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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

伝えるって

【 シナリオの基本 】長編こそシーンを描け!

新井一 

ホント?

シナリオ・センター代表の小林です。暑い。でも、九州は大雨警報の規模を上回る雨かもという予報もあり、そちらの方が怖いですね。ただただ、身を守ってくださいねと申し上げる以外何もできません。

こちらもどうなっているのでしょう。
日本医師会が「現状は第9波になっていると判断することが妥当」との見解を示したばかりなのに、新型コロナウイルス策を担当する後藤経済再生担当相は、今日の閣議後、新型コロナの感染拡大に関し「政府として、今の段階で新しい流行の波が発生しているというふうに認識しているわけではない」と流行の「第9波」に入ったとの見方を否定したそうです。
感染者数などが「さほど大きな伸びとなっているという認識は持っていない」との見解だそうですが、この根拠は何でしょうか。閣議決定?
この暑さでマスクをつけるのは嫌ですが、どうしてもお上が言うと、「ホント?」と思ってしまいます。
こんな習い性にしてしまったのは、お上の仕業ですから、猛省をしてほしいものです。

創作の秘宝

今日は七夕様。東京の空では、毎年ほとんど会えない織姫と彦星ですが、今日は会える気がします。
どこもかしこも天候不順で読み取れないですが、せめて年に一度くらい会わせてあげたいです。
七夕って、ドラマで言うと次から次へと障害が起こって、会いたいのに会えない、まさにメロドラマ。
会えないつらさが募れば募るほど、観客を泣かせることができます。
私だって、雨降るたびに気の毒だなぁって思っていますもの。
会う約束の日をこの梅雨の季節にしたこと自体失敗じゃんとか・・・(笑)

昨日、サマーセミナーのファーストシーンを魅力的に見せる方法を1日目でやりますよと申し上げました。
今日は2日目のお話し。「魅せるクライマックス」です。
今回の「シナリオ インディ・ジョーンズ~創作の秘宝~」では、どんな秘宝を手に入れられるのか楽しみに参加してほしいです。
新井一は、転・クライマックスについてこう言っています。
「クライマックスはドラマにおける頂上で、同時に目的です。ここにきた目的は、この作品で『こういうことを言いたかったのだ』というテーマをはっきりさせることです。
山の頂上に登っていいなぁと思う時はたいてい黙って、じっと都会では見られない景観に一人うなづくものです。「いいね」とも言わず、それが伝わるのが感動というものでしょう。
ドラマのクライマックスもそうです。セリフでテーマを言うくらい愚劣なものはありません。
だからテーマはいうのではなく、クライマックスまでの芝居を観て、お役さんにわかってもらう。私は訴えると言っています。」
そんなクライマックスの作り方ができたら、コンクールなんてなんのそのですね。
さて、さて、創作の秘宝を手中に収めるのはどなたか。
80歳を過ぎたインディも頑張っています。熱さを吹っ飛ばして頑張りましょう。

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