menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

正しいってどういうこと

あじさい

正義の味方

シナリオ・センター代表の小林です。朝から世界中で米朝会談のニュースでもちきりのようです。
信用できないの、できるのというのも主観の問題ですから、向こうからすればそっちこそ信用できないということになります。
正義はどちらにもあり、どちらの正義もお互いに正しいと思っているけれど、究極の正解なども正義もなく、唯一正しいとすれば、信頼すること以外ないように思います。
人は、すべて違うのですから、同じ考えのはずもないのですし、環境が違えばまた見方も変わってくるのは当たり前のことです。
そのことを踏まえた上で、常に他人と対峙していかなければ、外交などと大きなことではなく日常の人間関係、社会環境ですら整えることは難しいのです。
それでも、他人の気持ちを想像することは大事なことです。人間関係の基本です。
でも、本当は日本人の美徳でもあるはずの忖度が、行き過ぎると悪行のように言われてしまったりします。(笑)
本当に人の気持ちを想像できる、自分を見つめることができる、他人に伝えることができることがみんなができたら、むしゃくしゃして関係のない他人を殺したり、公の席で他人を貶めたりするようなことなどはなくなると思うのですが・・・難しいですね。

シナリオ日記

2008年に「シナリオを書くという生き方」(彩流社刊・現在は「シナリオ力をつける本 毎日を楽しくするイメージの力」(ビヨンドブックス刊・電子書籍)に改訂)を私が上梓させていただいたときに、「シナリオ日記」というものを提唱させていただきました。
過日、NHK「あさイチ」でもご紹介いただいきましたが、「シナリオ日記」(私の命名ですが)は、心理学でもいわれている俯瞰でものごとを見るための具体的な方法です。
心理学では、何かあった時に心を静めてビデオテープのように頭の中で、その状況を巻き戻して、冷静に考え直すというものです。
そうか、私が考えていることと一緒だと思ったのですが、それ以上にシナリオの方が素晴らしいなと思いました。(笑)
日記は「書く」という作業でもっとしっかりと腹落ちし、読むことができるからです。

「シナリオ日記」のポイントは、出来事をそのままシナリオにするということです。
シナリオにするというのはどういうことか、心理描写、感情はシナリオでは書けません。映像に映らないからです。
ですから、シナリオで描くときは、普通の日記と違って自分の感情を入れずにその場面そのものを描くのです。
そうなのです。相手が何を思っているとか考えているかとかは、映像に映らないと同じように、日常でもわかりませんから。
描いたら、営業研修などの時は、早めに理解していただくために、第三者に見てもらって意見を聞くという方法も取り入れていますが、普通は、「シナリオ日記」を描いたら、一回閉じて、または1日置いて、もう一度見返します。
すると、「あ、私は彼のあの態度に腹が立ったんだ」とか、「彼は私のこのセリフに反応したのだ」ということが俯瞰して見えてきます。
そう、普通のシナリオをみるように。 相手の言い分も自分の伝え方もみえてきます。一歩引いた目で見るというのはこういうことです。
だったら、どうしたらうまく伝えることができるのか、謝って方がいいのか、もっと話した方がいいのかなど色々と「考えるよすが(縁)」をみつけることができます。
毎日、シナリオ日記を描き続けることで、他人のことを考えることができるとっても良い人になります。(笑)
シナリを学んでいらっしゃる方は、真実どんな状況でどのような態度を他人はとるのか、セリフを吐くのか、おのずと勉強になります。ご自分のシナリオ創作に活かすことができます。
シナリオ日記は、ロジカルに他人の気持ちを想像するための技術なのです。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ