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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

声を出す

脳を鍛える。心が潤う。楽しい1実践朗読法(主婦の友社刊行)

不自由

シナリオ・センター代表の小林です。半端ない暑さですが、それに加えて社会状況の息苦しさに耐えられません。
韓国との軋轢、表現の自由の規制、脅迫、一体日本はどこへ行こうとしているのでしょうか。
頭の中はぐちゃぐちゃになるほどの暑さですが、せめて心の中は涼やかに、冷静にいきたいものです。
民間レベルでは決して仲が悪くはないのに、政治的に軋轢が生じるというのは、上に立つ人たちのコミュニケーションがうまくないということではないでしょうか。
当然立場が違えば、考え方も想いも違うのですから、そこを想像もしないで一方的に自説のみをあげつらいあっても埒が行くはずもありません。
お互いに不仲になりたくないと思ったら、手探りでも、お互いを思いやりながら、どこか触れ合えるところを探さなくてはいけないのだと思います。
シナリオでアクション・リアクションを考えるとき、当然相手のことを考えて創らなければ、ドラマとしても成り立たないし、会話としても成り立ちません。
どうしたらこちらの想いをわかってもらえるように伝えることができるのか、シナリオの技術を学んでいただきたいです。

創作者として一番息苦しく感じるのは、あいちトリエンナーレの[表現の不自由展]の中止です。
テロや脅迫に負けてしまうのはどうかとか、止めるのは当然だとか、色々な意見があるでしょう。
色々な意見があることは当たり前ですが、気に入らないものはどんな手段を使っても表現させないということ、政治家が介入することは憲法で保障されている表現の自由を逸脱するものです。
本当に不寛容な時代になったと思います。
どこかで歯止めをかけなければ恐ろしい世の中になっていくでしょう。
ひとりひとりが真剣に考えなければならない時だと思います。

朗読は楽しい

すてきなことが起こりました。
研修科で学ばれていらっしゃるAさんが朗読のご本をお持ちくださいました。
「脳を鍛える。心が潤う。楽しい!実践朗読法」(主婦の友社刊行)
今人気の朗読を実際に実践する本です。
この本を作られたのは、鈴江勤子さんという方です。
鈴江さんが独身でいらした1982年、まだシナリオ・センターが南青山にあった頃学ばれていたのでした。
実は、本を持ってきてくださったAさんは、鈴江さんのお嬢さんです。
面白いことに、おふたりともシナリオ・センターで学ばれていることをお互いご存じなくて、この本のおかげで初めて、母娘が時代を超えてシナリオ・センターで学ばれていたことがおわかりになったそうです。
親子でシナリオ・センターを選んでくださった、本当にありがたいことです。
その時のお母様の会員証もお持ちくださいました。
会員証を拝見しながら、私自身も37年にタイムスリップした気分、懐かしい方が戻ってきてくださった感じがして、とても嬉しかったです。

「脳を鍛える。心が潤う。楽しい!実践朗読法」(主婦の友社刊行)
この朗読法の本は、声を出すことのすばらしさ、本を読む楽しさ、内容を読み解く面白さ、感情や思いを乗せ聞き手に喜んでもらえる嬉しさを教えてくれます。
そのために、音を出す練習をまず行います。
口の開き方、日本語の成り立ちなどを学びながら、有名な「外郎売り」を声に出して読みます。
声が出せるようになると、どういう本をどのように読んだらいいのかとして、心が落ち着く朗読とか希望が湧いてくる朗読などいくつかの選ばれた本を読んでいきます。
心落ち着く本であればゆっくりとp静かに読むとか、希望が湧くなら、ちょっと踊るように話すとか、なんだか、うまく読めそうな気がしてきました。

朗読のメリットとして、1.会話力が磨かれる 2.記憶力が増す 3.理解力が増す 4.集中力が高まる 5.脳が進化するそうです。
人に伝えるには、その作品そのものを理解し、そのシーンを想像しながら、感情を入れて読むわけですから、これをマスターすれば、当然朗読のメリットは生まれてくるでしょう。
「人間は、わからないこと、理解できないことは声に出して言えません」脳外科の築山先生の言葉です。
朗読は、単に字ずらを追って音読するということではないということがわかります。
なるほど、朗読はシナリオを描くことと全く同じですね。
どれだけそのシーンが、聞いている人に、見ている人にイメージされるか、伝わるかということです。
大変なことに、声を出して話さないと認知症へまっしぐら~らしいので、私も真面目に頑張りたいと思います。
えっ、十分おしゃべりだって?

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