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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

描くというアナログ作業

ひよっこシナリオブック

アナログ

シナリオ・センター会長の小林です。今日の東京は今年一番寒さとか、確かに結構冷え込んでいます。くれぐれも暖かくしてお過ごし下さい。

GMOへのサイバー攻撃って、アナログの私からするとさっぱりわからないのですが、毎日一人ずつ解析した順に公表してやるという脅しって、人質を一人ずつ殺していくぞと言うのと同じくらい大変ことのようですね。
サイバー攻撃とは違いますが、シナリオ・センターもプログラミング言語「PHP」の脆弱性の注意喚起に合わせて、2日間ほどHPを止めて必要なセキュリティ対策を実施したくらいですから、あちらこちらで大変なことになっているのでしょう。
スマホのメールなどからも、通信の不具合で届かなかったとか言ってきていました。
シナリオ・センターは、現在は推奨のバージョンとなっており、現時点で確認した範囲では、不正アクセスや個人情報の漏えいは確認されていないそうで、ホッとしました。

便利は不便です。
昔はよかったとは言いませんが、どこまで便利になれば人間は気が済むのかなと思います。
そして、便利と共に失っていったものはなんだろうかと、AIに人間が滅ぼされると言われる時代、だからこそ人間としてのあるべき姿をきちんと本気で考えなくてはならないのではと思います。
今、いらないものの一番は、核兵器です。

原動力

今日は5週目なので、ゼミ教室がありません。シナリオ8週間講座の修了、最後の講座だけです。
事務局スタッフも2人がお休みをしているし、そのせいか、なんとなく静か。これで暖房なぞ入ったら、眠くなりそう。寒くてよかった。(笑)

出身ライターの岡田惠和さんが新聞一面で、「淡々と生きる人間を描く『天職』」と脚本家としてのなれそめからご自分の作風について語っていらして、「東京・青山のシナリオ・センターに通い、脚本のスキルを学んだ」とお話ししてくださっていました。
講座修了後進級されたゼミについても話されていて
「自分の書いた短い脚本を10人ぐらいが囲む円卓で朗読し、みんなが色々な意見を言うのだけれど、一切弁明をしてはいけないんです。『どうやったらそんなに意地悪な見方が出てくるのか』『こんなことも伝わらないのか』と思うわけです。逆に自分の記憶にない表現が『よかった』って言ってくれる人もいる。
脚本家は自分と全く違う気持ちを考えるのが仕事。すごく向いているというか、『天職なんじゃないかとな』『自分にも生きる場があるかも』と思えました。」と。

ゼミナールの本質を話してくださっているなぁとありがたく思いました。
ゼミナールは、自分の作品を色々な人に色々な視点で意見を言ってもらう場所で、そこで知ることは、自分の作品そのもののことだけでなく、「人は皆違う」から伝え方を考えなくてはいけないということを学ぶ場所でもあるのだと思うのです。
私達がやっているゼミでの講評もまた添削も、そこに人間としての存在がないとできないことなのです。
AIではない生きている人間が「人間を描く」からこそ成り立っているのが創作で、ドラマであり、小説やアニメの魅力になるのではないかと思うのです。
色々な人の視点を知るためにも多くの人と接して欲しい、自分を知るためにも作品を読んでもらってほしいと思います。
それがまた書き続ける原動力になるのです。

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