menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター
背のびしてしゃれおつ

スタッフが行く、表参道スポット
背のびしてしゃれおつ

しゃれおつなお店や人々が行きかう街、表参道。そこで働くシナリオ・センタースタッフの見たもの触れたものをご紹介します。

第43回日本アカデミー賞
出身ライターが脚本を担当された作品が各部門で受賞

(C)日本アカデミー賞協会

「映画を作りたいけど、そんなこと、夢のまた夢かな……」とちょっと諦めかけている脚本家・映画監督志望のかたは、映画の祭典である第43回日本アカデミー賞の模様をご覧いただいたら、また前向きな気持ちになれるかもしれません。

『キングダム』で最優秀助演男優賞を受賞された吉沢亮さんは贈賞の際、同作品で主演を演じた山崎賢人さんと「次は続編で2人で(日本アカデミー賞の会場に)来ようぜ」と語り合ったことをお話しされていました。

こういったモチベーションの上げ方は、脚本家や映画監督になりたいかたにも当てはまるのでは?

勿論、賞をとることが全てではないですが、「映画を作って、日本アカデミー賞で賞をとる!」と決めて作品づくりに励むことも、自分を奮い立たせる方法の1つではないでしょうか。

今回は、シナリオ・センター出身の脚本家・黒岩勉さんが脚本を担当された『キングダム』と、土橋章宏さんが原作・脚本を手掛けた『引っ越し大名!』が各部門で最優秀賞を受賞されましたのでそれを記念して、これらの作品で受賞したかたを中心にお写真とコメントをご紹介。

また、第43回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞&優秀脚本賞受賞者リストもご紹介。「どんな脚本家のかたが、どんな作品を書いたんだろう?」というかた、併せてチェックしてみてください。

『キングダム』【脚本:黒岩勉さん(出身ライター) 佐藤信介さん 原泰久さん)】
最多4部門で最優秀賞を受賞

※『キングダム』は今回、最多4部門で最優秀賞を受賞。
☆最優秀美術賞:斎藤岩男さん
☆最優秀撮影賞:河津太郎さん
☆最優秀助演男優賞:吉沢亮さん
☆最優秀助演女優賞:長澤まさみさん

(C)日本アカデミー賞協会

〇吉沢亮さん: 僕が優秀助演男優賞をいただいたときに一番最初に連絡がきたのが(同作で主演を演じた)山崎賢人さんで、「次は続編で2人で(日本アカデミー賞の会場に)来ようぜ」みたいな熱い話をしてたんですけど。彼が主演でみんなを引っ張ってくれたおかげで、すごく素敵な作品になったと思うし、こうやって僕が(最優秀助演男優賞を)いただける結果になったのかなと思っています。

(C)日本アカデミー賞協会

〇長澤まさみさん:ひとりだけのチカラでは成しえなかったことだと思うんですよね、作品づくりって。ひとりひとりが精一杯自分のチカラを出し尽くして、向き合ったからこそ、作り上げられた作品だったんじゃないかなとすごく感じていて、その中の一員であることを誇りに思います。

『引っ越し大名!』【原作・脚本:土橋章宏さん(出身ライター)】
主演の星野源さんが一般投票で決まる話題賞・俳優部門を受賞

※話題賞は、日本アカデミー賞の中で唯一、一般のかたが投票に参加できる賞。
☆話題賞/俳優部門:星野源さん

(C)日本アカデミー賞協会

〇星野源さん:話題賞は調べてみたらもの凄い歴史があって、数々の名優の方々が俳優部門を受賞されていて、本当に嬉しく思います。京都の太秦で撮影した、本当に愛あるスタッフの皆さんと一緒に、一生懸命 一生懸命作り上げたこの作品で、唯一一般投票で決まる話題賞、映画ファンの皆さんの民意みたいなものが反映されたこの賞に選んでいただけて本当にうれしいです。

 

第43回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞&優秀脚本賞受賞者リスト

・最優秀脚本賞受賞:徳永友一さん(『翔んで埼玉』)

徳永友一さんのプロフィールと主な映画作品はこちらの映画.comのサイトからご覧ください。
 
※You Tube
東映映画チャンネル
『テルマエ・ロマエ』の監督が贈るディスり合戦開幕! 映画『翔んで埼玉』予告編

・優秀脚本賞受賞:片島章三さん(『カツベン!』)

※写真
2019年12/20(金)には映画『カツベン!』公開を記念して、公開講座「Theミソ帳倶楽部『カツベン!』スペシャル~周防正行さん(監督)×片島章三さん(脚本・監督補)」を開催。脚本執筆時のエピソードなど色々お話しいただきました!

片島章三さんのプロフィールと主な映画作品はこちらの映画.comのサイトからご覧ください。
 
※You Tube
東映映画チャンネル
映画『カツベン!』予告1

・優秀脚本賞受賞:詩森ろばさん、高石明彦さん、藤井道人さん(『新聞記者』)

詩森ろばさんのプロフィールと主な映画作品はこちらの映画.comのサイトからご覧ください。

高石明彦さんのプロフィールと主な映画作品はこちらの映画.comのサイトからご覧ください。

藤井道人さんのプロフィールと主な映画作品はこちらの映画.comのサイトからご覧ください。

※You Tube
新聞記者
映画『新聞記者』6.28(金)公開/予告編[内調 ver.]

優秀脚本賞受賞:平山秀幸さん(『閉鎖病棟-それぞれの朝-』)

平山秀幸さんのプロフィールと主な映画作品はこちらの映画.comのサイトからご覧ください。
 
※You Tube
東映映画チャンネル
『閉鎖病棟―それぞれの朝―』予告編

優秀脚本賞受賞:三谷幸喜さん(『記憶にございません!』)

三谷幸喜さんのプロフィールと主な映画作品はこちらの映画.comのサイトからご覧ください。
 
※You Tube
東宝MOVIEチャンネル
映画『記憶にございません!』予告

前回の日本アカデミー賞の模様は、こちらの記事「第42回日本アカデミー賞レポート/映画業界 に入りたくなるコメント集」をご覧ください。
https://www.scenario.co.jp/online/23597/ 

「君ねえ、映画を創りたいならシナリオを読めなくちゃいけないよ」(シナリオ・センター創設者・新井一) 基礎講座コースについてご案内
シナリオの書き方が分かれば、シナリオを本当の意味で“読む”ことができます。

「シナリオ」はドラマを映像にするための設計図です。シナリオ・センターの基礎講座では、魅力的なドラマを作るための技術を学べます。

映像シナリオの技術は、テレビドラマや映画だけでなく小説など、人間を描くすべての「創作」に応用することができます。

まずはこちらの基礎講座で、書くための“土台”を作りましょう。

■シナリオ作家養成講座(6ヶ月) >>詳細はこちら
 
■シナリオ8週間講座(2ヶ月) >>詳細はこちら
 
■シナリオ通信講座 基礎科(6ヶ月) >>詳細はこちら
 

 

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ