歴史
シナリオ・センター会長の小林です。明日は衣更え、今日の表参道はどんよりとしてちょっと湿度は高いですが、秋のような涼しさです。
ここ数年10月も夏のような日もあったので、今年はやけに涼しく感じます。
それにしてもまた、台風26号の雨雲が千葉へかかる可能性が高いとか・・・。まだ水が引かず、停電のところもあるとかですから、大雨にならなければいいのですが。
国連で防災先進国と大見得切った日本のお上ですが、熊本地震から2カ月、まだ避難所は段ボール生活ですよ。台湾が寄付してくれたテントはどうしたのでしょう。
そういえばお上は、日本だってちゃんとテントの用意があると言っていたような・・・。(聞き間違え?)
日本のTKBははちゃんと動いているのでしょうか。熊本にはトイレカー、キチンカー、ベッドはあるのですよね?
それでなくても先が見えなくて心が潰れそうな被災者の方にこそ安心して過ごせるようにするのが、お上のお役目だと思うのです。
海外には無償でお金を出し、日本には貸付とか。海外に出すのは悪いとはいいませんが、え~っと思っちゃいますよね。日本の国民にもちゃんと目を向けて欲しい。パフォーマンスでもいいからさ。
現在も多くの方が避難所住まいで地震から立ち直っていない熊本や現在進行形の千葉の大雨災害など各地で起こっている災害に、お上は興味を示していないように、何かしてくれているようには見えないのですが、本当のところはどうなのでしょう。
あらゆることを嘘で固めているお上ですが、やったかやらないかはいずれわかっちゃうんですけどね。
歴史を否定する方ですが、いずれお上の悪行は歴史に刻まれどんな評価を受けるのでしょう。ま、ですよね。(笑)
あなたのいない世界で
出身作家の原田ひ香さんの新刊が出ました。
「あなたのいない世界で」(光文社)
自薦中短編集として「喪失」をテーマにして7編の中短篇が収まっています。今回読ませていただいて、「老人ホテル」の話しも出てきたりして、なるほどこうくるのかと思いながら楽しませていただきました。
100万部のベストセラー「三千円の使い方」から、原田ひ香作品をお読みになった方は、きっとちょっと違和感を持たれるのではないかと思う今回の本です。
何故なら雰囲気の違う作品がいくつかあるからです。
今年「#台所のあるところ」で直木賞候補になられた原田ひ香さんですが、純文学「はじまらないティータイム」で「すばる新人賞」を受賞され、デビューされました。小説の入り口は純文学なのです。
なので、違和感と申し上げたのは、自薦されたこの小説は、純文学色も感じるからです。
「三千円の使いかた」はもちろん、ランチ酒シリーズとか一橋桐子シリーズとかがお好きな人は「あれっ?」と思われたかもですね。
私は「東京ロンダリング」「母親ウエスタン」などもお気に入りでしたので、原田さんが選ばれた作品にシンパシーを感じました。
シナリオ・センターにいらした頃は、脚本家を目指し、現在のNHK創作ラジオドラマ大賞で最優秀賞を受賞され、プロットライターもしていらっしゃっているのでエンタメ系にもめっぽう強いです。
本当に、原田さんの感性は多彩です。
もはやエンタメ系になったのかと思っていたらこの「あなたのいない世界で」では、まったく違って、原田さんの世界観の広さ、視点の深さを感じて、さすがだなぁと感心しました。
出身ライターの岡田惠和さんは、原田さんの小説がお好きで読むと感想をくださったりしていて、「一橋桐子」は自分で描いて映像化したいと望まれ、他の方で「一橋桐子」がドラマになった時は、悔しがっていらっしゃいました。そんな隠れファンもいらっしゃるくらいです。(笑)
原田ひ香さんは作家になって19年なのだそうです。
来年は20年目、今年直木賞候補にもなりましたし、又また新境地を開かれるのではないでしょうか。
一読者としてはめちゃくちゃ楽しみです。














