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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

プロ

講義風景

責任

シナリオ・センター代表の小林です。税務署に行った講師、話には聞いていたけれど、本当なんですねぇ、税務署の方と言い合いされている方、たくさんいました。(笑)と。
国民の怒りはよーくわかります。
不記載を記載したからいいで終わらせるとしたら、国民からすれば驚きですもの。
税務職員が悪いわけではないですけれど、怒りをぶつけたくなります。
ゼッタイ、国税庁は調査に入るべきです。
落したものがあったり、申告できないものがあったら、記載し直した上に、追加徴収または還付金の減額になるわけですからね、私たちは。

それにしても、裏金議員は口をそろえて、「知らなかった」「任せていた」といいますが、そんな論理は通らないということがわからないのでしょうか。
ドラマにしたら「おかしい」「ありえない」と視聴者や観客に指摘されてしまうようなことを平気で言える、平気でできるって、どういう頭の構造なのか、そんなおかしな人を国民の代表にしてしまったなんて、なんてことでしょう。
私も一応、シナリオ・センターのトップです。
経理も事務局も担当にお任せですし、銀行へも行きません。みーんな信頼して任せています。
でも、自分の会社のことですから、例えばお金があるのかないのか、どうなっているのかを「全く」知らないなんてことはありえません。
わからないこともあるかもしれませんが、わからなかった自体、すべてトップの責任です。それがトップの仕事ですし。
秘書にしても会計責任者にしても、その下で命を受けて働いているわけで、何百万も何千万も勝手に秘書や会計責任者がやったのなら、トップはすぐに訴えるべきです。犯罪でもの。
裏金議員の誰一人、訴えないのはなぜですか。
なにより責任を取る気もない人が国民の代表になっているなんて、最低な国だと心から悲しくなります。

ついでながら、政治家、マスコミの皆様、裏金=還付金ではありませんよ~、きちんと裏金と認識してください。まやかしの言葉は使わない!!
じゃないと正当(政党ではなく)に還付金をもらう方が、裏金だと思っちゃいますよ。(笑)

マイスター

先週今週とマイスター講座の方の面談を行っています。
マイスター講座というのは、シナリオ・センターの講師になるための講座で1年間添削を中心に、しっかりと「シナリオ・センター式シナリオの技術」を身につけていただく講座です。
資格は、基本の技術をマスターした作家集団、出身ライターの方が対象です。

シナリオ・センターは徹底的に映像表現の技術をお教えするところですので、基礎講座では出身ライターといえども経験談を語っていただくことはありません。
現場によってやり方も違いますから、寧ろ不要だと考えています。
新井一がシナリオ・センターを創立した時、「シナリオ(創作)は感性が生み出すものだから教えるなんてできっこない、学校なんてやめた方がいい」と業界の方々に言われました。
新井は「何を描くかは作者の感性だが、どう描くは技術なので教えられる。技術が身につけば、発想も表現も広がっていく」と断固言い募って、シナリオ・センターを創り上げたのです。

今や新井の教えは業界にも通じて多くの製作会社等から研修を望まれています。
シナリオ・センターの方針は「基本の技術を徹底的に身につける」ことです。
それなので、講師は、当然基本をマスターしていなければなりません。
応用を利かせるためにも、基本こそが大切なので1年間毎週の授業+シナリオ作家養成講座、シナリオ8週間講座聴講をしてもらっています。
この3月で講座も修了し、いよいよ講師になれるかの否かの進級面談というわけです。
人間はみんなそうですが、人それぞれ向き不向きがあります。
添削講師が向いているか、講座講師が向いているか、ゼミ講師が向いているか、通信講師がむいているか、1年間の学びの姿勢とお人柄を拝見しながら決めさせていただきます。
4月から新しく講師として「シナリオの技術」を伝えていってほしいと思っています。

過去記事一覧

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