menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター
日本中にシナリオを

みんなの人生にもシナリオは活きている
日本中にシナリオを!

子どもからお年寄りまで、すべての人にシナリオの力を!
あなたの毎日に役立つシナリオの活用例がここにあります。

言葉を受け取った人の気持ちを考える物語作り
@子どもスマイルイベントinサンシャインシティ

言葉を受け取った人の気持ちを考える物語作り@子どもスマイルイベント

シナリオ・センターでは、学校や様々な施設で、
子どもたちに向けた出前授業「キッズシナリオ」を実施しております。

今年も「子どもスマイルイベント in サンシャインシティ」(主催:一般社団法人 東京キワニスクラブ、豊島子ども WAKUWAKUネットワーク)にて実施させていただきました!

※これまでの実施模様はこちらをご覧ください。

▼2025年
勉強であり学びでもある物語作り

▼2024年
物語を書くなら何から始めればいいか

▼2023年
シナリオは年齢不問・万国共通のコミュニケーションツール

=今回の概要==============

・サービス名:「じぶんだけのものがたりをつくってみよう!」
・目的:登場人物のキャラクターを作って物語を書く
・対象:池袋近くに住むひとり親家庭の子どもたち(28名)
・時間:約1時間

▼GIGAスクール対応プログラム「キッズシナリオ」詳細
https://sites.google.com/view/kids-scenariocenter/home 

====================

水族館で楽しんだ後は、シナリオ作りを楽しんでいただきます!

「子どもスマイルイベント in サンシャインシティ」では毎年、前半は水族館を、後半はシナリオ作りを楽しんでいただきます。

言葉を受け取った人の気持ちを考える物語作り@子どもスマイルイベント

水族館を楽しんできた子どもたちが教室に入ってきます。

昨年参加してくれた子どもたちも、ちらほら。
でも、ほとんどの子どもたちが初体験の物語作りです。

「作文得意な子!」と聞くと、しーん。

「ちょっと苦手な子!」と聞くと、バッと手が挙がります。

保護者の方々も苦笑いをうかべながらも「そんなうちの子だけど、書けるのかな!?」とちょっぴり不安な様子。

でも大丈夫。
しっかり物語続くコツを、今回担当したシナリオ・センターの堀田りえこ講師と一緒に
みんなで楽しく物語を書くことができました!

こどもたちは、親が思う以上の発想を広げてくれます。
そして、大人が想う以上に考えてくれます。

前回このイベントの担当した田中が、今回は縦横無尽に書きまくる子どもたちと、
それを見守る保護者の皆さまの様子をシナリオ・センターの田中がリポートさせていただきます。

「子どもたちに向けた体験型イベントを何か開催したい!」という企業の皆さま、
シナリオ・センターのキッズシナリオの様子を是非ご覧ください。

じぶんだけの物語をつくる手順①主人公のキャラクター

*

子どもたちにはまず、物語の主人公である「ヒーロー」についてのアイデアを出していきます。
キャラクターはイラストを見て考えていきます。

「登場人物のキャラクターを考えよう」と言われると難しく感じるかもしれませんが、
名前や口ぐせ、得意なこと、にがてなものなど、具体的なことを考えていくと、
子どもたちのアタマの中でどんどんイメージが膨らんでいきます。

どんどん発言する子、
友だち同士で相談しながら書き進める子、
静かにキャラクターシートに書き込む子。
物語作りの始め方は、人それぞれ。

すると、「なーに、それぇもぉ!」とどこからか大人の声が聞こえてきます。
近づいてみると、とある子がキャラクター表の口グセの欄に「バカ!」と書いてあります。
どうやら元気な性格らしく、元気すぎて少し乱暴な面もあるので、口グセが「バカ!」なんだそう。

でも堀田講師もテーブルの合間を縫って見ている私も、
「バカ」なんて言うキャラクターはダメですよ、とは言いません。
むしろ「いいじゃない!」と背中を押します。

保護者の方は、ちょっと厳しめの視線を子どもたちに向けます。
大丈夫です。今のところはこれでOKなんです。
※その理由は、のちほどお伝えします。

じぶんだけの物語をつくる手順②主人公の相棒のキャラクター

ヒーローのキャラクターが決まったら今度は主人公の相棒のキャラクターを考えます。

さっきは自由に主人公のキャラクターを考えてもらいましたが、
今回は「主人公を困らせる」相棒、という条件つき。

それでも、すらすらと書いていく子どもたち。
のんびり屋や、イヤミを言ってくるいじわるな性格だったり、
破天荒過ぎて、次何をするかわからないキャラクターだったり……。

名前もユニークで面白い!
「せいそう太郎」と「せいそうこ」。ゴミと戦うコンビ。
戦いが好きな「ファビオ」と、争いごとが苦手な「あすみ」。

あれ。もう物語もできてきてるではないですか!
ヒーローを困らせるキャラクターなので、くちぐせもこれまた豪快です。

せいそうこは、「きたないの、大っっっ嫌い!」
あすみは、「やめてやめてやめてやめてーーー!」

他にもクールな感じでに「は?」という言い返す口ぐせのあるキャラクターもいたり、記号を書き連ねる子も。
もはや解読できない何かを言いまくっているキャラクターもいたり、思い思いに書いていきます。

一方、ヒーローの口ぐせを「バカ」とつけたキッズはどうでしょうか。

口ぐせを書く欄をみてみると、「ぶん殴ってやる!」
保護者の方に目をやると、
ヒーローのキャラ作成時以上に冷たい目で我が子を見ています……。

あ……。あ、あの、とにかく大丈夫です。
ヒーローと相棒のキャラクターが決まったら、いよいよシナリオの作成へいきましょう。

じぶんだけの物語をつくる手順③キャラクターを活かしたシナリオ作り

シナリオ・センターオリジナルのシナリオプリントに、
セリフ(登場人物が喋る言葉)やト書(登場人物の動作や表情)を書きこみます。

キャラクター表に書いた性格や口グセなども活かしながら、書いていく皆さん。

「バカ」が口グセの主人公を描いた子も、
セリフに「バカ」と書き込みます。
すると、空を見つめます。
保護者の方は、その様子を、じっと見つめていました。

そう。この子は、主人公に「バカ」と言われた相棒がどんな気持ちになっているのか、考えているのです。

そして、このキャラクターだったらどう言い返すかを考えている。

これが、シナリオの大事なところ。子どもたちにシナリオを書いてもらう意義、
といっても過言ではありません。

「バカ」や「アホ」と書いちゃダメ、とは言わないのは、
これをしてほしかったから。

言われた相手はどんな気持ちになるのか。
そしてその気持ちになったら、どんなふうにリアクションするのか。

鉛筆が止まっているので、その子に聞いてみました。

「バカって言われたら相棒の子ならどんな気持ちになる?」
「……嫌な気持ち」
「嫌な気持ちになるんだね。じゃあ、なんて言ったりするの?」
「えっと……」
「さっき書いてくれた相棒のキャラクターってどんな子だったんだっけ?」
「あ……」

相棒のキャラクター表を見るなり、何かを思いついた様子で、
再びシナリオプリントに鉛筆の先を向け始めます。

この相棒のキャラクターならこんなこと言いそう、だとすれば次はこんな展開になる……と、
ひとの気持ちを考えれば考えるほど、湧き出てくるのです。

保護者の方も興味津々で、シナリオをのぞき込んでいました。

じぶんだけの物語が、人の気持ちを考えるきっかけを与えてくれる

人の気持ちを考えるためのツールはいろいろありますが、
“シナリオ”という方法は、とても有効です。

今回のイベントで参加者の28人が物語作りを通して、
それぞれ思い思いにキャラクターの気持ちを考えたことになります。

キッズシナリオをやっていくと鉛筆をとらない子、
なかなか文字として書かない子もいます。
でも、それでいい。

なぜならその執筆時間の間、ずっと人の気持ちのことを考えているからです。

大人は時に、こういうことは書いてはダメ、とか、
成果としてあげなければ意味がない、などと思いがちですが、大切なのはその過程。

これからも考える子どもたちを見守り、
子どもたちに参加して面白かった、と言ってもらえるようなイベントを開催したいと思います。

この取り組みに参加したい、協働で開催したい、という企業の方がいらっしゃいましたら、
是非お気軽にこちらまで。お問い合せ、お待ちしております。

▼シナリオ・センター
TEL:03-3407-6936
MAIL:scenario@scenario.co.jp

※いろいろな施設や学校で出前授業「キッズシナリオ」も実施しております。
事例をご紹介しておりますので、「ご参考までにご覧ください。

コミュニケーション力 を上げるシナリオ研修 事例まとめ

子どもたちにむけて実施するキッズシナリオについて:出前授業やオンライン創作クラス「考える部屋」

・小学5.6年~中学生向けオンラインクラス「考える部屋」
創作が好きな子どもたちが日本全国から集まって、切磋琢磨する特別クラスです。創作を楽しみながら、考える力を身につけていきます。
>>詳細はこちらをご覧ください。

・出前授業
シナリオ・センターは、1970年創立。優秀なシナリオライター・脚本家、プロデューサー、ディレクターの養成を目的に創設以来、700名以上の脚本家や小説家が誕生しています。2010年から「日本中の人にシナリオを書いてもらいたい」という思いから、小中学校への出前授業として『キッズシナリオ』プロジェクトを開始。創作を楽しみながら、想像力と表現力が身つくカリキュラムを提供しています。
>>ご参考までにこちらの動画を。

※キッズシナリオの活動をアシストくださる方、随時募集中です!
シナリオ・センターが小学校・中学校で実施しているキッズシナリオの活動を後押ししてくれるアシストの方々(個人・法人)を募集中しています。手弁当で実施しているので、アシストしてもらえるととても助かります!
>>ご興味のある方は、こちらをご覧ください。

シナリオ・センターでは、小学校や中学校など教育団体への出前授業を実施しています。オンラインでも実施可能です。「こんなことを子どもたちに伝えてほしい…」というお悩みがあれば、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ