頑張れ!
シナリオ・センター会長の小林です。まだまだ強い日差しが肌を刺します。エアコンの利いた部屋に入って、つらい想いもせずに仕事ができることは本当にありがたいことです。
エアコンも水も足りないところで寝起きし、家も崩壊されている熊本の被災者の方々はいかばかりかと気にかかります。この歳では現地でのボランティアは足手まといなので、いくばくかの遠方支援しかできませんが、お上のせこい援助は何とかならないものでしょうか。
女性だからというとこれまた差別的になりますが、まだまだ女性差別はかわっていないのでいわせてもらうと、絶対的に応援したいのはICCの赤根智子所長。
アメリカの制裁発表を受けても、プーチンにも脅かされても「私が死んでも裁判官の代わりはいる」と怯まず言い切る人です。
当然ICCは揺るぎない支持を表明していますが、日本のお上は「大変残念に思っている。これからも米国を含む関係国と意思疎通を継続しながら対応していく」としか言わない。仲良しなら媚びを売るだけでなく、やってはいけないことはいけないとちゃんとお友達として話して欲しいものです。
皇室典範の件でもそうですが、まだまだ女性は差別されており、いつまで女性は差別し続けられるのだろうかと悲しくなります。
最近はむしろ女性差別が強くなっているような・・・。何かの本で読んだのですけれど、男性が女性を差別するのは、すべてに対して女性の方が男性より優れているからという説もあるらしい。だよねぇ~。(笑)
私は、男女差は機能の違いだけのことだと思っているので、それぞれが持っている機能に合わせてうまく動けばいい、差別ではなく区別すればいいと考えています。
ま、ともかく今は、赤根さん頑張れ!です。
シナリオ写経
いやぁ、面白いことをやるなぁと思いました。8月27日(木)に行う「新シリーズ書くエクササイズ」~『シナリオ写経編』
なんでも簡単にAIですませてしまう時代に、「シナリオ写経」って、ある意味逆行している感がありますが、これはすごいと思いました。
ゼッタイにやるべきだと思っても、でも一人では面倒くさい。明日にしようってなる。でも、でも周りもみんなでやればその気になる・・・うん、いいですね、「シナリオ写経」。これこそ人間だからこそできることです。
その昔、映画も朝から晩まで1日何回でも見ていられることができた時代には、映画を見ながらひたすら口述筆記してシナリオを学ばれたシナリオライターの大先輩が沢山いらっしゃいました。
今は、ありがたいことにシナリオも本になっていますし、センターの月刊シナリオ教室も月刊シナリオやドラマ誌にもシナリオは載っていますので、暗闇の映画館でコツコツ・・・ということは必要ないし、ま、映画館は1回で出されちゃうから1日いるというのも無理ですしね。(笑)
シナリオ写経とは、お経を写すように、既存の好きな映画や、ドラマのシナリオ(脚本)を書き写す創作トレーニング法。映像化された脚本やコンクール受賞作を書き写します。
実は“シナリオ写経”は、数々の脚本家・小説家も実践しています。
シナリオ・センターの出身ライターの岡田惠和さんも山田太一作品を、森野マッシュさんも向田邦子作品の、 “シナリオ写経”を実践されています。
NHK夜ドラ『いつか、無重力の宙で』(第63回ギャラクシー賞受賞)や、讀賣テレビ『君が死刑になる前に』、現在ではMBS/TBS『幸せになりたいマサムネ君』の脚本を手掛けるシナリオ・センターの出身ライター・武田雄樹さんも「 (シナリオ写経は)上達の最短ルートだと思うのでオススメです。ボクの場合は(中略)主要なコンクールの10年分の受賞作を手に入れて、好きな作品を写経しながら勉強していました」
ちょうど今月号のドラマ誌に大先輩脚本家の石森史郎さんがドラマをつかむためには「読むな!写せ」と書いていらっしゃいました。
石森さんも新藤兼人監督の「愛妻物語」や黒澤明監督の「素晴らしき日曜日」、菊島隆三さんの「男ありて」等々巨匠の作品を写し、ドラマの作り方を知ったそうです。
「写していると面白いのです。意外なところに伏線が張ってあって、なんてことのないト書が伏線になっていたりします。ちらっと言ったセリフがそうだったりするんです。読み飛ばしているとわからないことも自分で書き写していると、わかる。ドキッとするようなドラマが展開しているわけです。ああ、伏線ってこう張るのか、なるほどあそこで種まいて、ここで芽がでるのかと。(中略)写すというのはシナリオを覚えるいい習練でした。」と石森史郎さん。
プロのシナリオ作家たちも実践している“シナリオ写経”ですが、ほとんどの方がやったことはないのではと思います。
なので、やってみましょう。アナログで面倒くさいようにように思いますが、「腕に力をつける」本当の意味を感じられると思います。
当日は、10分ほど“シナリオ写経”をする上で意識するといいコツや効果ついてから始まり①シナリオ写経タイム1(約25分)、一息タイム(約5分)②(別の作品で)シナリオ写経タイム2(約25分)、最後に交流会(約20分)をして修了します。
担当トレーナーは、岡田千重講師。昼の部13:30~15:00、夜の部18:30~20:00 原稿用紙は用意してあります。
“写経”したことのある方も継続されている方はもちろん、初めての方、まず試してみてはいかがでしょう。
日本語って、ちょっとしたニュアンスで、「てにをは」ひとつで意味も受け取り方も変わりますからね。












