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読書感想文の書き方講座 2026 活動報告

読書感想文の書き方講座 2026年の活動報告

そこそこ歳をとっても、毎年、夏になると思い出します。

「長い、長い夏休み。まだまだ終わらない!」
そう思っていたはずなのに、気がつけば夏休みも終盤。
終わっていない宿題を前に、あせって取り組んでいた、
小学校のころの夏休みを。

はい、どうもこんにちは。
シナリオ・センターの冨金原です。

あのころの私と同じように、
夏休みの最難関ともいえる宿題「読書感想文」に頭を悩ませているお子さま、
そんなお子さまを見守る親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

「本は読んだけれど、何を書いたらいいかわからない」
「感想って、どうやって文章にすればいいの?」

そんな声も聞こえてきそうです。
そこで今年の夏もシナリオ・センターでは、読書感想文を書くための講座を、

2026年は
・港区立高輪図書館
・江東区立東大島図書館
・佐野市立図書館(一般社団法人佐野青年会議所・企画)
・江東区立こどもプラザ図書館
・新宿区立下落合図書館
・牛久市立図書館
・江東区立東陽図書館
・江戸川区立小松川図書館

8か所で開催。
今回は、実際に講座を開催した様子を、
子どもたちのエピソードや参加者のみなさんの声とともにご紹介します。

今回の記事では、
参加者のみなさんがもってきた本に
どんなアドバイスをすると、

「書けない……」から「書けた!」
に変わっていったのか。

実際のエピソードを交えながら、ご紹介していきます。
読書感想文が書けなくて悩んでいらっしゃる皆様も
もしかしたら、「悩んでいるのは自分たちだけじゃないんだ」
と、少し安心いただけるかもしれません。

さらに各図書館のみなさまからいただいた
実施後のアンケートを一部ご紹介します。

2026年の夏の「読書感想文」の様子をぜひご覧ください。

 

@小松川図書館の様子(新井)

@小松川図書館の様子(新井)

=======今回の概要=========
・サービス名 読書感想文講座
・目的 夏休みの宿題 読書感想文を書くためのサポート
・対象 小学生 
・会場 港区立高輪図書館
    江東区立東大島図書館
   佐野市立図書館(一般社団法人佐野青年会議所・企画)
    江東区立こどもプラザ図書館
    新宿区立下落合図書館
    牛久市立図書館
    江東区立東陽図書館
    江戸川区立小松川図書館

・時間 120分 or 90分 or 60分 

※キッズシナリオの詳細
 https://sites.google.com/view/kids-scenariocenter/home 
==========================
※キッズに向けたシナリオ教室も実施中
 考える部屋…小学5・6年生
       中学1~3年生を対象にした物語づくりに打ち込む場所。
 ライブ配信(Zoom)にて毎年実施中

 https://www.scenario.co.jp/project/kids_course/index.html

 

■「シナリオの技術」は、本を「読み解く」ためにも役立ちます

シナリオ・センターでは、ドラマや映画、小説などを創作するために、
作者が伝えたいことを、より多くの人に届けるための技術、
「シナリオの技術」を身に着けていただいております。

この「シナリオの技術」は、
作品を書くときだけに必要なのかというと、
実は、そうではないんです。

「シナリオの技術」を使うことで、
ドラマや映画、小説などを観たり読んだりするときにも、
「作者は、なぜこの描き方をしたのだろう?」と作品の意図を
読み解くことができるようになります。

物語には、
登場人物の行動やセリフ、展開、シーンのつくり方。
一つひとつの表現は、作者が伝えたいことを
届けるための工夫が込められています。

シナリオ・センターの読書感想文講座では
この作者が伝えたいことを
自分で考えらるようサポートすることが一番の特徴です。

講座ではシナリオ・センター特製『かんそう文を書くためのばっちりシート』を使うことで、
物語の各パート(起承転結)で
「このシーンには、どんな意味があるんだろう?」
「なぜ、このセリフをここで言わせたんだろう?」
「作者は、この作品を通して何を伝えたいんだろう?」
ということをしっかりと把握することができます。

==========================
※バッチリシートの使用方法は過去のブログにて
詳しくお伝えしております。

こちらも併せて、どうぞご覧くださいませ。

読書感想文の書き方講座 2025
https://www.scenario.co.jp/online/35908/
読書感想文の書き方講座 2024
https://www.scenario.co.jp/online/34249/
夏休みの宿題 読書感想文講座の書き方が分かる講座 -図書館 編- 2023
https://www.scenario.co.jp/online/32572/
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■「何を書けばいいかわからない」が「これを書きたい!」に変わるまで
実際に読書感想文に取り組んだ子どもたちは、
どんなことで悩んでいたの?(2026)

「何を書けばいいのかわからない」
「感想が思いつかない」
「書き始めても、すぐに手が止まってしまう」

講座当日も、読書感想文に悪戦苦闘している子どもたちがいました。
今回は、そんな子どもたちがどのようなことで悩んでいたのか、
講師たちのアドバイスによって、
どのように自分の言葉で感想文を書けるようになったのか――。
実際に「読書感想文が書けない」と悩んでいた子どもたちは、
どのようにして書けるようになったのか?

講座を担当した唐下さん、藤吉さんに
実際に講座に参加した子どもたちの悩みをインタビューしました。==========================

■唐下さんに聞きました

小学4年生の男の子が持ってきた本は、
『まこちゃんとコトバロボ』。
「主人公と自分に似ているところが見つからず、
共感できないため、何を感想文に書けばよいのかわからない」と
悩んでいました。

そこで、主人公と自分が似ていなくても大丈夫なことを伝え、
物語を「起・承・転・結」に分けて、
主人公が何に困り、最後に何を知ったのかを一緒に整理しました。

そして、「自分だったらどうするか」「どの場面が一番心に残ったか」を
考えてみようとアドバイス。
すると、主人公との共通点だけでなく、
「自分だったらどうするか」という視点で
考えられるようになりました。

物語の流れや主人公の変化を整理したことで、
「ここが印象に残った」「こう感じた」と
自分の考えをまとめられるようになり、
自信を持って感想文を書き始めることができました。

■唐下さんから子どもたちへ

読書感想文は、
上手な文章を書くことが目的ではありません。
物語を通して主人公や作者が何を伝えたかったのかを考え、
自分がどう感じたのかを大切にしてほしいと思っています。
主人公と自分が似ていなくても、「自分だったらどうするか」と考えることで、自分だけの感想が見つかります。
==========================

■藤吉さんに聞きました

小学2年生の女の子が持ってきた本は、『こまったさんのコロッケ』。
どの場面も面白いけれど、具体的にどう感想を書いていいかわからず、
不安そうな様子でした。

「もし自分だったらどうするかな?」と考えてみましたが、
ファンタジーの世界に行ったことがないので、イメージしにくい様子。
そこで、本の内容を一つずつ紐解きながら、ゆっくりお話をしました。
「もし今日帰るときに、空からじゃがいもが降ってきたらどうする?」
と聞くと、
「びっくりして逃げる!」
と答えてくれました。
まさに、「自分だったらどうする?」という感想が出てきた瞬間です。
きっかけをつかめたようで、この後は自分でどんどん「ばっちりシート」に書き込み、あっという間にシートが完成!
帰りに「どうしてこの本を選んだの?」と聞くと、

「パパのおすすめだから!」

と元気いっぱいに教えてくれました。

読書感想文を書くコツをつかみ、
帰るときには、にこにこの笑顔で手を振ってくれました。

==========================

■各図書館でのアンケート(一部抜粋)

・ただおそわるだけでなく、おもしろく、わかりやすく、おしえてもらったから

・読書感想文の書き方が、良く分かった。

・とても面白かったし、かんそう文のかき方をおそわって本当によかったです。

・今、自分が書いている読しょかんそうぶんのやり方でいいことが分かった。

・図でせつめいしていてわかりやすかったから

・読書感想文の書き方があまり分かっていなかったが、
 今回のイベントで、どのように書いたら良いかを知ることができました。

・ごんぎつねの話をもちいて話をすすめてくださったので、分かりやすかったです。

・昨年、感想文の宿題が出て書き方が分からず、親が手伝ってどうにか終えました。
 今年はポイントを教えていただけ、シートをうめることで自分で考え、
 書けるのではないかと思っています。(保護者)  

・小学2年生の息子にとっては、はじめて物語の構成や流れという考えて知る機会になった
 と思います。
 また学校以外で授業のような時間を過ごせた事で新しい経験、刺激になったと思います。

・どくしょはしますが、よみおわったあと、ふりかえることが一切ないので、
 今回のこうざはとてもためになりました。

・どこから、なにをかけばいいのか分からなかったためとてもよくりかいできました。
 またこうざがあるとうれしいです。・先生がとても優しく、
 子どもの考えを聞き出してくださ りありがたかったです。
 最後のまとめ方、書き方もとても参考になり非常に助かりました。

2026年も読書感想文講座の機会をいただきありがとうございます。

改めまして、読書感想文講座を企画してくださった図書館のイベント担当のみなさま、
ありがとうございました。
読書感想文を書くコツは、まず本が読めることです。
物語の流れや登場人物の気持ちを考えながら読むことで、
「ここが面白かった」「こんなことを感じた」と、
自分の感想が少しずつ見つかっていきます。

多くの本にふれることで、
知らなかったことを知ったり、
今まで気づかなかったことに気づいたり。
いろいろな発見があるのも、読書の楽しさです。
図書館では、利用する方に楽しんでもらえるよう、
館内のレイアウトを工夫したり、おすすめの本を紹介したりしています。

ぜひ、読書感想文の宿題がなくても、
気軽に図書館へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

また講座を開催してみたい方も、お気軽にご相談ください
シナリオ・センターでは、読書感想文講座を通して、子どもたちが本に親しみ、
自分の言葉で感想を伝える楽しさを知るきっかけづくりをお手伝いします。
それではまた来年ご報告させていただきますね!

シナリオ・センター
冨金原

キッズシナリオについて:出前授業やオンライン創作クラス「考える部屋」

・出前授業
シナリオ・センターは、1970年創立。優秀なシナリオライター・脚本家、プロデューサー、ディレクターの養成を目的に創設以来、700名以上の脚本家や小説家が誕生しています。2010年から「日本中の人にシナリオを書いてもらいたい」という思いから、小中学校への出前授業として『キッズシナリオ』プロジェクトを開始。創作を楽しみながら、想像力と表現力が身つくカリキュラムを提供しています。オンラインでも実施可能です!
>>こちらの動画をご覧ください。

※キッズシナリオの活動をアシストくださる方、随時募集中です!
シナリオ・センターが小学校・中学校で実施しているキッズシナリオの活動を後押ししてくれるアシストの方々(個人・法人)を募集中しています。手弁当で実施しているので、アシストしてもらえるととても助かります!
>>詳細はこちらをご覧ください。

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創作が好きな子どもたちが日本全国から集まって、切磋琢磨する特別クラスです。創作を楽しみながら、考える力を身につけていきます。
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シナリオ・センターでは、小学校や中学校など教育団体への出前授業を実施しています。オンラインでも実施可能です。「こんなことを子どもたちに伝えてほしい…」というお悩みがあれば、お気軽にお問い合わせください。

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