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表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

見える、見る

【 脚本 柱 】つまらなさを脱却する柱のチカラ

作家の視点

シナリオ・センター代表の小林です。北京オリンピックも始まりましたが、日本のコロナはとどまるところを知りません。
ピークアウトになるという話もありますが、この2年、何を信じていいのか、誰の言葉が正しいのかまったくみえなくなり、マスコミもどの立場でものを言っているのかわからず、どこもかしこも大本営発表のような有様に真実は埋もれてしまっているように思います。
今こそ、誰もに必要なのは、想像力と真実を見極める目なのだと思います。

土曜日から開講した2月シナリオ8週間講座も、1月末に開講した144期シナリオ作家養成講座もとても多くの方が受講して下さっています。
たぶん、「このまますべてを鵜のみにしてはまご受講だと思うのです。

今はありとあらゆるところから簡単に情報が入ってきます。
その情報をネタに、そのまま書く人がいます。
もちろん情報をたくさん集めること、探すことはいいことなのですが、それをそのまま書いたのでは、作家と言えません。
何故その材料を取り上げたのか、私がこう考えたからという見識がなければ人を感動させる、伝えることはできません。
SNSで得た情報だけでなく、新聞や雑誌、テレビなどあらゆる媒体とも比較したり、人の意見を聞いたりしながら、自分の視点をもって初めて作家といえるのです。
これから作家の道へと歩んでいく皆さん、「人を見る目」「ものごとを見る目」「社会を見る目」の「3つの目」を養っていこうではありませんか。

出身ライターの方々はさすがです。
2021年10月期TVerクール別ランキングで、清水友佳子さん脚本「最愛」(TBS)が歴代1位に。2位松田裕子さん脚本「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール」(NTV)、3位おかざきさとこさん脚本「婚姻届けに判を捺しただけですが」(TBS)と続いています。
「最愛」は2000万回再生を超え、歴代1位を記録したそうです。おめでとうございます。

2月15・22日の2回にわたって、「柱の技術・ピンポイント講座」が行われます。
「柱の技術って、柱は場所の指定でしょう、簡単じゃん。」と思っている方は案外多いのです。
「柱」って、小説にも舞台脚本にもラジオドラマにもありません。映像表現ならではの要素、シナリオの発想は「柱」から始まるのです。
「?」と思われた方はご受講ください。何度も言います。シナリオの発想の原点は「柱」なのです。
「柱」の怖いのは、何気なく設定できちゃうことです。
ドラマや映画を観ていてもさりげなく過ぎて、気に留めないのかもしれせん。
でも、名シーンといわれているものは、ここでしかこの芝居が引き立たないところなのです。
「柱」は、そのシーンを司るところですから、何気なくではなく、「ここ」じゃなくてはシーンが有効に生かされないところを選ばなくてはいけません。
日常でもプロポーズとか特別な時だと、場所を選びませんか。公衆トイレの前ではプロポーズはしないですよね。
よくあるのはこじゃれたレストラン、サプライズにケーキから指輪とかでしょうか。
でも、ドラマだったら、ドラマの内容にもよりますが、公衆トイレの前が効くかもしれない。(笑)
でも、特別な時だけじゃないのです。
どのシ-ンもドラマに必要なシーンですから、柱、場所の設定は、とても大事。
柱を考えれば考えるほど、ドラマをもっと面白くする、もっと魅力的にすることができるのです。
そんな技術を、2/15・2/22「柱の技術・ピンポイント講座」でお教えします。
特にコンクールでいまいち結果が出ない人、おすすめです。
今年も、どんどん、皆さんの力になれる講座を発信していきます。お楽しみに。

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