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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

一歩進もう

若手映画作家育成プロジェクト2022

諦めない

シナリオ・センター代表の小林です。
説明会が終わり、恒例の145期シナリオ作家養成講座説明会での質問のお答えをしています。
コロナになって、通学とオンラインのハイブリッド方式に、講座もゼミナールもなりました。
説明会の質問のお返事も、メールでおだししていますが、かたや対面方はペーパーで、かたやオンラインの方はチャットで受けているという、こちらもハイブリッドです。
オンライン化への変化はすさまじく、コロナにならなければ、こんなに早くオンライン化は難しかったと思います。
いかに長い間コロナがはびこっているかということですよね。年寄りの私ですら、新しいことができるようになったくらいの時間ですから。(笑)
なのに、お上の対応の変わらなさは、すごい!
何故にこれ程までに頑なになにもしない、国民をないがしろにするのか、できるのか・・・。
それ以上に不思議に思うのは、こんなお上にバカにされているのに腹が立たない人たちがとても多いこと。
私は、毎日ニュースを見るごとに腹を立てているし、私の周りの友人たちも同じなのですが。私はマイノリティなんでしょうか?
DVと同じで、もう仕方がないと諦めて、叫ぶことも逃げることもしない、感じなくなっている、そんな精神状態に日本中がなっている気がします。
でも、少なくとも創作に携わりたいと思う人は、諦めたり、仕方がないと思ったり、できないと思うことはやめませんか。
できないと思ったらそこで終わるんです。
感覚を研ぎ澄ます、様々なものを見聞きする、そこから想像力は生まれてきます。
人はみんな違うのですから、自分の想いを届けても間違いではありません。それがあなたの表現力。
まして、創作は、あなた自身の声であり姿であるのですから。

若手映画作家育成プロジェクト2022

「若手映画作家育成プロジェクト2022 監督募集」(ndjc)の募集が始まります。
若手の映画監督の育成を目指して行われている文化庁のプロジェクトで、各映画関係の団体から推薦を受けた応募者から、ワークショップに参加できる人を選び、ワークショップを通して、短編映画を創らせて、そこから何人かを選んで、実際に30分前後の映画を創らせて、公開していくというものです。
まったく映画を撮ったことのない方でも、これから目指したい方でもOKです。
昨年は、ndjcから育ったシナリオ・センター出身の川崎僚監督の「Eggs 選ばれたい私たち」は女性が抱える問題をシャープに描いて評判を呼び、同じ出身の和島香太郎監督の「梅切らぬバカ」は単館ロードショーが広がり、全国各地で大ヒット上映となりました。

このプロジェクトの第一審査は、シナリオです。
監督もシナリオを描けることが大事で、描けることで人のシナリオを読み取ることができるからです。
ト書、セリフの行間をどう読み取るのかというのが、監督の力なのではないかと思います。
去年一昨年は残念でしたが、2019.2018・2017年と3年続けてシナリオ・センター推薦の方々が映画化までいきました。
2020・2021とコロナ禍になって、ちょっと応募数が減っているのですが、コロナ禍で温存してきた力を今こそ爆発させましょう。

応募締め切りは6月3日、シナリオ・センターから推薦をとらないと応募はできません。
応募書類および作品もシナリオ・センター、推薦団体から届け出る形になっています。
募集説明会がオンラインであります。第1回は4/28 18:00~。第2回は5/13 18:00~。
詳細、申し込みはndjcのホームページからできます。

監督を目指している方、是非応募しましょう。
でも、○○監督にはなりませんように。(笑)

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