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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

見極める

新井一

ミサイル

シナリオ・センター代表の小林です。昨夜は、テレビを見ていたら急にドラマが止まって、Jアラート速報。どの局も緊迫した様子にびっくり。
沖縄の方は驚いたことでしょう。怖かったでしょう。
北朝鮮も、日本のお上も信用できない、わけがわからないだけに、とても不安になります。
「安全なところへ避難してください」って、繰り返しアナウンスされていましたけれど、安全なところってどこ?
ミサイルが落ちても命を守れる安全なところ、沖縄の方だけでなく日本中の皆さん、具体的な安全場所、ご存じですか。
なんだかやたら武器を買いたがっているお上ですけれど、本当は戦争をしないための対話づくりと、それでも危ないというなら安全な場所づくりの方がずーっと大切なのではないでしょうか。
今の状況で「安全なところへ避難してください」っていわれても「どこへって?」右往左往してしまうだけだし、ウクライナやガザを見てもビルなら安全というわけでもないですし・・・。
まさかまさかお上だけが安全な場所を持っていて、下々は「諦めてね」とか?
攻められる、攻められると騒いで、戦争になるかもと武器を買い漁っているのなら、もちろん危機管理、安全確保の構想はできているのでしょうね。買えばいいと思っているわけではないですよね。
もちろん、私利私欲のためなんかではないですよね。
問いただしたいことは山ほどあるけれど、マスコミって問い質さない、なんで?

いつだって、戦争に駆り出されるのは下々。
沖縄戦では県民まで巻き込んで、驚くほど多くの方が殺されて、お上は偉そうに安全なところで指示するだけ。
下々は、竹槍でミサイルに立ち向かっていかなきゃならない、まったくあの時と変わらない日本、どうなるのでしょうね。
私は、毎日ご仏壇に向かって、新井一にお願いしています。
「どうか、子どもたちの未来が平和で穏やかでありますように」と。
神様仏様頼みしかできないことが悲しいです。
人間の手でできることといったら、出来の悪いお上を替えることでしょうか。

ミソ帳フェス

明日は、勤労感謝の日なのに、朝早くからシナリオ・センタースタッフ全員出社です。
やさしいスタッフは、小林さんは遅れてきていいですよって。そんな風に言われたら、かえって遅れるわけにはいかないですよ。(泣)
なにしろ、「ミソ帳フェス2023」をやるのですから。

新井一の27回忌・命日に合わせて、出身ライターの橋部敦子さんと加藤正人さん、東宝の市川南プロデューサーのお三方という素晴らしいゲストと新井の思い出や功績の展示や台本閲覧、シナリオ相談室などいつもと違うめちゃくちゃ楽しく趣向を凝らした1日ミソ帳倶楽部。
ものすごくためになる、やる気が出る1日になります。
そうじゃなければ、勤労感謝の日だというのにわざわざ働きません。(笑)
創作するにあたって一番大事なことは「何を書くか」。
「何を書くか」を考えるためには、たくさんの情報を仕入れることだと思います。
いわばミソ帳を増やすことですけれど、これって人の話を聞く・・・誰かさんみたいにお念仏ではなく本当に「聞く耳をもつ」ことから始まるのです。
ヒントは、他人の話しの中にたくさん転がっているのです。
橋部さんの、加藤さんの、市川さんの達人の根っこを聞かせていただきましょう。
来年、あなたが昇り龍になるために。

当日でも、単発でもOKですから、気軽に明日参加してみてください。
23日は秋晴れの小春日和だそうです。お散歩がてら、ぶらりとおいでなるのもOKです。

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