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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

よりみち

よりみちエール2(講談社刊)

開講

シナリオ・センター代表の小林です。今日は、144期シナリオ作家養成講座の開講日です。
東京感染者1万6538人とまたまた広がっていく中、おいでいただけるのかと心配でしたが、オンラインも通学も多くの方が受講してくださり、皆さん熱心に聴講して下さいました。
オンラインでは遠方の方ともつながっている、確かな手ごたえを感じます。
すっかり口癖になってしまいましたが、世の中が変わっていく今こそ、それぞれの想いや考えを、伝える技術を使って、声を上げていかなくては思っているので、とても嬉しいです。

シナリオ・センターの受講生は、よくゲストの方に「こんなに熱心にしっかり聴いてくれる人たちは珍しい」と驚かれるほどですが、コロナ禍になって、それがより鮮明になっている気がします。
嬉しいことですね。創作を大事に思う方が増えてくれば、想像力のある人たちが増えるということですから、壬寅の、五黄の寅年、やっぱり運気は強いに違いない。
新たなことを始めるのは、勇気がいることです。
壬寅は、芽吹きの年ですから、自信を持って、新しいことに向かっていきましょう。

よりみちエール

漫画「よりみちエール」2がでました。
本科Iクラスの敦森蘭さんの描かれているビールの漫画です。
ビールの漫画というと、「?」って感じですが、奥の深いクラフトビールを軸に、元監督の頼道と役者のアランとの映画作りを通しての友情ドラマになっています。
しかも実際のお店が舞台になっているビア活漫画です。
そして、漫画に出てくるクラフトビールの種類で、登場人物のキャラクターが出たり、物語の決め手になったりと小道具として、ビールがうまく使われています。
色々出てくるお料理と相まって、飲みたくなる臨場感もさることながら、ビール通になれるほどのお話が詰め込まれているので勉強になりますよ。
その場に合わせたビールの種類もそうですが、そのビールを選ぶシチュエーションというものドラマの肝ですね。

この漫画の面白いのは、日本ビール界の第一人者で「よりみちエール」の監修もつとめる藤原ヒロユキ氏が、作中に出てくるビールやお店について語るコーナーがあり、今人気のクラフトビールの通になれそうなほどうんちくがすごいところです。
コロナ禍でテイクアウトが盛んですが、クラフトビールのテイクアウト容器というのもあるのだそうです。「グラウラー」と言ってタップからグラウラーにビールを注いでもらって持ち帰ることができるのだそうです。欧米ではポピュラーなものですが、日本ではまだこれからだそうで、これから爆発的に流行りそうな予感。
ガラスでできている「グラウラー」、缶できている「クラウラー」とあるそうで、バレンタインデーに、ちょっとおしゃれな贈る人の気持ちに合わせたクラフトビールを選んで、とびっきりおしゃれな容器でプレゼントも新しい感じですね。
そうそう、「チョコレートブラウン」というチョコとビールのかけ合わせのビールもあるとか。

映画製作の裏話もあって物語とともにビール通にもなれる楽しい本です。
全国のクラフトビールの名店の紹介もあります。
今日も一日お疲れさま!乾杯!

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