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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

負けない!

創立50周年記念「新井一賞」応募者名(月刊シナリオ教室8月号から)

シナリオ・センターの見解

シナリオ・センター代表の小林です。梅雨が明けるとも明けぬともわからない7月の終わりですが、東北がまた大雨災害になるかもとのこと、くれぐれもお気をつけてください。大事ならないことを祈るのみです。
コロナ感染者は全国的にも増え、一体この国はどこまで人災が拡大してくるのでしょうか。大雨災害、コロナ等の対応を見るにつけ、人災以外の何ものでもない気がして仕方がありません。
私も経営者の端くれですが、経営者は常に最悪のシナリオを想定して、そのようにならないための対策を立てるものだと教わりました。儲かっているときほど気をつけろ、慢心するな、油断するなと。
シナリオ・センター50年の歴史の内、9割以上赤字の自転車操業ですから、慢心したことはなく、常に最悪のシナリオを想定していましたというか、いつも最悪のシナリオの上を歩いていたというか・・・。(笑)とはいえ、コロナは想定外ですが。
ですので、あの暢気というのかのノー天気というのかよくわからない対応、対策は信じられません。
全国で感染者が増えているのに旅行は大丈夫だといい、かつ通勤は危ないから7割はテレワークにしてほしいといい、同じ政府の見解とは思えない・・・。
大丈夫だと言われればもちろん嬉しいのですが、根拠がなくてはいけません。日本の半分の人が感染しても、これだけのことをしている(本当の数値を)ので、隔離も入院も手当てもできるんですって、だから収束のためにみんなで我慢して頑張ろうって言っていただきたいです。あ、下々だけ我慢させてはいけません、自ら率先して。

で、シナリオ・センターは、お上から最悪のシナリオに対する方策が出てこないので、8月は独自で対応を決めさせていただきました。
シナリオ・センターは「私が感染しないことと同じくらい私が感染させないこと」が大切だと考え、8月は、コロナ感染拡大とともに熱中症の心配もありますので、全ゼミナールを通学ではなくオンライン授業とさせていただきます。
「え~、また通学やめるの~、ZOOMゼミなの~」と、がっかりされる方もいらっしゃるかとは思います。私もスタッフもがっかりです。
でも、お叱りを受けるかもしれませんが、最悪のシナリオが「なんでもなかったじゃん」といわれない限り、シナリオ・センターなりの想像力から考えさせていただきたいと思います。
詳細は、受講生の皆様にはメール、お手紙でお送りさせていただきますので、何卒ご了承くださいますよう、心からお願いいたします。

8月中は、モチベーションが下がらないよう、「Keep writing」を合言葉にいくつかのオンライン企画も考えておりますので、ご利用いただければと思います。
それに先駆けて、7月29日(木)19:00から、YouTube「ライターズバンク特集」をライブ配信します。無料です。
シナリオ・センター独自の業界と受講生の皆さんとをつなぐかけ橋としてうまれた「ライターズバンク」も20年経ちました。
有効に使っていただくためのお話を、担当の竹村と一緒にお話しさせていただきますので、こちらも楽しみにしてください。

Keep writing

本日、月刊シナリオ教室8月号ができました。
なんと66ページから70ページまで5ページにわたって小さな文字数で(7級くらいでしょうか)ずらーーーっと「タイトル」とお名前が。
なにが書いてあるとお思いですか。
「20枚シナリオ新井一賞」の応募作品全リストです。な、な、なんと936編。
びっくりの応募数です。
でねぇ、私考えたのです。コロナ禍にこんなに描いて下さったことに敬意を表して、通常は1次審査発表からなのですが、今回だけは全応募作品とお名前を掲載させていただきたいと。編集長の前田も大賛成。で、こうなりました。
小さい文字になってしまいましたが、ご自分の作品を探して、よくやったと褒めてあげて下さい。応募されなかった方は、こんなにもたくさんの方が頑張っている、次は自分もとパワーをもらってください。

「新井一賞」は5月25日締め切りでした。
緊急宣言で外出自粛を余儀なくされているときに、向かった先が「シナリオ」、「20枚シナリオ」、「新井一賞」って、本当に嬉しいではありませんか。
「Keep writing」を合言葉に、描いてほしいオーラを出し続けてはいたのですが、それに応えて下さった、なにより描くことを大切にしてくださったこと、シナリオ・センターを続けていてよかったと思った瞬間でした。
しかも、「新井一賞」として最高の応募数なのです。
4・5月は、事務局の8割がテレワークで、新井と青木の3人のみの出社でやっていた時期でしたので、どんどん送られてくる「新井一賞応募作品」の封筒の山にびっくりしながら、てんてこ舞いで、対応に追われていたことを思いだします。それも嬉しい悲鳴というものです。その時はただの悲鳴だったけど。(笑)
次回の9月号で1次審査結果、10月号で2次審査、最終審査発表と受賞作掲載は11月号を予定しています。

まだまだコロナは続きそうですが、どんな時でも「Keep writing」、それこそ、あなたの想いをシナリオに託しましょう。
8月、お会いしにくくはなりますが、どうぞご健筆でくれぐれもご自愛ください。

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