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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

いいことづくめ

伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2003~2019

決断

シナリオ・センター代表の小林です。大阪が1000人越えというコロナ蔓延ぶりに、マスク会食、少人数会食もやめてといいつつ、万博公園を締めきって聖火が走るって、なんのためにそこまでして走らねばならないのでしょうか。
東京今日の感染者510人、兵庫391人過去最高、愛知県も防止措置へとか、あちらこちらで増加の一途。
首相の「想像を超えるコロナの拡大」って、いったいどんな想像力をお持ちなのかと、こちらもとんと理解できません。
この1年、一体何をしてきたのでしょうか。経験から、過去から学ぶことはないのでしょうか。
「まん延防止重点措置」初日、人出は減らなかったそうです。そりゃそうですよね、何の方策もないのに、掛け声だけで動きが変わるはずがない。
そんなことも想像できないのでしょうか。頭も心もフル操業して下さいませ。
出すもの出して、国民みんなが安心して休めるようにしてみたらいかがですか。
あっ、10万じゃ休めないな。(笑)

シナリオ・センターは、4月24日開催予定だった『ザ・ミソ帳倶楽部「刑事」の視点 鑑識係 編~』をゲストの村上さんが関西圏にお住いのことから、コロナの状況を鑑みて、中止とすることにしました。
今は危ない橋は渡らず、改めてコロナの状況を見て開催を予定しています。

擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD

今朝、出身ライターの根津理香さんが、4月7日から放映となった「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD」(NTV)のポスターを持ってきてくださいました。
根津さん、子育てが楽しくて、ちょっとお仕事をセーブされていらっしゃったのですが、お子様も小学校へ入学され、そろそろエンジンフル稼働のご様子です。
「ひみつのアイちゃん」(CX・FOD配信)も放映中です。

「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD」は、根津さんのオリジナルで、1年かけてしっかりとお描きになったとか。
しかもラブストーリー、青春物がお得意とされている根津さんが、実は復讐劇が描きたくて「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD」を描かれたとお聞きしてびっくり。
面白いはずです。配信もされます。
素敵なポスターにサインもいただきました。

根津さんとは、久しぶりの再会で話に花が咲いて、「実家に帰ってきたみたいで、ホッとして、励まされます」とおっしゃっていただき、故郷のばあちゃんとしては、めちゃくちゃ嬉しかったです。
シナリオ・センターが、出身ライターの故郷と思ってもらえること、なによりうれしいです。

伊参映画祭シナリオ子コンクール

伊参スタジオ映画祭が20周年を迎えました。
20周年記念にクラウドファンティングで資金を募り、シナリオ大賞受賞作品を1冊にまとめたシナリオ全集を作られました。

伊参スタジオ映画祭シナリオコンクールは、群馬県の中之条町観光商工課が主催して、受賞作は、作者によって必ず映像化するというコンクールです。
なのでハードルは高いのですが、大賞受賞作品は必ずご自分で映像化できるというのが、監督志望の方に人気ですが、脚本志望の方も自分で監督、映像化することで、シナリオ作りを客観的にみることができます。
この受賞者の中から何人もの方がプロになられています。

映画祭のシナリオコンクールというのは、全国色々なところで行われているのですが、失礼ながらこの小さな町で20年も続いているというのは本当に珍しいです。
審査や撮影に協力していらっしゃる篠原哲夫監督、豊島圭介監督、松岡周作プロデューサー、脚本家龍居由佳里さん、小説家の横山秀夫さん、そしてシナリオ・センター講師の坂井昌三の皆さん等のご尽力があってこそだとは思いますが、やはり、なんといっても中之条町の方々の映画への熱い想いと予算を出して下さる器量のある町であることが第一。
文化芸術に理解があるということは素晴らしいです。

2003年から2019年までのシナリオ大賞36本が掲載されています。
目次をめくっていたら、あらあら、知っているお名前があっちにもこっちにも。
2003年杉田愉さん、山岡真介さん、高田徒歩さん、室岡ヨシミコさん、赤羽健太郎さん、上原三由樹さん、澤田サンダーさん(2作受賞していらっしゃいます)、澤千尋さん、森下鳰子さん、宮本ともこさん、川合元さん、松井香奈さん、村口知己さん、胡麻尻亜紀さん、中野優子さんと36作品のうち、17作品がシナリオ・センターの方々(出身含)。
確かにほぼ毎年受賞や上映のニュースを書かせてていただいているので、わかっていたつもりなのですが、いざこう並んでいると、すごい!テンションが上がります。
伊参スタジオ映画祭、いつまでも続いて、次代の映像作家を育てていただきたいと思います。

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