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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

シナリオって

第48回創作テレビドラマ大賞に学ぶ/社会問題を描く時の参考にも

2023創作テレビドラマ大賞授賞式

シナリオ 計画の筋道

ナリオ・センター代表の小林です。今日も初夏のような表参道では、ランニング、半袖の夏姿の方からダウン姿の方まで色々なスタイルで歩いています。
私は寒がりなので、未だにこの暑さが信用できなくて、さすがにヒートテックもダウンも着ませんが、昼夜の寒暖の差が不安で、セーターは手放せません。
同年代の友人が肺炎で入院したと聞き、テニスにゴルフに元気な人でも肺炎で入院しちゃうんだとびっくりしていたら、他の友人から「年寄りの肺炎は怖いのよ」と忠告が。
え~、そうか私たちは年寄りなんだと・・・今更ながら驚く自分に驚くという二重構造。(笑)

2050年には一人の若者が一人の年寄りを背負わなくてはいけないのだそうですが、年寄りが若者に負担をかけていくことは申し訳なく思いますが、これも社会、国の無策からですからね。
太平洋戦争でたくさんの方が亡くなって「産めよ増やせよ」に乗せられて生まれてきた私たち。
今は今とて、世の中人口が増えないのは、子どもを産まないのはなぜでしょう。安心して産めない、育てられない環境しかないからです。
国がまともに考えていなかったからだと思います。
人口の減少だってある程度わかっていたことです。
そしてまた、付け焼き刃の国民年金納付5年延長をいいだすってなんなのでしょう。
この国は「100年の計」という考え方がないのですね。
その場しのぎで、危機管理もなく、大地震が来ると言われても、原発が危ないと言われても、タカをくくっている。
そして、能登半島地震のように、ただただ無策のまま、県民はおいてきぼりになされる・・・情けない国です。
先を見据えたシナリオを書いて、実現して欲しいです。

シナリオ ドラマの魅力

「テレビ朝日新人シナリオ大賞」「フジヤングシナリオ大賞」の応募は3月で締め切られましたが、「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE2023」は2024年度も第2回の募集をすると発表されました。楽しみです。
最近のコンクールは、新しい人材を探しているというプロへの登竜門として色濃く動いているので、挑戦し甲斐があるかと思います。

さて、ゴールデンウイークを前に、5月6月の頑張りどころは、ラジオドラマは「北のシナリオ大賞」(5/31締め切り)テレビドラマは「創作テレビドラマ大賞」(7/1締め切り)です。
「創作テレビドラマ大賞」はいつも6月末日でしたが、今年は日曜日なので1日得しちゃいましたね。
現在、公募コンクール対策講座をやっていますが、どんどん果敢にコンクールに挑戦して欲しいと思います。
ドラマ誌5月号に「創作ラジオドラマ大賞」の選考委員の座談会が載っていました。
思わずうなづいた審査員の方の一言、大賞を受賞された門前さんの作品に対してでした。
「この作品が一番主人公を追い詰められていて、物語を通して変化していると感じられました」
そうなんですよね、ラジオドラマに限らずドラマはすべて、主人公の変化なのですよね。
その変化をどのようにみせていくか、ラストの変化に進むための「承」が大切なのです。
登場人物のキャラクターをしっかり作って、キャラクターのぶつかり合いから、どう変化を生んでいくのか、ワクワクするようなお話を作ってください。

今年もまた、シナリオ・センター生の方々の活躍にワクワクさせてもらえると信じています。

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