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脚本家に必要なこと/新人がチャンスを掴むには

2013.05.20 開催 THEミソ帳倶楽部 「監督たちが考えるシナリオライターの育て方~映画『6月6日』を撮って~」
ゲスト 柏原寛司さん(映画監督)、原隆仁さん(映画監督)、石井良和さん(映画監督)

シナリオ・センターでは、ライター志望の皆さんの“引き出し=ミソ帳”を増やすために、様々なジャンルの達人から“その達人たる根っこ=基本”をお聞きする公開講座「ミソ帳倶楽部 達人の根っこ」を実施しています。そのダイジェスト版を『月刊シナリオ教室』(今回は2013年9月号)よりご紹介。
出身ライターで映画監督の柏原寛司さん。彼を含めた5人の映画監督が集まり、オムニバス映画を作った。それが、「戦い」というキーワードと時代設定だけ決めて、それぞれの世界観で短編を撮って編集した映画『6月6日』。その公開を記念して実施した公開講座のダイジェスト版をご紹介。原隆仁監督、石井良和監督にもおいでいただき、柏原監督による司会進行で、映画作りの根っこや、新人ライターに求めるものなどについて話をしていただきました。

監督それぞれの経歴

〇柏原:僕はシナリオ・センターの1期生です。創立者の新井一先生がシナリオ作家協会の「シナリオ研究所」の講師をしていた時に、僕が生徒として入ったのが最初の出会い。その授業が終わった後も、新井先生の自宅で私塾のような形でシナリオを教わっていました。

ある日新井先生が「今度シナリオ・センターというのを作るから、お前も入れよ」と。それで1期生として入ったんですね。

東宝企画の『クレクレタコラ』という番組から、新井先生経由でライターの要請があり、僕も含めて5人が参加することになりました。それがデビュー作です。その番組のプロデューサーが「今度ショーケン主演の『傷だらけの天使』というドラマをやるけど、書いてみるか」と声をかけてくれまして。その5人で『傷だらけの天使』を書くことになったんですね。

その後、松田優作主演の『俺たちの勲章』のために、地方を回ってアクションのロケ地探しのアルバイトをしていたら、「キミは『傷だらけ~』を書いたんだよね。じゃ、これも書く?」という話になって、書かせてもらいました。それが大学4年くらいまでのことで、そのままライターになったというわけです。

本当は僕は監督になりたかったんですよね。当時は助監督から監督になるのは難しかったので、それでホンを書いてライターになったんです。途中から監督もやり始めたんだけどね。というわけでシナリオ・センターと新井先生には大変お世話になりました。

今回『6月6日』というオムニバス映画を撮りました。新人のライター5人に書いてもらっています。俺もライターだけど自分で書くのが面倒くさくなっちゃって(笑)。なんとか若手を育てていこうと思ってるんですよ。今日来てもらった2人の監督にも、どうやって新人を育てていくかについて話してもらおうと思っています。

〇原:私はこれまで一切シナリオを勉強したことがありませんでした。映画を撮るためにシナリオが必要だと言うことも、かつては知りませんでした。学生の頃は、「俳優が監督と一緒に話し合って作っていくんだろうな」と漠然と思っていたんですが、大きな間違いでしたね。製作の現場に入って初めて、シナリオが作品の中で大きなウエートを占めていると知った次第です。

その現場とは、ショーケンと水谷豊の『傷だらけの天使』だったのですが、そこで監督がシナリオをどうやって撮るのか、役者がシナリオからどう演じるのかということを学びました。現場で目の当たりにできたことが一番良かったような気がします。

『傷だらけ~』は70年代の伝説的なテレビドラマですが、僕が携わった時には神代辰巳監督、深作欣二監督、工藤栄一監督、恩地日出夫監督、そういった錚々たる顔ぶれで、社会的な内容をビビッドに撮っていらっしゃった。一流の俳優と一流の監督の現場を体験したことは、僕にとって映画作りの礎になっている気がします。現場でしかわからないことも多々あるので、今日はそういったことをお話しできればと思います。

〇石井:僕は、大学を辞めてフラフラ映画を観ていた時に、柏原さんの家の近くの喫茶店で皿洗いをしておりまして、「どうしても映画の仕事がしたい」とお願いして、現場に入りました。当然、映画やシナリオについて学んだりしない状態で入ったので、毎日現場では怒られてばかり。

最初の1本で辞めようと思ったんですが、だんだんと現場にいる楽しみを見出しました。やっぱり物を作るのは楽しいんですよ。自分がやったことが画に反映されることが嬉しくて。それで何十年か経って今に至るわけです。

助監督は台本が届くと、そのシナリオを分解していきます。サード助監督であれば小道具、セカンドなら衣裳や現場の仕切り、チーフだと撮影スケジュールも考えながらシナリオを分解していく。そんな風に現場で学んだだけで、シナリオについてはきちんと勉強していません。だから、今、監督になって苦労しています。

新人は書く速度も大事

〇柏原:原監督は光和インターナショナル制作の仕事をたくさんしているよね。その会社が自社でライターを育成していこうということになり、育てた中のひとりが大森寿美男さん。

〇原:大森君とは何本か一緒にやっています。彼は才能のある人ですが、それ以前に、書く速さがすごい。夕方打ち合わせをすると次の日に100枚くらい書いてくるんです。その100枚を読んで、また打ち合わせをして、翌日に150枚くらい書いてくる。これは本当にすごいことです。脳と指と一緒になって、ワープロを打っているというのかな。

〇柏原:俺もそういう時期があったよ。今は脳と指がバラバラだけど(笑)。

〇原:その速度は才能だと思うし、何度も100枚200枚と書き直しができる、メゲないことも才能だと思う。彼はそれがすごかった。

〇柏原:それは大事だよね。大体みんなのような新人がチャンスをもらう時というのは、プロが急にヘタったりして代わりに呼ばれるというパターン。そういう時に速く書けることは何より大事だね。若い頃はとにかくスピード。つまり、エンドマークを書きこむ力が必要ということ。

短い時間でエンドマークを打つということは、他人に何と思われようが、なにしろ書いてしまう。他人に良く思われたいと思うと、書くのに時間がかかってしまうから、気にせずに書くこと。これが若い人に求められていることだね。俺も昔先輩から「恥はかけばかいたほど上手くなる」と言われました。恥かいた方が上手くなるから、かいた方がいいと。ホンを書かなければ恥もかかない。要するにホンを書けということだね。

この業界は、基本的にいつでも新人ライターを探しています。プロデューサーは新人を育てたいんだよね。それがプロデューサーのポイントになるから。我々もプロデューサーに育てられた。当時のプロデューサーは偉くなって引退し始めているんだけど、その後輩たちが自分のライターを育てたがっている。だから絶対にチャンスはありますよ。いざっていう時に力を出せるためのトレーニングが、このシナリオ・センターのような学校というわけだね。

俺も20枚シナリオを随分書いたけれど、20枚シナリオの良いところは、テーマを決めて書くということ。テレビドラマだと必ずテーマがあるから、20枚を120枚にするだけ。基本的にはそんなに変わらないんです。短いものを長くするのは意外と簡単なんだよね。だから20枚シナリオの訓練をしておけば、プロの現場に行った時に役に立ちます。

市川森一さんは、いいラストシーンを思いついたら、そこから逆算して話しを創ったりするらしい。テーマのことを我々は「ヘソ」と言うんだけど、ヘソが決まると話は書きやすい。若手が続かない理由って、話が作れないんだよ。でも20枚シナリオで、ある程度テーマに沿って書くことに慣れていれば、長いものも書けるようになりますよ。

俺はあちこちでシナリオの講師をやっていて、比較的若手を育てている方だけど、その中で一番売れているのは武藤将吾。今は『家族ゲーム』を書いてますね。彼はアクションものが好きで俺の講座生だったんだけど、フジテレビのヤングシナリオ大賞で佳作になった。佳作くらいがちょうどいいんだよね(笑)。フジテレビは当時トレンディードラマ全盛で、女性向けのドラマがほとんど。

でもフジテレビの中にはそういうのじゃないドラマをやりたいと思う人がいて、武藤君に目を付けた。そのチームで、最初は深夜に『傷天』のようなアクションをやったんですね。その後彼は『電車男』や『花ざかりの君たちへ』で当てて、『クローズZERO』で映画に行った。武藤君も書くのが速かったですよ。プロデューサーだけでなく、監督だって若いライターとやりたいと思っていますよね。

 

アイディアのキャッチボール

〇原:そうですね。速さもそうだけれど、新人に限らずシナリオライターの人に対してすごいなと思うことは、シナリオを読めばその人が書いたなとわかる、その人ならではの文体があること。自分の文体を見つけることも大事かな。文体、つまり言葉。自分なりの言葉を見つけると、すごく広がっていくし、書く速度も格段に上がっていくと思いますよ。

やっぱり差別化だからさ。誰かと違うことを身に付けなければいけないじゃない。書くのが速いってことは、それだけで武器だから、圧倒的に早く書けるようにした方がいいと思いますよ。たとえ「起承転結」や「序破急」がなくても、文体から勢いを感じると、引っかかってくるわけです。「こいつ、すごそうだな」って。「すごそうだな」と思わせられるかどうかが勝負だと思います。その後、現場で実力をつけていけばいい。

言葉にはリズムがある。昔の映画なんかは特にそう。リズムがあると言葉がきれいに聞こえる。きれいな言葉を使うと作品に深みが出ます。だからシナリオライターには言葉を勉強してほしい。それも武器になると思いますよ。

〇柏原:アンテナを張り巡らせてね。面白い言葉に出会ったら、そこから発想を広げて1本書けるように。

〇石井:僕が若いライターの人とやってみたいことは、キャッチボールですね。『6月6日』では、僕は2本目を撮らせてもらいました。初めに1945年の話を作ってくれといわれたんですが、1945年なんて昭和の時代劇ですよね。衣裳もロケ場所も言葉遣いも、普通にはできない。監督としては大変だなと思いました。自主映画なので予算は監督が全額持ち出し。どんなことができるんだろうと考えて、柏原さんに相談して新人ライターを2人紹介してもらったんです。

僕なりに「こういうことがしたい」とプランを立てて、それに対して、予算にはまる形でシノプシスを書いてもらいました。それを基にキャッチボールをして、2本のシノプシスを完成させ、プロデューサーや柏原さんに見てもらい、最終的に1本を選びました。

今回良かったのは、僕が思っていることを新人2人に投げたら、思ってもいなかった新しいアイデアで膨らませてくれたことです。その良いところを全部もらって撮影に臨むことができました。

〇柏原:監督ってズルいんだよね。自分で脚本を書く監督はあまりよくない。黒澤明なんかもズルいでしょう。あれだけすごいライターを揃えて、最後には全部自分の手柄にするわけだから(笑)。黒澤さんは自分でもシナリオを書けるけれど、自分が書くとつまんない。すごいライターを集めていいとこ取りをして、すごいカメラマンを使って、すごい役者を使って、全部を自分の手柄にするのが映画監督というわけ。

俺なんかも、自分で書けば速いんだけど、撮る立場になってみるとつまらないわけ。プラスアルファがないから。他のライターの良い部分を取りたいっていう欲望が湧いてくるんだね。だから誰か他のライターに「一緒にやろう」って声を掛ける。

自主映画や準メジャー作品では予算がないから、脚本料の高いライターには頼めないわけ。だから、ギャラの安い新人には絶好のチャンス。プロデューサーも、企画を通すために脚本が必要な場合は、初めからギャラを払えない。だけど、才能のある新人と一緒にシナリオを作っていきたいと思っているプロデューサーはいっぱいいるからね。テレビのコンクールもいいけど、映画の現場にも若手のチャンスはたくさんある。

面白い本を書くには自分の考えをさらけ出すこと

〇柏原:さっき原監督が言っていたように、ライターは個性が勝負。あまり変な個性があるのも使いにくいんだけど。俺が若いライターのホンを読んでつまんないと思うのは、気取っているホンだね。モノを作る作業っていうのは、一種のストリップ。どうしても自分が出ちゃうわけ。自分を出すのを恥ずかしがって隠そうとすると気取ってしまうから、ホンとして面白くなくなる。とにかく自分の考えをさらけ出して、気取らないこと。そうすれば面白いホンが書けるようになるんじゃないかな。

〇原:無理して言葉を作ると気取ったセリフになる。自分のセリフじゃないからね。

〇柏原:売れてるライターを見ると、ほぼ全員、ライター本人のキャラクターが面白い。「こいつが書いたからこうなるんだな」ってわかる。会ったことはないけど、クドカンもそうだろうね。彼は劇団で書いてきたから、良くも悪くも男遊びなんだよ。女ものの恋愛なんかを書くより、男同士の話が面白いんだよね。三谷幸喜もそうだけど、やっぱり本人の個性が出ていないとつまらない。

那須真知子さんなんか、小っちゃい体で打ち合わせにナナハンに乗って現れて、それがメチャクチャカッコいいんだよ。そういう個性があるから、「あ、これは那須真知子が書いてるな」とわかる。それがストリップしてるってことなんだろうね。

シナリオはひとりで書く作業ではないので、まず友達がいる方が良い。色んなところに行って遊んでいる方が良い。最近、女性の方がホンが面白いわけよ。なんでかっていうと、女性は遊んでるんだよね。女性は流行りもの好きで、雑誌なんかに載っているとすぐに行ってみる。美味しいもの食ったり、女同士でワイワイやってるから会話が面白い。ところが、モノを書いている男って暗いんだよ(笑)。頑張んなきゃダメだね。

〇原:監督とシナリオライターって相性があるんだよね。自主映画の監督でも、プロのスタッフでももちろんいいけれど、友達になることを勧めます。まずは知り合って、自分をアピールして、考えをキャッチボールしていくこと。ただ机の上で書いているだけじゃ、実際的じゃないよね。

さっき話に出た那須真知子さんのご主人は那須博之監督で、ふたりで面白い作品を作った。「この人のためにもっと面白いものを」とか「こいつのために頑張って撮ろう」っていう思いがすごく大事なんです。人の思いがシナリオの思いになったりするから。どんどん場を広げて、友達を増やした方が良いと思う。

〇柏原:自主映画の監督に、これから売れていきそうな勢いのあるやついっぱいいるから。

〇原:そういうのを捕まえて……(笑)。

〇柏原:そう。自主映画系の監督は映画館によくいる。「ようこそいらっしゃいました」なんてさ。映画の後は決まって飲みに行ったりするから、そういうところで「お前ホン書いてるの? じゃ今度持って来いよ」という話になるだろうし。ここで学んだ技術を、自分で積極的に生かしていった方がいいね。プロのプロデューサー、インディペンデントの監督、みんな本当にライターを探してるから。チャンスなんだよ。

シナリオライターは筆力と性格だ

〇柏原:新井一先生が昔、「お祭り向きのやつがシナリオライターに向いている」ってよく言っていた。俺はプロデューサーに「誰か若手で書ける人を紹介してください」とよく言われるんだけど、紹介する人を選ぶ基準は、性格だね。ある程度書けることは大前提で。プロデューサーとうまく付き合っていける人、プロは大体そういうタイプですよ。気位が高い人は、向こうも嫌でしょう。

〇原:人間同士だからね。人それぞれ、苦手なタイプもいるだろうし、難しいよね。打ち合わせの時は自我を出さず、シナリオで出すように(笑)。かといって、押すべきところは押さなきゃいけないだろうし。その辺のさじ加減が難しいね。

〇柏原:シナリオ・センターの仲間の大川俊道。あいつはいい加減だけど、人に紹介すると好かれるんだよ。ホンがダメでも好かれる(笑)。キャラクターだよね。人に誰かを紹介するのも結構大変で、「こいつだったら紹介しても大丈夫」というレベルまでいかないと紹介はできないね。今回の作品もライターとワイワイ話し合って上手く行ったけど、それができないと、いい作品にするのは難しいよね。

〇原:僕は監督をする時には、まず物語のポイント、つまりヘソを押さえる。シナリオライターも同じだと思います。そのポイントがどこかってことを、二重三重に理論武装する。そして打ち合わせの時に、そのことに触れてこないプロデューサーや監督はダメだと思っていいです。そのポイントをちょっと崩された時に、「違うと思います!」なんて反論すると「帰っていいよ」って言われちゃうから、「そうですよね」と言いながら自分の核を守る、それがテクニックかなと思いますね。

〇柏原:4人くらいプロデューサーがいたら、一番力があるやつの言うことは聞く(笑)。他の3人の意見は、一部入れてやる。そして自分のやりたいことはキッチリ入れる。それがプロってもの。いかに頭が柔軟かというのもプロにとっては重要な要素だね。

俺みたいなタヌキになってくると、自分のホンの欠点もわかっちゃう。第1稿を渡した時にそこを指摘してこないプロデューサーは、ダメ(笑)。逆にしっかり突いてきたら、「大したもんだ。この現場は大丈夫だな」と思うんだよね。

『傷天』の時、深作欣二監督に、市川森一さんがこう言われた。「キミのホンは上手くないけど、ヘソがあるからいいね」。ヘソ、つまり自分の書きたいことがハッキリしていること。ヘソがあると、他が多少ダメでも面白い。

〇原:君たちの書いたヘソをわかってくれる監督は必ずいるから、自信を持ってヘソを書いてください。

〇柏原:シナリオライターという仕事は楽しいですよ。自分の書いたものを役者が演じて、映像になっていく。

〇原:一度そういうことを経験すると、モチベーションが変わってくるよね。「私の書いたセリフを、誰それが言ってくれた」とかね。

〇柏原:1本名前が出ると、親・親戚の態度がコロッと変わるからね。それまではせめて頑張った方が良いよ。

〇石井:僕はこれから若いシナリオライターとやっていきたいと思っていきたいし、結構今困ってます。ぜひ皆さんと一緒に企画書など作っていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

〇原:出る杭は打たれると申します。打たれるほどにシナリオライターは強くなっていくものですから、どんどん打たれてください。家の中にいるだけじゃなく、フィールドに出て、経験して、吸収していってください。

〇柏原:ひとりでも多くの人がプロになってください。今日はありがとうございました。

出典:『月刊シナリオ教室』(2013年9月号)より
〈採録★ダイジェスト〉THEミソ帳倶楽部――達人の根っこ
「監督たちが考えるシナリオライターの育て方~映画『6月6日』を撮って~」
ゲスト:柏原寛司さん(映画監督)、原隆仁さん(映画監督)、石井良和さん(映画監督)
2013年5月20日採録

次回は5月28日に更新予定です

 

プロフィール

柏原寛司(かしわばら・ひろし)
シナリオ作家・映画監督・社団法人シナリオ作家協会会長。1974年「傷だらけの天使」で脚本家として本格的にデビュー。主な脚本作品は、映画では『ルパン三世DEAD OR ALIVE』『あぶない刑事シリーズ』『ゴジラvsスペースゴジラ』『名探偵コナン 紺碧の館』など他多数。テレビドラマでは『太陽にほえろ!』『大追跡』『大都会』『探偵物語』『西部警察』『キャッツ・アイ』『刑事貴族』『警視-K』など他多数。

原隆仁(はら・たかひと)
1984年にテレビドラマ『西部警察PARTIII』で監督デビュー。1989年、『べっぴんの町』で長篇映画を初監督。主な監督作品は、映画では『夜逃げ屋本舗』シリーズ、『OL忠臣蔵』『お墓がない!』『いらっしゃいませ、患者さま。』など他多数。テレビドラマでは『はみだし刑事情熱系 第1シリーズ』『夜逃げ屋本舗』『泥棒家族』『笑ゥせぇるすまん』など他多数。

石井良和(いしい・よしかず)
ゴジラシリーズやウルトラシリーズ、『亡国のイージス』などの助監督、メイキング演出などを経て、2006年に『クール・ディメンション』で長篇映画監督デビュー。主な監督作品としては、映画では『クール・ディメンション』『必殺キャバ嬢』、テレビドラマでは『ウルトラマンギンガ』『ウルトラマンギンガS』など他多数。特撮の監督や助監督もされており、映画では『沈まぬ太陽』『GANTZ』『GANTZ PERFECT ANSWER』などを担当している。

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