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背のびしてしゃれおつ

スタッフが行く、表参道スポット
背のびしてしゃれおつ

しゃれおつなお店や人々が行きかう街、表参道。そこで働くシナリオ・センタースタッフの見たもの触れたものをご紹介します。

「除染って実際、意味があるのかな?」と思っておりましたが・・・

シナリオ・センターの新井です。

子どもの頃、めちゃめちゃ心配性でした。
児童館で子ども神輿を担ぐというイベントで、「自分が転んだらみんなが転ぶ。そしたらみんな御神輿の下敷きになって死んじゃう」と泣きじゃくり、御神輿拒否をしたそうです。

そんな心配性の名残をもつ私が、震災以来なんとな~く心配になったり、開き直ったりしていたのが、放射能について。
「東京の水飲んで平気かしら」とか「政府発表を信じていいのかしら」とか。
「将来、子どもが生まれて、その子どもが生まれて・・・ってなったとき、どんな子が生まれるのかしら」とか。「でも現状、よくわからないし」とか。

放射能や放射線について、その影響について、そして現状について・・・
なんだかわからないことばかりで、漠然とした不安にさいなまれていました。おそらく、私みたいな方は結構多いのではないかと思います。

でも、『いちから聞きたい放射線のほんとう いま知っておきたい22の話』という本を友人から教わり、そんな不安がふわぁ~っとなくなりました。

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本書は、ミュージシャン、作詞家でもある小峰さんが共著者で物理学者の菊池誠氏に質問する形です。おそらく、小峰さんは学生時代に物理や化学は苦手だったのではと思います。経歴的にも(すみません!)。

なので高校時代、化学のテストでカンニングしたのに、クラス最下位を獲得した私でも理解できました。今どんな状況で、将来は何が心配なのか、心配しなくていいのかがよくわかります。

 

そしてそして、著者の小峰さんが、除染された郡山の御実家を、福島第一原発事故後からモニターして、除染の効果を報告して下さいました。
『「除染したら安心して住めるようになった」というのが今回の感想。確実に効果が出ていると実感しました。』(ブログより)
小峰さんのブログは、こちらから。→http://koko.asablo.jp/blog/2014/06/11/7342258


シナリオ・センターとしては、福島や宮城など東北地方の方々を微力ながら応援したいと思っております。不安の正体が分かれば、援助の速度も速くなるような気がしてきました!

(今日はたまたま、セルビアの洪水被害への義援金をお送りさせてもらいました。東日本大震災の時に多くの義援金をお送り下さったセルビアへの恩返しの意味を込めて)

 

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