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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

真実

新井一の格言

伝える

シナリオ・センター会長の小林です。今日も幾分涼しい表参道ですが、熊本は38℃とか。とにもかくにも熱中症に気を付けて欲しいと思います。エアコンのない避難所も大変ですが、家の片付けなどで半日外作業される方も多いようなので、くれぐれも気をつけてください。

昨日のお上の視察は物議を醸していますが、せめて暑い体育館の板敷を感じないといつまでたっても他人ごとでしか思えないでしょう。
東日本大震災の時は、体育館に視察にいった、時の首相菅さんに、避難されている方が「ここに住んでみろ」と迫った映像が出ていましたが、今のマスコミは完全に大本営発表体制で、プロモーションビデオしか流さないのですね。
いや、糾弾されるようなところは避けて避けて避けているんですから、そんな映像は無理ですね。
でも、お上がいいところだけ見せようとするなら、まだ段ボールベッドもクーラーもトイレも動いていないところも、にっちもさっちもいかなくて困っている方なども放映することがマスコミの真実を知らせるお仕事なのかと思います。
どの取材も「ありがたい」とか「大丈夫」と言った姿ばかりをみせていますが、いくら日本人が謙虚な国民性を持っているとはいえ、本当は腹立たしく思っている人、前菅首相に詰め寄った人みたいなしんどい想いを持っている人の方が多いかと思うのです。頑張っている人ばかりでなく頑張れなくなった人も大切にしてほしいです。
熊本の被災地の皆さん、言いたいことは言った方がいい、思っていることはぶつけた方がいいです。
熊本の駐屯地に配備された長射程ミサイルの「12式地対艦誘導弾能力向上型(地発型)と地上装置」は1770億円だそうです。熊本の被災地にそれだけのお金をだしたら、真夏に冷房もない雑魚寝の避難所に押し込められることもない。
危ない武器を配備されたことも含めて、熊本の被災者の方々は怒っていいのです。
涼しいところで美味しものを食べて、いいベッドで寝ているお上たちは言っても言っても通じない輩ですが、だから面倒くさいから黙っているという選択肢はなしにしましょう。
何度でも何度でもひたすら言いましょう。声を出しましょう。伝えなきゃ伝わらないのですから。。

ほんとうのことを書く

土門蘭さんの「ほんとうのことを書く練習」(ダイヤモンド社)を読みました。
なんでこの本を読んだかというと、タイトルに惹かれたことと私の尊敬する養老孟司さんが「とても素直でわかりやすい言語表現論。表現の本質は他人を動かすことではなく、自分への深い理解であると教えてくれる」と帯に書いていらしたからです。
土門蘭さんという作家さんを私は存じ上げていなかったのですが、「書く魅力」が満載の本でした。
「『書く』ということは『問う』ことなのだ。自分自身に対して、今何を考えている?感じている?それはなぜ?いつから?これからどうしようと思っている?自分に興味を持ち続け、答え続けること。その一連が「書く」ことだ。」
AIなどについては養老孟司さんの言葉を使って「本当の情報化とは、五感から入ってきたものを情報に変えて人に伝えること。井伏鱒二が目の前で雀が遊んでいる光景を2ページにわたって言葉にしたように、目の前に存在する匂い、温度、質感、音、色、フォルム、動き。まだ情報になっていないそれらは、書き手の身心でのみ受信される。それらを書き手の中で言葉に変換し、発信すること。そんな「情報化」は身心を持つ人間にしかできない。AIができるのは、今のところ情報処理だ。」

私は、この「表参道シナリオ日記」をほぼ毎日書いています。
2006年から始めて、その時の信条は宗教、政治には触れないということでした。でも、今は政治にも触れます。何故なら生活=政治だというがわかったからです。またAIから得た情報も使うようになりましたし、書き手の自分自身も20年を経て変わっています。でも、自分の想いを書く、「ほんとうのことを書く」という気持ちは全く変わっていません。
これからAIなどがどんどん進化していくことで、様々な情報はもたらしてくれるでしょうが、だからと言って書き手は人間だということは変わらない真実です。
とはいえ、情報処理(AI)に負けないよう「ほんとうのことを書く練習」をすることが大事になっていくのかもしれませんね。

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