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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

誰もが

キッズシナリオ

みんな違って

シナリオ・センター代表の小林です。3月3日雛祭りは女の子のお節句、5月5日端午の節句は男の子の節句といわれていて、その真ん中の4月4日はトランスジェンダーの日だといわれるようになりました。
ちゃんとお祝いの日の名前があればと思いますが、ないのかしら。
最近は、制服も男の子もスカート、女の子もズボン(パンツといわないのですね、制服は(笑))でもどちらでもいいという学校も出てきていますが、いまだに髪の毛の色、形などを云々いう学校もあります。
卒業式にアフリカ系の父親と日本人の母親との高校生が、アフリカの正装の髪型で出席したら、式場にも入れてくれずという驚くべきニュースもありました。この学校の教育者としての知性・教養のほどが知れますが、偏見をいかになくすかということの難しさを感じます。

他人の生き方を認めるということは大変なことなのです。
誰しも、もちろん私自身、何らかの偏見を持っていないと言えば嘘になるでしょう。
でも、好き嫌いは別として、フラットな見方ができるような土壌づくりはどうしたらできるのでしょうか。
生意気にも、不寛容になっている現在の社会を、シナリオで変えたいと思っています。
創設者の新井一がこのシナリオ・センターを創ったのは、もちろん腕のいいプロを養成したい、いいシナリオで映像界を活発化したいと願ってでもありますが、根幹は、「日本中の人にシナリオを描いてもらいたい」というところから始まっています。
シナリオを描くことによって、自分の考えや想いをきちんと伝えられる人になって欲しいという気持ちから。決して何も考えずに体制に流されることのないように。
新井の想いをより具現ができるようにしたいと、しみじみ思う今日この頃です。

みんないい

今日は、私がお手伝いしている子どものボランティア団体キワニスクラブが、子どもたちをサンシャイン水族館にお招きし、水族館見学後にキッズシナリオをさせていただきました。
豊島区のWAKUWAKU子どもネットワークからきてくれた子どもたちは、国籍も年齢もマチマチで2歳児から高校1年まで年齢幅も広く、まだ日本語が習いたての子どもも。
さてさてどうやったら、千差万別のこどもたちみんなに楽しんでもらえるかと、講師を務める田中は頭をひねりました。
でもね、なーんの心配もありませんでした。
いつもやっていることをちょっとやさしくかみ砕いて説明するだけで、まったくOKでした。
登場人物のキャラクターづくりから始まってシナリオを描くまで、まあ、にぎやかに25人の子どもたち(2歳児はさすがにお絵かきです)が楽しそうに描いてくれました。
最初は恥ずかしそうだった外国籍の子どもたちも積極的に発表してくれて、みんなから拍手をもらって、大きな笑顔を見せてくれました。
盛り上がりに盛り上がったキッズシナリオ、私たちも多国籍だろうが年齢層が広かろうが、楽しんでもられるのだ、シナリオを描くことは、万国共通に伝える力を作り出せるのだと、子どもたちの姿を見て自信が持てました。

やっぱりシナリオは社会を変えられるかもしれない。
ま、そんな大上段に構えずに、みんなで楽しみながらシナリオを、日本中の人から世界中の人まで描いてもらえたら嬉しいです。

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