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脚本で登場人物 を紹介するときは

こちらの記事では、「登場人物を紹介する際、何に気をつければいいの?」といった疑問や、「どんな人物か分かるようには書いているけど、これでいいのかな?」といった不安が解消できます。

シナリオ・センター創設者・新井一は、『シナリオの基礎技術』『シナリオの技術』などシナリオの書き方に関する書籍をいくつも執筆しています。また、『月刊シナリオ教室』でも連載ページをもち、シナリオの技術を解説していました。その記事は、いま読んでも全く色褪せていません。

そこで、当時の記事を皆さんにご紹介。「シナリオってどう書くの?」という初心者の方も、「一度学んだけど、忘れちゃった…」という方も、これを読めばシナリオ作りが一層はかどります!

人物紹介=「人物のキャラクター」と「登場人物同士の関係」を知らせる

実はドラマの登場人物は、最初に出てくるときは、人物同士は知り合いだとしても、見ているお客さんとは初めての出会いです。ところが人物紹介というと、登場人物同士での紹介に骨を折って、お客さんに知らせるのを忘れてしまうことが多いのです。

人物紹介は、まず人物のキャラクターをわかってもらう必要があります。例えば、「金倉大介は、お金持ちであるがケチンボで、そのくせ女には手が早い」というのがキャラクターです。魅力ある人物にするには、このキャラクターを十分に練る必要があります。

それから、もうひとつ紹介しなければならないのが、登場人物同士の関係です。例えば男の人と女の人が歩いていたとして、このふたりはどんな関係なのだろうということです。恋人同士、夫婦、不倫関係、職場の関係、教師と生徒、兄と妹、幼馴染み、親戚の人と、数えればきりがありません。

人物紹介の仕方で、勝負が決まる

小説ですと、地の文で「伯父の太郎と姪の花子が」と書けば、明確にわかります。ところが、テレビや映画の映像では、その関係はわかりません。

しかしセリフで、「僕らは伯父と姪の仲だね」なんて言っていたのでは、商売になりません。「おじさま」」と言えばいいじゃないかと思いますが、娘さんが「おじさま」と言うのは、本当のおじさまだけでしょうか。むしろ違った意味のおじさまが多いことは、先刻ご承知のことと思います。セリフというものはそのように不安定なものなのです。

ドラマでは、人物同士の感情が近くなったり遠くなったりすることによって、進行していきます。つまり、最初は嫌な男で嫌いだと思っていたのが、実は好きになったと、気持ちが変化するのがドラマなのです。最初から好きで、最後まで好きというのでは、ドラマは成立しません。

ですから最初の人物紹介で、つまり出会いのところで、その人に抱いている感情をはっきり描いておかなければなりません。その紹介の仕方によって、いかに人物の魅力が出るか勝負が決まります。

出典:『月刊シナリオ教室』1993年1月号「新井一 十則集」/2014年8月号「新井一.com」

次回は4月21日に更新予定です

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今回の記事をご覧になって「ちょっとシナリオ、書いてみたいな…」と思われたかた、是非お気軽にいらしてください。

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