映画にすることが出来ました。

今の映画やテレビドラマ業界では、シナリオライターがオリジナル企画やシナリオを持ち込んでも、原作がないとなかなか実現しない。だからシナリオ・センターにいる時から原作をまず書いてしまおうと、小説にも力を入れていました。それが上手くいっているのかなと思います。

『引っ越し大名!』のシナリオの初稿は1週間くらいで書きました。僕は小説を書く時に、シナリオを意識しながら書いているので、シナリオにするのはわりとスムーズなんです。『のぼうの城』の和田竜さんは、先にシナリオを書いて、それから小説にするそうですが、僕もそれに近いものがあります。

ただ2時間というのは、原作の長さに比べてかなり尺が短いので、何を強調していくかが大切です。小説は主人公の心理描写や読者の想像力をかき立てる手法を使いますが、ドラマは人間の葛藤を書いていくことがメインになります。葛藤をどう見せるかを考え、尺を意識してキャラクターをいじりました。

なので、登場人物(キャスト)の片桐春之介(星野源)、鷹村源右衛門(高橋一生)、於蘭(高畑充希)が、原作と映画ではかなり印象が異なるのではないでしょうか。映画的なキャラにするため、演技の仕どころをたくさん作り、よりエンタメ性を高めています。それと尺に収めるため、なるべく物事を前に進めて行かれるようなキャラを入れています。

例えばヒロインの於蘭でいうと、小説では優しく受け入れて協力してくれるというタイプで書いています。でも、映画では出戻りで子持ちという強めのキャラにしました。葛藤を作るため、最初は協力を断わったりします。

シナリオは葛藤が第一なので、すぐにOKとなって物事が進んだらダメ。何か頼む時は1回は断られるのが定石。『三国志』では劉備が諸葛亮を迎えるのに、断られて3回訪ねますよね。その後は積極的になって話が進む。

あと、於蘭さんをツンデレにしたのですが、ツンデレキャラを1人入れるとシナリオコンクールなどでも通りやすいと僕は思っていて(笑)、内心と違うことを言わせる。そういう定石を1つ1つやっていく。

僕はシナリオ・センターで覚えた技しか使っていないので、皆さんも基礎がしっかり身についていれば戦っていけます。

原作には殺陣はないのですが、見せ場を作るために、後半、鷹村源右衛門役の高橋一生さんの殺陣シーンがあります。ここで「御手杵(おてぎぬ)の槍」という日本3大槍の1つが出てきますが、これも映画で追加しました。『刀剣乱舞』にも出てくる槍です。

今、映画の宣伝ってSNSが強くてバズってもらうことが大事。エゴサーチしてみたら「御手杵が出てきた!」と刀剣女子の書き込みがスゴくて、いい宣伝にもなりました。これからは「刀剣女子」もそうですが「歴女」や「御朱印女子」などの好みも取り入れていくとヒットするかもしれません。

あと当時男色は当たり前で、松平直矩(なおのり)は特に男の人が好きだったので、史実通りに書いただけなのですが、ちょうど『おっさんずラブ』流行りということでウケて、世の中の潮流に乗れてラッキーでした(笑)。

現代に通じるネタ

タイトルの『引っ越し大名!』というネーミングは、柏田道夫先生に褒めていただいたのですが、江戸時代って本当に、大名があちこちに領民ともども引っ越しさせられていた。これは、大名の側から見ると大変なわけです。

僕はウィキペディアめぐりが好きで、結城秀康を調べていたら、その子孫に松平直矩がいて、「引っ越し大名」とあだ名がついていたことを知りました。そこで、引っ越しって昔からあって大変だったんだなと思いました。

ネタは現代に通じるものを選ぶようにしています。「国替え」って、現代でいうとサラリーマンの転勤です。家を買ったとたんに転勤とか、子どもが生まれたとたんに転勤とか、ムカつくってみんな思っていると思うんです。転勤族やサラリーマンの悲哀ならば、現代でも共感を呼べる。

あと時代劇の利点として、多少の無茶設定をしても時代劇だからと思ってもらえて、リアルを越えた自由な表現ができたりする。今回は出来るだけ若い人にも見てもらえるよう、いろいろ仕掛けを作りました。

国替えで7回もの引っ越しって、相当苦労しているはずです。もともと苦労を抱えている人物を選ぶと、ドラマは作りやすいと思います。

アイデアや人物のあたりをある程度つけたら、次は国会図書館や地元の図書館に行く。地元の図書館には郷土史の資料が眠っていたりするので役立ちます。そして、そのことについて本を書いている大学教授の話を聞く。地元に詳しい人がいたら聞いてみるのもいい。自分では考えつかない面白い話が聞けることがあるので、取材したほうがいいと思います。

現地に泊まり込み、ひたすら資料を読みます。文献が残っている人ばかりではないので、今回はかき集めても10冊くらいでしたが、調べると、直矩は筆まめで日記を書いていた。また、家臣を引き連れて江戸湾でハゼ釣りをするようなフレンドリーな人だったとわかった。そうしたら及川光博さんの顔が浮かんできて、直矩役をお願いしたら、やっていただけたのでうれしかったです。

松平家は徳川の縁戚で親藩なのに、7回も国替を命じられている。これは、要所に親藩を置くために国替する場合、なるべく小さな藩のほうがやりやすいので、運悪く当たってしまったのが直矩なのだと思います。彼は本当に運が悪くて、お父さんが国替えの途中で死んでしまい、苦労しているんですね。

でも映画では、当時権勢を誇っていた柳沢吉保に言い寄られたのに、断ったせいで逆恨みされた挙げ句、国替えをさせられる、ということにしました。もともとは、お家騒動の裁きで濡れ衣を着せられて、というのが史実なのですが、わかりづらいですし、男同士の恋のもつれのほうが面白いかなと脚色しました。

こうやって資料を探す中で、直矩に出会ったわけですが、主人公は春之助ですよね。主人公を誰にするか考えた時、直矩は実際にはボンボンで、みんなに好かれているけど、あまり働かない人で、葛藤が少なく、主人公として面白くないなと。そこで、プロジェクトリーダーを嫌がっている人がやらされる、というパターンにしました。

最初、春之介は引きこもっているけど、引きこもりって現代の問題でもあるし、引きこもってはいても優秀だったりします。いわゆる「リア充」の人でも、人に仕事を任せて手柄だけを持って行くような人もいるし、引きこもりの人が、実は物事をよく考えていて、友達も大切にして、本気出して活躍する。そんな人に勇気を与えられる作りにしました。

シド・フィールドの脚本術の本を読んでいる人はわかると思いますが、面白い作品には主人公が死ぬような思いをするシーンが必ずある。そこで春之介が一番辛い思いをするように、本を焼くシーンを入れました。それをやってのけた後は踏ん切りがついて、凜々しく上司に断捨離を迫ったりする。変化・成長のシーンを書けたんじゃないかと思います。

僕は、コメディだとしても史実をあまり裏切らないようにしつつ、最初に、これはコメディですよ、という宣言をしてしまいます。『引っ越し大名!』だと、先ほども話した「柳沢吉保の誘いを断ったから国替えになった」というシーンを最初のほうに入れて、「こんなことで国替えになっちゃうの!?」と観客に思わせるようにします。「この映画のリアリティラインはここまで」と分かってもらう。

大切なのは途中から変わらないようにすること。急にコメディになるとシラけてしまいます。その点、時代劇は、現代劇より踏み込んで面白いことが出来るかと思います。

あと、皆さんが時代劇を書く時に悩むのが、武士言葉では?

僕は普段から時代小説を読んでいるので、ナチュラルに書いてしまうのですが、不自然なときは現場の方からチェックが入るので直します。今は現代語に近い言葉で書かれている時代劇もあって、時代と共に変わっていくと思うので、許される範囲で現代語に近い言葉で書きたいと考えています。

作家集団はダブル受講、公開講座もすべて受講

僕はもともと工学部出身で日立製作所ではエンジニアをしていました。その後ウェブの会社を立ち上げ、自営業をしながらシナリオ・センターに通いました。8週間講座、本科、研修科と、とにかく休まずに通いました。公開講座もすべて受講、作家集団は柏田クラスと大前クラスにダブルで通いました。プロになってからも、しばらく籍があり、『引っ越し大名!』もゼミでプロットを読んでいます。

課題は毎週出していましたけど、1週間でだいたい3種類書いて、その中で一番いい作品を持っていきました。出したがりでしたね。ゼミ仲間には「絶倫」とか言われていました(笑)。最短距離で駆け抜けていった感じです。とにかく誰かに読んでほしいし、コンクールも待ち遠しくてしかたなかった。

同じゼミでプロライターになった人もいて、彼も僕と同じくらい出していて、ヤングシナリオ大賞に彼が8本出したら、僕は9本出す、みたいなことになっていました(笑)。

教室で発表すれば、みんなが感想を言って直しが出来るので、必然的にパワーが上がる。その結果、さらにヤル気をチャージしていました。

だから出し続けるのが一番だと思います。僕はあらゆるものに出していたので、『公募ガイド』誌が折り目だらけになってました(笑)。他にもいろいろ武者修行していました。

ゼミでみんなが言ってくれることは観客の反応でもあるし、自分の弱点もわかります。それに通うからには、なるべくいろんな技や定石を勉強したいわけです。詰め込み教育じゃないですけど、身につけていくために、ゼミは良い勉強法だと思います。

ずっと時代ものが続いていますが、時代劇だけを目指していたわけではないんです。『超高速!参勤交代』の時も、震災後に福島へ車で取材に行ったら鍵が開かなくなってしまって……そこから参勤交代で大名行列をしているお侍が閉所恐怖症だったら面白いと思ったのがキッカケなので、時代劇にしたんです。幸いなことに『鬼平犯科帳』が好きで、時代劇の要素はわかっていたのでよかったですね。

『超高速!参勤交代』のシナリオは個人面談で柏田先生に診てもらいました。8月中旬の面談で、忍者の描き方とか時代考証のこととかいろいろ突っ込んでいただき、1週間くらいで直して、8月末締切の「城戸賞」に出しました。そうしたら満場一致で入選して、柏田先生はひっくり返られたそうです(笑)。

無事「城戸賞」を取りましたが、やはり映画化もしてほしかったので、小説にしたり、いろいろと頑張りました(笑)。同時期に同じような成功パターンの『のぼうの城』があったのがよかったですね。

松竹さんもすぐに映画化できるというわけではなく、社内選考のハードルも高かったと思います。でも小説にして和田さんラインに乗ることができれば、なんとかいけるんじゃないかと……。

そして新しい面白い時代劇を作りたいという英断があったのではないかと思います。結果『超高速!参勤交代』は大ヒットして、それまでダークホース的な存在だったのが、一気に認められて、これはいいぞと思いました(笑)。

ちょうど『武士の家計簿』(柏田道夫脚本/森田芳光監督)があって、チャンバラのない時代劇に目が向けられてきた頃です。アイデア出しが大変でしたが、監督とタッグを組んで、なんとか上映に辿りつきました。

シナリオと小説

以前の僕は、人にそんな興味がなかったというか、自分の好きなことばかりをやっていたような気がします。でもドラマで重要な葛藤を作るには、人間のことをどれだけ知っているか……この人はどういう人か、こういう性格の人はどういう行動をするんだろうと突きつめることで映像表現に繋がる。

面白いキャラを作るのは当然として、そういうキャラだったらどういう行動で、どう映像で表せるのか。そこを考えるとリアリティが出てくる。以前はキャラがストーリーの駒になってしまうことがありましたが、勉強し始めてからは、キャラの気持ちを考えるようになりました。

演じる役者さんたちは「俺の見せ場をくれ!」と言わんばかりのガッツに溢れているので、脚本家はそれに応えないといけない。『引っ越し大名!』もスゴい俳優さんたちが出ていますから、それぞれの見せ場を作りつつ、キャラをブレさせないよう気をつけました。

「ドラマとは変化なり」と新井一先生が書いていらっしゃいますが、どう変化していくかも大事です。春之介は顔つきや言葉遣いが変わっていきますし、鷹村源右衛門は自分のためには泣かないけれど、人のためには泣く。そして、だんだん涙もろくなっていくとか。ブレないようにしながら、変化していくところを画で見えるよう工夫しました。

小説とシナリオのいちばんの違いは人称です。シナリオは神の視点で書きますが、小説は出来るだけ1人の視点で書いて、人称を切り替える時は章を分けるなどする。でないと読者がついていけなくなるときがあります。

逆に映像作品は、目の前で見ているから、人称を切り替えてもまったく問題がない。ただ、映像でモノローグを使う時もありますが、使いすぎると恥ずかしい感じになるので、そういう切り替えがうまく出来たら、小説とシナリオの両立がうまくいくのではないかと思います。

小説もシナリオもプロットは同じですが、小説は内面描写を多めにして、主人公の気持ちの変化を克明に描くことが大事です。風景は描写をしないと絵が浮かばないので、出来るだけ伝わるように描写します。

僕は書くのが早いと柏田先生に言われていました。2時間ものだと3日で書き終わります。でも小説は3日では書けません。1日5時間とか山登り的に書きます。シナリオは100メートルダッシュかな。どちらにも楽しさがあります。

プロットは割と詳し目に書きます。書いているうちにキャラが立ってきて、その通りにはならないこともあります。出版社から「プロットをください」と言われることもありますが、僕は理系出身のせいか、プロットを書くのが好きです。まず青写真を作るんです。

アイデアは、いつも10個くらい出して、1個くらい通る感じです。いっぱい書いて、どれがいいですかって見せる。こんなに書いてきたのだから1個くらい書かせてやるかって思ってくれるのかもしれません(笑)。書きたい気持ちが自然で、義務や努力にしないほうがいい。好きだから書く。これを続けていく。

シナリオの場合は書く時間は短くても、そこから直しがあるので、現実的には長くかかったりします。『引っ越し大名!』は、6~7稿くらい直しました。犬童一心監督と膝をつき合わせて、みっちり話し合ったのですが、かなりアイデアを出していただきました。そっちがこうくるならこっちはこういこうと、エンタメネタの応酬ですね(笑)。

監督のアイデアが面白いと思えば採用しますし、こっちのほうが面白いと思えば主張します。監督は、於蘭のキャラを強くして、チャンバラを入れたいとのご意向でした。あと、帰農してそのまま住み着くのがいいと言ってくれたので、そこをパワーアップして、石碑とか刀の話とかを新たに作り、キレイに終わりたいというのも取り入れました。

2時間に収めることも大事でした。あまり長くなってしまうと、現実的な話、1日に映画館で上映できる本数が少なくなる。より多くの人に観てもらいたいので、できるだけ回転させたいというのがあります。

コンクールで成功体験を積み重ねる

僕の最新刊『いも殿さま』(角川書店)について少し触れておきます。

これは、島根県で飢饉と銀山の危機を救った名代官・井戸平左衛門の話。実は物凄い悪代官の話を書こうかと思っていたのですが、探してみると意外に代官っていい人ばかりで。時代劇と全然違うじゃないと(笑)。逆に目茶苦茶いい代官が見つかった。彼を称える石碑が五百以上あって、これは相当感謝されているのだろうと。

こういうあまり知られていない人を題材に時代小説を書く時は、誰もがイメージしやすい有名人1人を出しておくと、どの時代か分かっていいです。『引っ越し大名!』でも、映画では柳沢吉保を出していますが、この小説では徳川綱吉を出しました。

そして2020年には『水上のフライト』という映画が公開されます。これはTSUTAYAで映画監督をやりませんかという公募があって、企画書を出しました。2次審査でシナリオも送って、審査員特別賞をいただきました。

配給が大きくなりすぎて監督は出来なかったんですが、撮影には多く立ち会っています。パラカヌーの選手の話で、主演は中条あやみさん。『泣くな赤鬼』や『キセキ』の兼重淳監督が監督をされています。

この題材で書こうと思ったきっかけは、僕が江東区で釣りをしていたとき、作品のモデルになったパラカヌー選手の練習に遭遇したんです。邪魔だなあと思いながら、携帯で調べたら有名な選手で、邪魔なのは僕だった(笑)。そこで取材に行かせていただきました。

欧米ではパラリンピックの選手はスターで、1億円稼いでいる選手もいるとか、違う世界の話をいろいろ聞かせてもらい、興味を持ったので暗くない感じでやってみたいと思いました。

皆さんへのアドバイスですが、コンクールはまず応募人数の少ないものに出すといい。1次が通れば「通ってる!」って思えるし、成功体験を積み重ねることができる。負けすぎないようにしたほうがいい。掴みも重要で審査員に読んでもらいやすくする。

ライターとしてちゃんと修行しているかどうかも見られていると思うので、よくある定石をうまく使うと、話も自然に面白くなっていきます。貫通目的をちゃんと作る、といった基本を押さえていけば1次は通るはず。そしてアイディア、キャラクター、ストーリーの3つを磨けばいい作品になります。まずは自分の得意なものを見せつけて、必ず葛藤を入れる。

シナリオを書くのは楽しいことです。逆に言うと楽しくないと生き残れないし、物凄く苦痛になります。楽しいことを続けて、それが仕事にできたら最高ですよね。プロになれば、プロデューサーに相談できるし知恵をつけてくれますので、少し楽になると思います。

まずはコンクールに通ってデビューする。そのためにシナリオ・センターの力をフルに使い、いろんな人に聞きまくり、アイデアをもらい、研ぎ澄ました作品で最初の壁を突破してください。好きなことを仕事にしましょう、頑張ってください!

〈採録★ダイジェスト〉THEミソ帳倶楽部「映画『引っ越し大名!』を書いて―学んだ基礎技術だけで戦ってきた―」
ゲスト:土橋章宏さん(小説家・脚本家)
2019年9月13日採録
次回は2月22日に更新予定です

プロフィール:土橋章宏(どばし・あきひろ)

大阪府生まれ。関西大学工学部卒業。元作家集団所属。2011年、『超高速! 参勤交代』が第37回 城戸賞の最高賞「入選」を、同賞初の審査委員オール満点で受賞。同作を自身で小説化し2013年に講談社から刊行。2014年に松竹の製作・配給で映画化され、第38回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第57回ブルーリボン賞作品賞を受賞。脚本家としては、『無用庵隠居修行』シリーズや『大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~』(原作『駄犬道中おかげ参り』も)、『十三人の刺客』、映画『水上のフライト』(企画も)などを手掛けている。小説家としても、『超高速! 参勤交代 老中の逆襲』『幕末まらそん侍』『引っ越し大名三千里』『いも殿さま』など著書多数。

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