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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

表彰

令和4年度青少年の体験活動推進企業表彰

子どもと生きる

シナリオ・センター代表の小林です。なんとなんと、表彰されちゃいました。
子供の頃から表彰された覚えがない私にとっては、大喜びです。
といっても、私が表彰されたわけではないんですけれどね。(笑)
表彰されたのは「「一億人のシナリオ。」キッズシナリオプロジェクトに対してです。
令和4年度青少年の体験活動推進企業表彰で「奨励賞」をいただきました。
「文部科学大臣賞」ではありませんでしたが・・・。

キッズシナリオは、シナリオ・センターにとって、プロ養成とともに大きな柱です。
今のようなろくでもない世の中で、大人たちの手垢にまみれないように、自分の考えをしっかり持って欲しい、自分の想いをきちんと伝えられる子供に育ってほしい、切実な願いです。
体制に流されて、忖度ばかり、他人の顔色をうかがいながら生きるような大人にならないように、子どもの時に自分で考える術を身につけて欲しいのです。
子どもに考える力、考える術を持たせたい。
でも、子どもとシナリオをやるときは、そんな大上段に構えてやってはいません。
子どもたちが、楽しくシナリオを描ければいいのです。
「こういう風に考えよう」とか「そんな考えはダメだ」とも言いません。
人はみんな違うのですから、考えも想いも違って当たり前。
アクション・リアクションを描くことで、キャラクターを創ることで、子どもが様々な登場人物の立場で考える想像力や、表現する楽しさを体験してもらうことが一番なのです。

「友達を大切に」「優しい心 強い心」「いじめをしない」とか、小学校へお伺いすると、教室に必ず標語が飾ってあります。
でも、ちっとも具体的ではない。
友達を大切にって、どうすればいいの?いじめをしないためにはどうすればいいの?優しい心って?強い心って?
みんな違うことを知りみんな違うからいいのだと知り、具体的に考えられるのがシナリオなんですね。
だって、ドラマは「葛藤・対立・相克」を描くことだから。

コロナのおかげで(?)、子どもたちはみんなタブレットを持っているので、最近は映像を作りたい子どもたちが増えています。
学校からもそんなご依頼が増えています。
撮影はもちろん、ちゃちゃっと編集までできる小学生がたくさんいます。
自分で創ることの楽しさ面白さを知ってもらえるのは嬉しいことです。
そんな子供たちの映像づくりも応援していきたいと思っています。

過去記事一覧

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