menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

逢いたい

ハムステッド・ヒース塩入れと呼ばれる家のある風景(ジョン・コンスタブル)

風景

シナリオ・センター代表の小林です。東京はよいお天気なので、ルンルンで西宮の友達に何気に「初夏のようだよ」とラインしたら、「黄砂で中国のようだよ」と返されました。
すみません。ノー天気な私で。コロナだけでなく黄砂まで、踏んだり蹴ったり、呼吸器系の弱い方は、特に大変です。
島根の友達も外に出れないっていっていました。
日本は広いです。日本って、変に縦長(?)なので、地域によって色々なことがずいぶんと違います。
ちゃんと、人のことを想像しなければいけないなとしみじみ思いました。

東京今日のコロナ感染者234人、数字だけ見ていても仕方はないのですが、よくはなっていない、手も打ってはいません。そういう数字です。
「コロナの好物は心の隙です」って、私たちに言うことではなく、ご自分に言い聞かせることじゃないですか、小池都知事。
時短要請をしないところに過料とか自己責任のようにいうけれど、あなた方は、下々が感染して死なないために、飢えて死なないために何かしてくれているのでしょうか。
あ、また、腹を立ててしまった。女性とは言えないお歳のおばちゃんだから、許してください。(笑)

出歩くのもどうかと思いながら、旅行もいけないし、せめて風景でも楽しみたいと思い、丸の内の三菱一号館美術館で開催している「コンスタブル展」を観てきました。
森や山や川や海、寺院や教会・・・様々なイギリスの風景に出会いました。
風景画家ジョン・コンスタブルは、風景画には空が大切と雲の絵をたくさん描いていて、気象予報士の如く天気の研究をしていたとか。
雲の絵が私の心を捕らえて離しません。
こんな風景を描けたらなんと楽しいだろうなと思いながら、コンスタブルになった気持ちでみてまわりました。だけど・・・あの雲を表現する力がない。

シナリオは、書くではなく、描く(かく)、えがくという字を使います。
それは、風景画のように、映像でみせる、描く(えがく)から。
表現できることって、素晴らしいことです。
表現の形はそれぞれあると思うのですが、表現できる楽しみを持っていたいと改めて思いながら、コンスタブル展を堪能しました。

通学再開

お待たせしました!4月から、通学を再開します。
とはいえ、果たして、コロナは収束を見せるのか、このまま増加し続けるのか、変異株は、ワクチンは・・・なにも具体的なことはわかりませんが、とりあえず解除されましたので、通学再開です。
久しぶりに皆さんのお顔を拝見できるのかと思うと心は弾みます。
でも、くれぐれも気をつけてお出かけください。ご無理のないように。

4月以降、シナリオ・センターの授業体制も、変わってまいります。
コロナ禍でオンライン講座が行えるようになって、遠方の方もたくさん受講してくださっています。
そのため、通学できない方のためにWEBゼミが昨年より始まりました。
4月からは、更に一部のクラスから、通学&オンラインのハイブリッドゼミを行う予定です。
5,6月には、通学・WEB・ハイブリッドの3パターンのゼミナールが運営できるようにしていこうと思います。
そうすることで、ご自分の続けやすい、楽しめるゼミナールをお選びいただけるといいのかなと。
まだ徐々にですが、できうる限り安全で安心して、描き続けられる体制を作らねばと思っています。
こんなことができるといいなと、こんなやり方もあるよということがありましたら、教えて下さいね。

コロナ禍でテレワークとか一人飯とか、一人でこもっていることが安全ということが多くなりました。
ウイルスを蔓延させないためには、他人と接触を少なくすることは必要なことだと思うのですが、このおこもり状態、ちょっと困ったことが起きているようです。
どうしても一人でいることが多くなると、物事の捉え方が主観的になりすぎてしまって、客観性に欠けてしまうらしいのです。
そういわれると、私はセンターにも出ているし、家族とも一緒ですが、それでも確かに腹をたてていることが多くなったし、考え方が広がらない気がします。
老化の問題かと思っていたら、そうでもないらしい。よかった。(笑)

色々な方と接していれば、色々な考え方や想いを知ることができるのですが、それがないために、視野が狭くなってしまうようです。
1人模索することも大事なことですし、その時間が取れる今、それもプラスになっていくと思います。
でも、ちょっと心の片隅に、私は客観的に物事をとらえているだろうかという問いをおいていくといいのかもしれません。
想像力と創造力、ふたつのそうぞうりょくを広げるために。
それにしても、腹立つことは多いけれど・・・。主観的すぎ?(笑)

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ