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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

人は・・・いろいろ

番町・麹町界隈の人々~千代田区の知られざるまちの魅力を探る~写真展チラシ

情けない人々

シナリオ・センター代表の小林です。北陸では短時間の積雪の恐れもあるという天気予報に、どこまでも自然は意地悪だなぁと思わずにはいられません。
天罰というものがあるとしたら、落すところが全く違う。ちゃんとまじめに生きている人々を不幸にするなんてありえない。おかしい!
もし天罰を受けるとしたら永田町でしょう。もうお上たちは誰一人信用できません。

一番情けないと思うのは、当たり前のように自分は責任をとらず秘書などのせいにする輩。
萩生田「把握していなかった」世耕「秘書に任せっきり」松野「適正に処理されているものと認識していた」高木「不正な支出はなかった」西村「私自身は把握していなかった」
なんなのですかね、この人達は。
100歩譲って知らなかったとしたら、トップの癖に従業員に好き勝手なことされて何も知らなかったオマヌケだということですよね。
そんなオマヌケな人に、自分の事務所ひとつみることができない人に国を任せる?任せられられないです。
全部を把握することは難しいでしょうが、自分が知らないところで起こった不祥事も個の責任だけでなく組織の長がとらないようではトップとは言えないと私は思っています。
上が腐るとそれが当たり前になるのでしょうか、我が町千代田区の自民党区議も官製談合で逮捕されました。情けな。(涙)
トップも逮捕すべきだと思うけれど、できないならせめてこの10年の政党助成金は、全部返して欲しい。今年も350億も出しているのだそうですが、税金です、血税ですよ、下々の。
返してもらって被災地のために使う、困った人たちに使う。
ヌクヌク暖かいところで人のせいにしている輩に1円たりとも使わせたくないです。

文化・芸術と生んだ人々

さて、クイズです。上の写真に載っている19人は、誰でしょう?
作家集団の新井巖講師は「番町麹町界隈『幻の文人町』を歩く」(言視舎刊)、「文人たちのまち 番町麹町」(言視舎)という本を出しています。
自分が育った番町麹町界隈に住んでいた多くの文学者、芸術家の姿を町の記憶として遺しておきたいというところから文献や古地図を調べて書き上げました。
番町・麹町界隈というのは、皇居のお膝元なので緑も、桜の名所も多くブラリ散歩も楽しいところですが、新井の本をもとに文学散歩などをするのも面白いところです。

1月28日から2月11日まで「千代田区文化芸術フェスティバル2024」というイベントがちよだアートスクエア(千代田区外神田)で行われます。
その中で「番町・麹町界隈の人々~千代田区の知られざるまちの魅力を探る~」と題して、文人たちの写真展が行われます。
ことの始まりは、驚くほど多くの文人、有名人が住んでいたことを知った新井講師が中心となって20年ほど前に「わがまち人物館」という写真展を催ししたことから始まっています。その写真の数だけでも200近く。
せっかくの写真を眠らせておくのはということで、今回のイベントでは地域ゆかりの人々160余名を展示するそうです。
こんな狭い麹町・番町界隈に驚くほどの文人たちが住んでいたとはびっくりさせられます。
2月11日には、新井巖講師が「わがまち人物館・特別講演」(14:30~15:30)も行われますので、是非ともご聴講下さい。
ちよだアートスクエア(旧・錬成中学校跡)銀座線末広町4番出口徒歩1分・御徒町南口徒歩7分/千代田線湯島駅6番出口徒歩3分/JR秋葉原電気街口徒歩8分)

日本の文化・芸術を築いてきた方々の足跡は、私たちの創作の糧になり、意欲になります。
新井講師の本も、きっかけはわがまちの写真展から始まって、生まれたものです。
創作のアンテナを張り巡らして、多くのことに興味をもって、ご自分の視座・視点を創り上げてください。

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