シナリオ・センターでの経験はプロの道へどう繋がっているのか
「いつか自分も、NHK連続テレビ小説のような大作を手掛ける脚本家になりたい――」
そんな未来を思い描く方にとって、この記事は“具体的な一歩”を示すはずです。
シナリオ・センターで学ぶと、どんなことが経験でき、それはプロの道へどう繋がっているのか。
今回は、2026年度前期NHK連続テレビ小説『風、薫る』の脚本を手掛けた、シナリオ・センター出身脚本家・吉澤智子さんに伺いました。

半年間全130話という大作/NHK連続テレビ小説『風、薫る』
明治という激動の社会を舞台に、当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込み、傷ついた人々を守るために奔走する、ちょっと型破りな2人のナースの冒険物語。
それがNHK連続テレビ小説『風、薫る』です。
半年間全130話という大作を描ききったのが吉澤智子さん。
創作秘話については、『月刊シナリオ教室』(2026年11月号)で詳しく語られていますのでご覧ください。
本記事では、
「シナリオ・センターで学んだことで現在役に立っていること」
「プロを目指す人は、シナリオ・センターをどう活用すればいいのか」
この2点を中心に伺いました。
「脚本家になりたい」「シナリオ・センターの講座の受講を検討している」という方は、ぜひ吉澤さんの言葉を参考にしてください。
「“他者の眼”をもてるようになる」
――シナリオ・センターで学んだことで現在 役に立っていること
〇吉澤さん:シナリオ・センターのゼミでは、自分が楽しい・面白いと思うことを課題に書いて発表するだけじゃなくて、同じクラスのいろいろな人たちも課題を発表しますよね。
「え!」「おお!」と驚くような感想も出てきたりするので、「人の意見ってこうなんだ」と、わりとフラットに受け入れられるようになって、“他者の眼”をもてるようになると思います。
勿論、そういうことを全部気にする必要はないんですけどね。
でも、「こういう視点もあるんだ」と思えるようになった経験は今も、例えば「本打ち」の場でも役立っています。
「ライターズバンクの企画募集に救われて、そこからプロになりました」
――プロを目指す人は、シナリオ・センターをどう活用すればいいのか
〇吉澤さん:シナリオ・センターには、生徒さんをライターの道へと繋げるためのバックアップシステム「ライターズバンク」があって、ある意味、お仕事に直結しているので、いわゆるカルチャーセンターとは少し違うんですよね。
私自身も、ライターズバンクの企画募集に救われて、そこからプロになりました。
プロになりたいなら、シナリオ・センターに通うのがいいかなと感じています。
いろいろな講師の方がいらっしゃったり、生徒さんもさまざまな環境で書いていたり、同年代ではない人とも出会えるので、大人になってからそういう人たちと関われるのは、とてもいい経験になるはずです。
何より、「シナリオ」という“一点”で、いろいろな人と接点がもてるのは、面白いのではないかなと思います。
吉澤智子さんプロフィール
2002年よりシナリオ・センターのシナリオ作家養成講座・ゼミナール研修科・通信研修科でシナリオを学び、2008年に脚本家デビュー。
テレビドラマではこれまでに、
NHK大河ドラマ『八重の桜』(脚本・脚本協力)、NHK BS時代劇『剣樹抄~光圀公と俺~』『まんぞくまんぞく』、NHK BS4K特集ドラマ『広重ぶるう』などの歴史ドラマ。
TBS『Dr.DMAT~瓦礫の下のヒポクラテス~』、TBS『病室で念仏を唱えないでください』NHK BSP/BS4K 特集ドラマ『幸運なひと』、NHK連続テレビ小説『風、薫る』などの医療ドラマ。
TBS『ダメな私に恋してください』『あなたのことはそれほど』『きみが心に棲みついた』『初めて恋をした日に読む話』『くるり~誰が私と恋をした?~』などの恋愛ドラマ。
NHK『ドリームチーム』、TBS『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』などのホームドラマ。
その他、コメディドラマや刑事ドラマなど幅広いジャンルを手掛けていらっしゃいます。
なお、NHKBS『ダルマさんが笑った。』は、「東京ドラマアウォード2014」にてローカルドラマ賞を受賞。
脚本家になりたい!というアナタ
今回ご紹介した吉澤さんのコメントをお読みいただくと、シナリオ・センターで経験できることがプロの道へとどう繋がっているのか、がイメージしやすくなったのではないでしょうか。
脚本家になりたい方は是非、シナリオ・センターをご活用いただき、吉澤さんに続いてください!
なお、シナリオ・センターでは、あなたの学び方に合わせて選べる 3つの基礎講座をご用意しています。
どの講座でも、描き続けられる力をしっかり身につけていただけます。
▼詳しくは基礎講座ページへ
(シナリオ作家養成講座とシナリオ8週間講座はオンライン受講も可能です)
※シナリオ作家養成講座とシナリオ8週間講座は講座内容を少し体験していただける機会もございます。
こちらの記事も併せて是非!
▼出身ライターの方々にいただいたコメントまとめ記事
https://www.scenario.co.jp/online/22470/











