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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

想像力が広がる

ベネチアの風景 ラジオドラマならどこでもいける

明日を思う

シナリオ・センター代表の小林です。この時期になると、来年のスケジュールが見え始めてきます。
来年は48周年、ロクでもない世の中になりつつある昨今、想像力・創造力の2つの創作の力を信じて、物言えぬ時代にしないように、ひたすら努めていきたいと思っています。
12月の初めは、先日お話した「子どもシナリオ・映画教室」で沖縄に行きます。
沖縄の背景と事情が、子供たちにはどう映っているのか、感じているのか、私自身とても気になるところです。
シナリオを通して、こどもたちの想像力、創造力を大きく広げていけるよう、楽しんでもらおうと思っています。
未来を信じられるような前向きの生き方を沖縄の子どもたちができるように、大人たちの責任は大きいです。

ラジオドラマを聴こう

昨日、ラジオドラマ講座が開講されました。
まずは、基本のラジオドラマの書き方から、安藤講師がお教えしました。
その場で書いてもらい、ちゃんとできているか、確認をしながらという実践的なやり方で、受講生の方々も大変です。
シナリオ・センターの教育は、常に「書ける」ことが基本ですから、ひたすら書いていただくのです。
書いていただいたとき、みなさんはとても戸惑っていらっしゃいました。
シナリオ・センターの方々は、映像表現の技術でシナリオを書いているので、頭の中に映像が浮かびます。それを音に変えるというのが大変だったようです。
どうしてそんなに戸惑うのかと思っていましたら、アンケートに答えがありました。
ラジオドラマを聴いたことがありますかという質問に、受講生の60%がラジオドラマを聴いていないと。
ラジオドラマを聴いていないのでは、ラジオドラマに変化させるのは難しいですよね。
まずは、ラジオドラマを聴いてみましょう。
ラジオドラマを聴きだすと面白くてやめられないという方は多いです。
音の世界というのは、見えること以上に想像力を広げてくれます。
聴き手のそれぞれのイメージで広がっていくから楽しいのでしょう。

受講生の中に、この間ミソ帳倶楽部でお話しいただいた全盲の田村啓子さんもいらっしゃいました。
田村さんは、ラジオドラマが大好きでいらっしゃって、ご自分でも書いてみたいと今回受講されました。
実作の時はパソコンを使って書かれて結構大変だったようですが、ご自分でも書く気がもりもり湧いていらしたそうです。

ラジオドラマを聴いてみましょう。
NHKFMシアター22:00~ 11/18「トコマとよっちゃん」新井まさみさん、12/2「声命線」桑原涼子さん
NHK青春アドベンチャー22:45~ 11/13~17「天下城」小林克彰さん
ラジオ日本ドラマファクトリー・サンデー25:10~ 11/19「愛しのロックン!」常田麻宇さん
KBCミヤリサン製薬プレゼンツ「北方謙三 水滸伝」月曜日から金曜日まで毎日6:00~日曜日22:00~高橋良育さん、源祥子さん、大森信幸さん、田中摂さん
今月も、シナリオ・センターの方々が大活躍です。

是非、聴いてください。

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