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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

市川森一脚本賞

シンポジウム:テレビドラマの巨人たち~人間を描き続けた脚本家~

道を探せ

シナリオ・センター代表の小林です。すっかり春めいて、表参道を歩いている方を見ていると、お顔も明るく、ウキウキ気分を感じます。
表参道は、お休みになると人がどっとでてきます。
ブランド店をのぞいたり、桜を見たり、美味しいものを食べたり、みんな嬉しそうです。
 それはいいのですが、スマホでお店などを探している方とぶつかりそうになることが多いのです。
こちらがよけても、「すみません」とか「失礼」の一言もなく、ひたすら画面に集中している姿に異様な感じを持つのは私だけでしょうか。
人だからよいものの、車や自転車だったりすると本当に危ないです。
道を探すためにスマホを見る時は、歩きながらではなく、道路の片隅に止ってご覧になる方が良いと思うのですが。
タクシーの運転手さんもひやひやすることが多いと嘆いていました。

市川森一賞 

4月に素敵なイベントが行われます。 「市川森一脚本賞授賞式」です。
この市川森一脚本賞は、市川森一さんの功績を讃え、時代を背負って立つ優れた新進脚本家を選奨するもので、前年の1月から12月に放映されたオリジナル脚本作品が大賞に選ばれます。
昨年は、出身ライターの黒岩勉さんが選ばれました。

この授賞式に合わせて2日間、シナリオライター志望の方は見逃せない、とても有意義なイベントがあります。
「テレビドラマの巨人たち~人間を描き続けた脚本家~」と題して、今後3年間にわたって年間2人ずつ、計6回実施する公開イベントです。
第1回は、「市川森一 ひと、その夢よ ロマンよ」です。
市川森一作品を上映して、関わった方々が解説、そして最後にシンポジウムが行われます。

4月19日(木)
 10:00~12:00 「黄色い涙」(NHK 1972年 100分)
 13:00~16:15 「傷だらけの天使」(NTV 1974年 50分)
 「モモコシリーズ12年間の嘘 乳と蜜の流れる地よ」(TBS 1982年 50分)
 16:30~18:00 シンポジウム「出演者・制作者が読み説く市川森一の魅力―1」
 司会:鈴木嘉一(放送評論家)
 出演:竹下景子・森本レオ(予定)堀川とんこう・工藤英博

4月20日(金)
 10:00~12:30「大河ドラマ花の乱」(NHK 1994年 90分)
 東芝日曜劇場 「サハリンの薔薇」(北海道放送 1991年 55分)
 13:30~15:00 シンポジウム「出演者・制作者が読み説く市川森一の魅力―2」
 司会:鈴木嘉一
 出演:三田良子・木田幸紀・長沼修・村上佑二
 18:00~19:00「第6回 市川森一脚本賞授賞式」

会場は、千代田放送会館2階スタジオ(地下鉄「永田町」「赤坂見附」下車)
無料ですので、市川森一さんの作品から、人間を描くことをしっかりと学んでください。
チラシは事務局へ。メールでも申し込みzaidan@ichikawa-kyakuhon.com
FAX03-6435-3135
なお「テレビドラマの巨人たち~人間を描き続けた脚本家~」はシリーズで、
第2回「向田邦子 ひと、その悲しみと可笑しさ(2018年11月開催)
第3回「山内久 ひと、その社会へのまなざし」(2019年4月)
第4回「山田太一 ひと、その条理不条理」(2019年11月)
第5回「早坂暁 ひと、その存在いかに」(2020年4月)
第6回「池端俊作 ひと、その心の軌跡を描く」(2020年11月)

ドラマは「人間を描くこと」、是非とも脚本家を目指す人はご聴講されることをお勧めします。
ちなみに、第2回市川森一脚本賞には、「ラストホープ」で浜田秀哉さんが受賞されています。浜田さんは、4/13(金)開催の「シナリオ熟」にもご登壇くださいます!合わせて、ご参加くださいね!
シナリオ熟の詳細:http://www.scenario.co.jp/online/21225/

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