menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

海外青年協力隊シナリオコンクール入選!

シナリオ・センター代表の小林です。冷たい雨ですね。
今日は、久しぶりにシナリオワークショップを担当しました。
ちょっとお休みすると、もうどうしていいのかわからなくなるという体たらくで、ドキドキしながらやっています。
よく言えば、いつも新鮮に向き合えるってことで。(笑)

  富士山

過日、シナリオ・センターでお話をしてくださった海外青年協力隊の映画シナリオコンクールの入選6本が決まりました。
6本のうち4本がシナリオ・センターの方々が受賞されました。
おめでとうございます。
「ケエルの唄」作家集団XCの藤田育世さん
「青空の向こう側」作家集団L佐藤あい子さん
「グラシアス、いつの日か、また」作家集団XC谷口のり子さん
「Are You Ready?」研修科YI松井香奈さんの4人の方です。
 

今回、私も最終審査の審査員の一人に任命していただいたのですが、すべての審査はお名前を伏しての審査でしたので、シナリオを読みながら、センターの方が入っていらっしゃるのかなあと心配しながら読んでいました。
ホームページで始めて入選者のお名前を知り、「やった!」
入選は決まりましたが、来春、海外青年協力隊のみなさんが、映画化する作品をこの中からお決めになります。
その際は、監督やプロデューサーが決まってという形なのかと思いますが、単なる海外青年協力隊ののいいところだけを語るのではなくどの作品も映画化されて面白い作品ですので、いい映画ができると期待しています。
 

最終審査は、海外青年協力隊の方が4人と監督、脚本家と私という形でした。
海外青年協力隊の方々は、シナリオに対しては素人でいらっしゃるのですが、選ばれた作品はどれもキャラクターが立っているもの。
キャラクターが良かったから、面白かったから・・・とみなさん異口同音におっしゃいました。
玄人も素人の壁もなく、やはりキャラクターが描けていると、お話も面白いということがわかるのです。

 
ストーリーは、いつも申し上げるように、どんなに多くても36通りくらいしかありません。
キャラクターが、ストーリーを作っていくわけです。
今回の海外青年協力隊シナリオコンクールの主旨でいえば、協力隊の普及が目的ですから、ストーリーは基本ひとつです。
「海外青年協力隊に入ってよかった、行ってよかった」
主人公が何を葛藤し、誰と対立し、どう変化していくかは、キャラクターにかかるわけです。
どんな主人公が生まれるのでしょうか。映画化がとても楽しみです。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ