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物語を書くとき役立つ!「描写」の意味を知る

物語を書く前に、「描写」の意味をきちんと理解しておく。そうすると、小説の地の文を書くとき、シナリオのト書を書くとき、とても役に立ちますよ。

シナリオ・センター創設者・新井一は、『シナリオの基礎技術』『シナリオの技術』などシナリオの書き方に関する書籍をいくつも執筆しています。また、『月刊シナリオ教室』でも連載ページをもち、シナリオの技術を解説していました。その記事は、いま読んでも全く色褪せていません。

そこで、当時の記事を皆さんにご紹介。「シナリオってどう書くの?」という初心者の方も、「一度学んだけど、忘れちゃった…」という方も、これを読めばシナリオ作りが一層はかどります!

シナリオは流れ作業ではない

「近頃のシナリオはコクがない」というその原因は、自動車工場のように、シナリオが流れ作業になっているからではないでしょうか?

「いや、流れ作業ではない、シナリオはそんなことでは出来ない、一字一字マス目に埋めていく作業だ」と言われます。確かにその通りですが、テレビドラマが作られるようになって、連続ドラマは1クールが13回などとつながっています。この連続性というのが曲者で、ひとつひとつの思考をパターン化してしまうのです。

物語というのは今更申すまでもなく、ストーリーとそれをどう語るのか千変万化のディテールで、面白さが決まります。

右脳を働かせて目に見えるように

例えば、「電話をかける」というシーンでは、「花子、電話をかけている」は描写ではありません。「花子、隣の部屋を気にしながら」とか「おばあちゃん、頭を下げながら」とか、「課長、机に靴を載せて―」などと、電話のかけ方ひとつで、電話をしている人のキャラクターも立場も状況も変わるのです。

ところが、流れ作業ではそこまで考えている余裕はありません。「電話を掛けている」一本で行くわけです。

連続の流れを考えると、どうしてもストーリー展開の面白さが重点的となり、時間のかかるディテールまで及ばないことになるのは、無理もありません。そのため人物の描き方も面白さが画一的になるのは、仕方のないところかもしれません。

しかし仕方がないと言っていてはいられません。ではどうすればいいか。まずディテールということを考えてみましょう。字引によれば、「細部」ですが、ただ細かく書くのではなく、実はその描写をお芝居にすることなのです。それは今も申し上げた電話ひとつかける動作をするにしても、その人のキャラクターや状況、立場などを考慮して、描写をすることなのです。

描写するということは、右脳を働かせて、目に見えるようにすることです。これは訓練しないと、なかなか頭に思い浮かびません。今のテレビドラマではそうしたディテールを考えている暇はなく、もっぱら若いタレントさんの魅力にオンブしているのではないでしょうか。

出典:『月刊シナリオ教室』1994年11月号新井一「通信生を応援する」より/2017年12月号「新井一.com」
次回6月7日に更新予定です

「シナリオは、だれでもうまくなれます」

「基礎さえしっかりしていれば、いま書いているライターぐらいには到達することは可能です」と、新井一は言っています。“最初の一歩”として、各講座に向けた体験ワークショップもオススメです。

※シナリオ作家養成講座とシナリオ8週間講座は、オンライン受講も可能です。
詳しくは講座のページへ

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