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本と人をつなげる図書館、人と人をつなげるシナリオ

「共通の興味」=「シナリオ」で図書館を交流の場へ

子どもから大人までたくさんの人が利用している図書館。
でも、言葉を交わすのは受付の方くらいで、利用者同士の交流って意外に少なかったりしませんか?

自分と趣味の合いそうな本を読んでいる人がいても声をかけづらいし、そもそも図書館って静かにしなきゃいけない。男女が同じ一冊の本を手に取ろうとして「アッ」となって気が合って恋に落ちる…なんてドラマみたいなこと、まあないですよね~。

でも、同じものに興味を持つ人同士が集まったら、もっと交流しやすいと思いません?

8月5、19日に行われた「夢をかなえよう! シナリオライター超入門講座@新宿区立下落合図書館」では、「シナリオ」を通じて図書館利用者同士で交流をもっていただいたんです!

図書館での交流行事は珍しい。だけど、「シナリオ」があれば大丈夫

今回の講座は、新宿区立下落合図書館企画担当の中西さんより「中高生をメインにいろんな職業を紹介するイベントがしたいので、その第一弾としてシナリオライターを特集できれば」というお話をいただき、実現いたしました。
担当講師は新井です。
助手として同行した冨金原がリポートいたします!

講座は

・シナリオ(脚本)、シナリオライター(脚本家)とは
・シナリオを書くための3つの要素
・映画のワンシーンとシナリオを照らし合わせよう
・映像を使って、面白いシナリオを書くポイントを2つご紹介
・シナリオを書いて、共有しよう
・日常使える「シナリオ力」とは
…etc。
という、とてもボリューミーなこの内容で無料。
公共の場、図書館ならではの大変お得なイベントだったんです。
さらに今回のポイントは参加者同士の交流です。
「実際に書いて」「お互い見せあう」ということ。
こういったイベントは図書館行事の中でも珍しく、下落合図書館においては初の試みだったそうです。

「図書館利用者は繊細な方が多いんです。上手くいくかな…。」と不安げな中西さんに「大丈夫っすよ」と軽~く答える新井。
そしてちょっぴり不安な私、冨金原。

募集人員は15名ですが、告知後2、3日で満員御礼。キャンセル待ちがでるほど大好評でした。
中学生、高校生の方々にメインにしていましたが、実際の参加者のほとんどが60歳前後の方々。話題のドラマ、やすらぎの郷の効果もあるのでしょうか? 
でもでも、シナリオを始めるのに年齢は関係ありません。シナリオにご興味をもっていただけたら、「中高生」でも、「中高年」でも大歓迎です。

そして、講座初日。
図書館ならではの静かな雰囲気。室内のシーンとした状況に直面し、「……。」となる新井と冨金原。
新井「こんな雰囲気で交流できるのかなぁ」
冨金原「いやいや、新井さん!自分で『大丈夫っす』って答えてたじゃないですか…」

ニヤニヤする新井。(私のリアクションで遊ばないでくださいよ)
会場の雰囲気にのまれ不安な冨金原をよそに、本日も新井は余裕です。
肝心の講座は大丈夫なのでしょうか?

ドキドキの参加者同士の交流の時間です。

いよいよ始まった講座。
まずは、シナリオライターという職業について説明し、
書式のレクチャー(※1)から、文章表現(小説)とシナリオの違い(※2)、面白いシナリオを書くポイント(※3)など順々にふれていきます。

実際にシナリオを書くのはポイントをおさえて頂けたら大丈夫。
「けっこう書けるもんだね」なんて声も出たりして、みなさんサクサクと書いていきます。なんだか、とてもいい雰囲気になってきました。
そしていよいよ、中西さんも不安を感じていた時間がやって参りました!自身で書いたシナリオを、参加者同士で読ませあう時間です。果たして皆さんの反応は…

な、なんと、会場は大盛り上がり!私たちの杞憂は10秒もたたず消失しました!
笑い声と共に、
「へぇ、こういう感じで書いているんだ」
「このキャラクター面白いね!」
「実はこういう設定なんです」

なんて、皆さん話題がつきません。最初のシ~ンとした雰囲気が嘘のよう!

冨金原「よかった~ほっとしました。みなさん、和気あいあいで楽しそうですね」
新井「うん。だって、シナリオ・センターのゼミナールでやっていることと同じだからね」
冨金原「あっ、そうですね!」

「シナリオ」を書いている時って、自然とキャラクターの背景、事情を踏まえ、登場人物の立場になっているんです。
登場人物たちのキャラクターやセリフには、書いた人の個性が反映されます。
皆さんの個性がつまったシナリオを共有することで、自分や相手の意外な一面にふれることができます。だから、シナリオで人とつながるのって楽しいんです。

シナリオ・センターでは、これを47年間やってきています。
場所の違いはありますが、そのノウハウを活かせば「シナリオ」はどこでも「コミュニケーションツール」なるんですね。
こうして大好評のまま初日、2日目ともに無事終えることができました。
参加いただいた皆様ありがとうございました。
これからも是非、シナリオを書いてみてくださいね。

(シナリオは簡単に書けます。下記を参照にしてみてください)
※1「シナリオ・脚本の原稿用紙への書き方 スッキリ解決」
※2「シナリオTIPS 文章表現(小説)の違い」
※3「2つのポイントで脚本を書けば、ずーっと書いていたくなる!

 

本と人、人と人を繋げる、これからの図書館。

下落合図書館池田館長とイベント企画・広報担当の中西さんは今回の講座に以下のコメントをいただきました。

池田館長
「当初、中学生以上の方を対象とし、将来の夢を抱いてもらおうと企画をしたのですが、思いのほか、60代の方まで集まって頂きシナリオへの興味の多さを実感いたしました。
その中でも、『将来映像関係の仕事に就けると良いと思った』と参加動機を述べられる方がいらっしゃった事は、主旨に沿うものだったと感じております。
また、図書館の行事ではあまり無い、双方向で進めるワークショップ形式で行えたことで「他の参加者と、楽しさと難しさを共有できたことがよかった」との意見も頂戴しており、コミュニティーの場として、本と利用者、利用者と利用者とを繋げる、これからの図書館の有り方を感じた講座ではなかったかと思います。
図書館では調べることや生涯学習の大切さ・面白みを伝えることを目的として、”図書館を使った調べる学習コンクール”というイベントを開催しております。
『シナリオ講座で学んだことは、日常生活や他の分野でも生かせるんですよ!』というお話があったかと思いますが、これは図書館にも通ずるところが有り、シナリオセンターさんの考えに共感いたしました」

イベント企画・広報担当の中西さん
「『シナリオ(脚本)は、小説のような文体の美しさが求められないため、基本的なルールさえ押さえれば、小学生でも書く事ができる』という新井講師のお言葉は、一般的な「創作」に対する苦手意識や抵抗感を和らげるとともに、「自分にも書ける!」という自信や勇気を参加していただいた方に与えられたと思います。
また、単なる講演ではなく、学んだことを活かして知識や意欲を発揮できる実践的な場を提供できたこと、そして読むこと・見ること、そして書くことが好きな「同好の士」の交流の場を作れたことがなによりも大きな収穫だったと思います」

下落合図書館には「ビオトープ(水槽)」やロボットのペッパー君、映像を使ったお知らせなど、今までの図書館にはない近代的な設備がたくさんありました。
新しい図書館のあり方を試みる下落合図書館という場で、シナリオを通して、人と人がつながる瞬間を提供できて、嬉しい限りです!
シナリオって、簡単に書けますし、気軽に始めることができます。しかも、楽しい創作活動なんです。
シナリオを書くのに身近にある図書館の資料を利用してみるのはどうでしょう?
同じように「創作したい」という気持ちを持った人との出会いの場になるかもしれませんよ。

シナリオ・センターは、日本中の人にシナリオを書いてもらいたいと思っている会社です。シナリオの技術はドラマを作るためだけでなく、日常の色々な場面に活かすことができます。
「うちの施設でもこういう講座できない?」という団体や施設の方、お問合せはお気軽にこちらまで!

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