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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

明日

在りし日の森治美さん

はじめての一歩

シナリオ・センター代表の小林です。今日は夏日のような表参道です。木曜日くらいからまた温度は下がるようですから、この季節は油断ができません。
4月シナリオ8週間講座2回目の今日は、「その日返し」と言って、先週の宿題シナリオの形式で書いてきてもらった課題「身辺雑記」を、講師が待機して授業の間に添削し、終わるまでにお返しします。
シナリオ・センターは、シナリオの形式を大事にします。
なので、次の宿題の時に書き方に間違えがないように、提出した日にお返ししています。
え~、創作は中身でしょ、内容で勝負しないと思われますよね、その通りでもちろん中身です。
でも、シナリオの形式ができることで初めて発想が生まれてくるのです。
シナリオは、文章表現と違って、見えるように書くのですから、心の中だとか目的や状況など見えないものをどう表現するかです。
そうしたものはきちんと形式を踏むことでわかるようになり、発想も生まれます。形式をうるさく言う所以です。
8週間講座は、言葉通り週1回8回で終わってしまうので、ホントあっという間です。
その中で、シナリオの基礎技術をギュッと圧縮して濃厚ジュースのようにお渡ししますので、頑張っていただければと思います。

5月は、シナリオ・センターのメイン講座「145期シナリオ作家養成講座」が始まります。
17日日曜日は、145期シナリオ作家養成講座の無料説明会を行います。
ご興味のある方は、是非、説明会へおいで下さい。お待ちしています。

次の一歩

シナリオって、文書表現とは全く違うわけですが、同じようにシナリオの形になっているものに、アニメ、ラジオドラマ、戯曲、ゲームシナリオなどがあります。
先週、亡くなった出身ライター森治美の「ラジオドラマの書き方」を再版するというお話をしました。
あっという間に出版社はことを進めて、ひたすらゲラを送り届けられ、「4月中に出します」の言葉に、必死に校正して昨日すべての再校が終わりました。
まあ、今年中にぼちぼちと思っていた私は、まるで竜巻にあったようにすごい勢いで振り回されて校正に校正を重ねて、ついに印刷までこぎつけました。
表紙の見本もきて、4月の終わりにはご紹介できるかと思います。
この本を読んで、ラジオドラマのコンクールにどんどん挑戦してもらいたいと思っています。

ラジオドラマのコンクールもたくさんありますので、調べてみてくださいね。
直近での授賞報告は、
第15回南のシナリオ大賞 大賞 荻 安理紗さん 優秀賞 竹上雄介さん
第50回創作ラジオドラマ大賞 佳作一席 杉原大吾さん 佳作二席 鈴木佳朗さん
令和3年度(第37回)NHK名古屋放送局 創作ラジオドラマ脚本募集 最優秀賞 仮屋崎 耕さん
現在選考中の「第50回創作ラジオドラマ大賞」の二次では10名の方が残っており、そのうち半分の5名の方がシナリオ・センターの方々です。
最終の報告が楽しみです。

「北のシナリオ大賞」5月31日締め切りです。是非とも応募みてください。
「北の~」というようにNHK札幌放送局制作で、大賞はラジオドラマにしてくれます。
北海道をモチーフ・舞台にしたラジオドラマを書いてください。

5月11日から、「SF・ファンタジー講座」も3回にわたって行います。アニメ、小説、ゲームシナリオを書きたい方、お勧めです。
というわけで、とりとめなく書きましたが、そろそろ芽吹きましょう!みんなで、楽しく。

過去記事一覧

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