ホラーDVD作品『奇々怪々譚 醒めない悪夢の物語』で監督・脚本を担当された、出身ライターの辻野正樹さん。
ホラーを作りたいというかたも多いのではないでしょうか?
辻野さんはどんなふうにホラーを作ったのか。
詳しくは『月刊シナリオ教室』(2018年3月号)に掲載予定ですが、ちょっと先に、辻野さんのコメントをお届けします!
Qホラー作品だからこそ、こういうところを拘った!という部分はありますか?
ジャンル作品を作る以上、そのジャンルをたくさん見ているファンの方にも楽しんでもらいたいので、王道のホラー演出と、変化球を取り混ぜようと思いました。
特に、幽霊をどういうビジュアルで登場させるか、あるいは登場させないかは、色々と考えました。
Qホラー作品ではあるけれど、こういう要素もいれよう!と拘った部分はありますか?
ホラー短編であれば内容は自由だったので、自分の得意なコメディの要素がかなり入っています。
特に、自分が書いていて楽しい「バカバカしい会話劇」の要素を入れました。
※You Tube
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Q監督・脚本業を続けていくにあたってモチベーションになっていることはありますか?
15年くらい前に書いた戯曲「天国を向いて歩こう」を映画化すれば、傑作になるのではないかと考え、それを製作するまではやめない!という気持ちで続けてきました。
そのくらい自分にとって大事な脚本を1本書ければ、「この脚本が世に出る前にやめたら、脚本に対して申し訳ない」という気持ちになると思います。
シナリオ・センターの後輩へメッセージをお願いします!
シナリオコンクールは、向いている人とそうでない人がいると思います。
自分も、シナリオコンクールでは一度も賞を取っていませんので、コンクールで落とされても腐らないでください。
コンクール以外にも道はあるはずです。
※そのほか脚本家・小説家・映画監督の出身生コメントはこちらから。
シナリオ・センター出身の脚本家・小説家・映画監督の方々のコメント記事一覧『脚本家・小説家コメント記事一覧/脚本や小説を書くとは』をぜひご覧ください。