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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

こういう時こそ、他者を思いやる想像力を!

先輩たちからのエール(47行コンクールにて)

4月1日(水)~7日(火)の授業について

シナリオ・センター代表の小林です。今日は苦渋の決断をしました。
<新型コロナ・ウイルス対応について 2020・03・31>

■ゼミナールについて
4月1日(水)~7日(火)
・上記の期間は、通学でのゼミナールは実施いたしませんが、 作品提出としての授業とさせていただきます。担当講師が、添削にてお返しいたします。

詳細については、ゼミナールの受講生の皆さんには 別途メール にて、ご連絡させて頂きます。ご確認を宜しくお願い致します。

■事務局について

4/1(水)~4/7(火)の間は、事務局は12時~19時にて、ご対応させて頂きます。この期間は、社会的距離が十分にとれるように、少ない人数で対応させて頂きます。ご了承ください。詳細は、在校生各自にお送りしております。

シナリオ脳

シナリオ・センターでは、今回のコロナウイルスの対応を、諸外国の措置や日本での自粛要請を見ながらずーっと考えていました。
すべてを鵜呑みにしていいのか、どうすれば感染を少しでも防御できるのか、シナリオ脳をフル回転させました。今もさせています。
私たちは、昨日も書かせていただいたように、感染しないことより、感染させないことを考えることが感染を広げないのではと思いました。そのなかで、創作を続けるための方法として、作品提出による授業とさせていただきます。作家の眼を絶やすことなく、一緒に磨いていくことができればと思います。

もちろん、色々なお考えがあるかと思います。ロックダウンもでていないのに早計ではないかとか、違うやり方はないのかとか・・・。
私たちのやり方が杞憂で終われば、やりすぎだったねと笑われて終わるのであれば、むしろ本当に嬉しいことです。
「感染させない私であり、感染しない私であること」
それは常にシナリオを描く上でのアクション・リアクションを考えることと同じだと思っております。

ドイツ政府は「アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要なのだ」と言って、手厚い保護に動きだしました。
本来、文化・芸術はドイツがいうように、人間の生命維持に必要なもので、不要不急のものではありません。
ありがたいことに、私たちの心、頭の中は自由です。どこへでも飛んでいけます。なんでも伝えていけます。
創作をすることを止めないでください。シナリオを描くことをやめないでください。エンタテイメントにできることを大切にしてください。
こういう時だからこそ、描くことをやめないでほしい・・・そういえば9年前の東日本大震災の時にも申し上げました。
そして、被災地の方々から作品が送られ、シナリオを描くことで心が救われたとおっしゃってくださいました。
どんなことが起こっても、人間としての心を失わない私たちでありたいと願っています。

日本中の人にシナリオを描いてもらいたい。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
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  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ