menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

やさしさの欠片

めおと相談奮闘記(集英社文庫)

人権

シナリオ・センター代表の小林です。東海道新幹線に1、5倍の席ができるのだそうです。
自分の姿を見ながら、そんなにデブ仲間が増えたかとほくそ笑んだのですが、そうではなくビジネス、パソコンなどを使いやすくするためなのだそうで、そりゃそうですよね。(笑) 指定席代+1200円とちょっと割高。
出張などへお出かけの方にはよいのかもしれません。
新しもの好きの私としては、次回大阪校へ行く時に使ってみようかと思います。

この国はどんどん人間性を失っているのではないかと、本当に将来が心配です。
今朝のニュースでは、人権擁護を所管する京都地方法務局が人権侵害の認定を受けたといいます。
松葉杖の男性が、人権擁護課の窓口で30分以上も立ったままで対応させられたというのです。
相談中何度も「座らせてほしい」と訴え、倒れそうになってやっと椅子を用意してくれたとか。
職員の方は気がつかなかったとかですが、だとしたら根本的に思いやり、やさしさが欠落している、人権擁護課がそれではまずいですよね。
入管管理局とか法務局とかは、せめて思いやりとかやさしさとか人として大事な心をお持ちの職員にやっていただきたいと思ってしまいます。
人権侵害と認定されても平気で議員を続させている日本ですから推して知るべしですが。
まあ、一番は本人の問題なんですが、それを擁護する自民党もおかしいです。それ、人権擁護?
大元が壊れているからでしょうか。なんだかみんなとげとげしているような気がします。
やさしい社会でありたい、それは誰もが望んでいると思うのですが、何故どんどんひどくなるのか、みんなで考えていかなくてと思います。

よろず相談室シリーズ

出身作家野口卓さんの時代小説「相談屋シリーズ」、ご存じでしょうか。
「よろず相談屋繁盛記」から始まって、今は「めおと相談室奮闘記」になり、今までで12巻になりました。
「よろず相談屋繁盛記」は将棋会所と相談屋をやっている信吾が主人公です。
様々な相談を解決していく、腕も立つし、心根の優しい主人公、でもちょっと真面目過ぎる信吾。
若き信吾が経験不足の中で相談に臨む姿は爽やかで頑張れと応援したくなる感じでした。
6巻目から結婚したのです。波乃というちょっとおキャンで才知に長けた娘が信吾のお嫁さんになりました。「めおと相談屋奮闘記、なんて嫁だ!」
夫婦での相談屋が始まります。ここから6巻。
夫婦で相談に向かっていく姿は、伴侶を持ってより思いやりが増してきた主人公を軸に、夫婦としてのあり方を描くことで魅力が倍増されています。
この相談屋シリーズの人気の秘密は、相談屋の内容もさることながら、信吾と波乃の成長物語でもあります。
キャラクターはぶれず、だけれど独身から家庭を持つことで、精神的に成長していく信吾。彼だけでなく今まで相談など受けたことがなかった波乃も一緒に成長していく、その過程が面白いのだと思います。

人気シリーズになる秘訣は、主人公とその周りを取り巻く登場人物のキャラクターです。
野口さんのこのシリーズをちょっと研究してみると、シリーズになるには何が大事かがよくわかります。
キャラクターをしっかりと、魅力ある主人公を作って、小説に、シナリオに臨んでください。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ