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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

暑い夏まだまだ

「ライターmeets アクター2022朗読劇」の授賞式

優先順位

シナリオ・センター代表の小林です。ちょっと涼しかった日々が終わり、今日は暑い表参道です。
この夏は天気だけでなくあ・つ・いことばかりです。
河川の決壊はすべての人々の生活、歴史を飲み込んでしまいます。
治水ができている自治体もあるようですが、自治体によってその差が大きいのも困ったことです。
自然災害は、これからもどんどん増えそうですし、喉元を忘れずに、国や自治体は今以上の対策をしっかりと作るべきだと思います。
少しは、国民の生活に責任を持って接してください。
「頼まれれば祝電全部出しますよ」という山口環境大臣、生活破壊された人たちへ自腹を切ってはいかがでしょう。
少なくともいまやることは、優先順位は何かと考えてください。
お上の皆さん、今やることはそこじゃない。やることが違うとは思いませんか。
国葬に37億もかかるのなら、亡くなった方のご遺志として「その分を災害に回すこと」と、ここで善行を施すというのはいかがでしょう。

出身の五藤利弘監督の「お母さんの被爆ピアノ」が、8月6日、広島原爆記念日の日に広島で上映されました。
広島の原爆を描いた「お母さんの被爆ピアノ」、沖縄の最終戦を描いた「島守の塔」など反戦の映画が次々上映されています。
8月は立ち止まって、「生きる」意味を考える月にしてみようと思います。

ライターmeets アクター2022朗読劇

「ライターmeets アクター2022朗読劇」の授賞式が行われました。
12月にシナリオ・センターホールで上演の予定です。

今回は10回目にあたり、テーマは「10分間」でした。応募総数94本の中から5本が選ばれました。
『1000℃の中のオンナたち』コロナになって書けなくなり、貯金もこの額になったらやめようというところまで来ていた時に、受賞。もう少し頑張りますと北野圭祐さん。
審査員からは「10分の時間のカセがとても効いている」と。
『来客パニック』シナリオをもう少し書きたいと転職したとたんの受賞。
しかも94中の5本に選ばれて、やる気が出てきましたと種池美穂さん。
審査員から「あるあるをうまく使った笑いが素晴らしい」
『引っ越しちゃんぽん』終わった恋の話をされても・・・、とゼミでの講評だったのでと綿貫涼子さん。
審査員から「アイデア秀逸、シチュエーションが面白い」
『因果』いじめがテーマ。心理サスペンスなのだが、応募した後、読み返したらだめだと思ったと佐川幸太郎さん。
審査員から「モノローグの応酬が面白い」
『ロードキル』クラスで発表して背中を押してもらった。猫を自転車で引きそうになったことから思いついた。どこにネタが転がっているかはわからないと大久保佑馬さん。
審査員から「サスペンスが秀逸」

おめでとうございます。
賞金と花束を授与させていただきました。
今回はライターズバンクだけでなく、センター在校生の方にも募集をしました。
なので、いつもの2倍ほどの応募数になり、審査員も大変だったようです。
審査員からは「89本の作品が後ろにいることを想い、直しにめげずに上演作品に」と励ましがありました。
8月中に直しが入り、9月からアクターたちの稽古、12月の公演となります。
お楽しみに。また、選ばれなかった方は、12月の公演を見て、次へと進んでください。
8/22締切「シナリオ・センター舞台脚本コンクール」もあります。
まだまだ頑張る場所が待っています。

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