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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

今でしょ

桜とコロナ

シナリオ・センター代表の小林です。またまた東京の感染者数が増えました。337人。
山形は県独自で緊急事態宣言、長野もレベル3に引き上げたとか、第4波の噂もあり、解除したとはいえ、どうなのだろうかと事務局とも話していたら、「上野で、どんちゃん騒ぎ花見」とかのニュースを聞いてびっくりです。
気持ちはわかります。みんなではしゃぎたいよね、おしゃべりしたいよね、飲み明かしたいよね・・・。
普通にできたことができないというのはホント、つらい。
金魚鉢の中でぱくぱくしてしまう金魚の気持ちになりますもの。
ところが、困ったことに、コロナ禍は、自分は大丈夫とか、そういう状況ではないのです。
感染するのもさせるのもどちらもありなんですよ、皆が。
だから、感染した人を責めてもいけないし、感染させないように細心の注意をして行動しなければなりません。
しかも、科学的に安全になったから、医療体制は万全だからということはまったくない、根拠のない解除ですから。
くれぐれも気をつけて行動していきましょう。
シナリオ・センターも4月からは通学にもどりたいと思っています。

昨日、出身ライターのベストセラー作家乃南アサさんが、ツイッターで「お店に入る時などに、消毒をしない人が多くなっている」というようなことをおっしゃっていました。
慢性化したコロナ禍に、ちょっと馴れてしまったのかもしれませんね。気をつけねばと改めて思いました。
シナリオ・センターでは、4月に向けて自動消毒器などを設けたり、ゼミ教室を机つき椅子の変えたりと、少しずつですが整備をしています。
いつになったら安心安全と言えるのかはわかりませんが、その日までできる限りのことをしていきたいと思っています。
4月にお会いできることを心から願って。

後押し

春になれば、例えコロナ禍であろうと心は浮き立ちます。
明日へ頑張ろうという意欲が湧き出てくるものです。
コンクールへの応募がとても増えています。
おうちにいる時間が増えたからかもしれませんが、どんどん挑戦していただきたいです。
でも、今は取材などはやりにくい状況です。
出身ライターの小説家柚木麻子さんは、電話やオンラインで情報を集めているとおっしゃっていました。
やり方はいろいろありますよね、実地に行けなくても、こんな情報が、手に入れやすいのもシナリオ・センターの特徴です。

3月最後のミソ帳倶楽部は、第二弾「記者の視点~警察~」です。
3月30日(火)19:00から、対面&オンラインで。
前回もお願いした週刊誌記者横浜さんがゲストです。
今回は、警察や事件をテーマにした書籍や記事を多数制作され、長年の取材経験をお持ちの横浜さんならではの『視点』から、警察内部のさまざまな情報や仕組みなどについて、警察についていろいろな角度から語ってもらいます。取材記者だからこそ見えてくるさまざまな面についてのぶっちゃけトークは必聴です!
  ・警察取材の難しさと面白さ 
  ・警察組織の概要・内部事情
  ・鑑識係のお話  などなど…
皆さんがシーンを描きやすいように、横浜さんには細かいディテールや取材のやりとりなどを可能な限り再現してくださるそうです。
また、横浜さんが設立された出版社「若葉文庫」から発行されたオンライン書店の「Amazon」でベストセラー1位(事件一般関連書籍/2021年2月23日)を獲得した『鑑識係の祈り―大阪府警「変死体」事件簿』(著・村上和郎氏/元大阪府警察 警部)も販売します。

そして、4月10日(土)から3回にわたって、お馴染み浅田講師が「チャレンジ!公募コンクール対策」を開講します。
明日、24日に放映されるフジテレビヤングシナリオ大賞作品「サロガシー」は、センターの的場友見さんの作品。(3/24 24:55~フジテレビ放映)
大賞『サロガシー』的場友見さんへの選考理由は、「特別な人たちではなく、どこにでもいる生活者たちの物語だと思わす人物像を丁寧に描き出し、飽きさせずに展開していく構成も巧みである。」
「個性の際立ったキャラクターが活躍する作品と、いわゆる等身大の主人公が「自分」と「状況」の狭間で葛藤する様を軸とした作品にはっきり分かれた」
審査員・十二竜也さん (TBSテレビ制作局ドラマ制作部長)
そう、審査員が見ているのはキャラクターです。
そこで今回の公募コンクール対策講座は、何を、どうすれば、キャラクターを生き生き描けるのか、よりドラマを描く構成にできるのか。
ストーリーとドラマが違うとはどういうことか、ドラマを描くには何を、どうすればいいのか、具体的に分かりやすく話してくれるそうです。

確かに、コンクールもなかなか最終選考まで行くのは大変。
実際に最終審査に残れるのはわずか1%。
でも、でもです。宝くじと違って運だけで1%の枠を潜り抜けるのではありません。
自分の力で潜り抜けられる、勝ち取れるのです。
アンテナ張り巡らして、人間観察や資料探し。そして、技術を磨く。
どうしたらいいのかと悩んだら、シナリオ・センターのホームページを探ってみて下さい。シナリオ・センターへおいで下さい。
いつでもシナリオ・センターは後押ししていきます。きっときっかけが生まれます。
そのきっかけが、ご自分の道を拓いてくれます。

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