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しゃれおつなお店や人々が行きかう街、表参道。そこで働くシナリオ・センタースタッフの見たもの触れたものをご紹介します。

テレビドラマの脚本を書く/脚本家 角田ルミさん

脚本家 角田ルミさん(本科修了)

「いつかテレビドラマの脚本を書きたい!」という脚本家志望者から3つの質問

脚本家を目指してシナリオ・センターの基礎講座やゼミで学んでいる受講生の中には、テレビドラマの脚本を書くことを目標にしているかたが沢山いらっしゃいます。
そういった方々からよく、以下の3つの質問を受けることがあります。

①テレビドラマの脚本を書く1日とは、どんなスケジュールなんですか?
②テレビドラマはいま特に、小説やマンガなどの原作を実写化したものが多いように感じます。原作を脚色するとき、脚本家のかたはどんなことを気をつけているんですか?
③テレビドラマを書くチャンスを掴むには、脚本コンクールに受賞して脚本家デビューする道しかないのでしょうか?

そこで、シナリオ・センター本科修了生である脚本家の角田ルミさんにお聞きしました。

角田さんは、これまで、映画『女ヒエラルキー底辺少女』(2016年)、『純平、考え直せ』(2018年)や、テレビドラマ『ほんとにあった怖い話15周年スペシャル「腕をちょうだい」』(フジテレビ)や『Rの法則 ランコレドラマ』(NHK Eテレ)などの脚本を担当されています。

また、演劇ユニット 角角ストロガのフを主宰し、舞台の脚本・演出を手掛けるほか、脚本家・野島伸司さんが総合監修をされている俳優養成スクール「ポーラスター東京アカデミー」で演技講師としてもご活躍中です。

そして現在放送中の、漫画家・八寿子さんの同名漫画を実写化したテレビドラマ『こんな未来は聞いてない!!』(フジテレビ/全10話/FODでも配信)の4話・8話・9話の脚本も担当されています。

今回は角田さんに、
Q1:テレビドラマ『こんな未来は聞いてない!!』執筆中の1日はどのようなスケジュールですか?
Q2:今回、脚色する際にどんなことに気をつけましたか?
Q3:テレビドラマの脚本を書くチャンスを掴むために、脚本コンクール受賞以外で脚本家デビューする道はありますか?
――という3つの質問にお答えいただきました。

特に、③でお答えいただいたコメントには、シナリオ・センターで学んでいる今だからこそ取り組めることが書いてあります。
「いつか自分もテレビドラマを書きたい!」という脚本家志望者は、ぜひ参考にしてみてください。

なお、角田ルミさんの脚本作りに対する想いなど、詳しいお話は『月刊シナリオ教室』(3月号/2月末発行)の隔月連載企画「先輩のオ・シ・ゴ・ト」に掲載予定ですのでお楽しみに!

Q1:テレビドラマ『こんな未来は聞いてない!!』執筆中の1日はどのようなスケジュールですか?

〇角田さん: 9時から17時頃まで外で、時には受験生に混じりながら、集中して書いています。

15時頃には帰宅して、書いたものをプリントアウト。それを確認して、また修正して、プロデューサーに送ります。

締切日から逆算して書くようにして、心配性なので何かあったときのために、早めに提出するよう心掛けています。

Q2:今回、脚色する際にどんなことに気を付けましたか?

〇角田さん:原作の世界観は壊さずに、映像として観ても面白いと感じていただけるよう気をつけました。

ある漫画原作の映画で「誰もが知ってる名台詞」が、原作とは真逆のセリフになっていたんですね。漫画で読むのと生身の人間が演じるものでは受ける印象がちょっと違うときもありますよね。でも、原作の世界観や、そのシーンで伝えたい根幹が同じでしたら、たとえ言い回しが違くても意図は十分伝えられるものなんだなぁと思いました。

『こんな未来は聞いてない!!』の第8話で主人公の花園佳代がライバル・櫛田陽と対決するシーンは、原作では文化祭の設定をドラマでは水着に騎馬戦で表現しました。私を含めスタッフ全員が原作をリスペクトしていて、原作者の八寿子先生が描く根幹の部分は絶対に変えないように心掛けました。

Q3:テレビドラマの脚本を書くチャンスを掴むために、脚本コンクール受賞以外で脚本家デビューする道はありますか?

〇角田さん:テレビドラマで脚本家デビューする前、プロデューサーのかたとお会いした際、名刺とともに主宰している演劇ユニット 角角ストロガのフの舞台のDVDをお渡ししたり、舞台を観に来ていただいたりしました。たとえ名刺を渡せたとしても、自分の作品を世に出していないと、話を聞いていただけないのでは、と思っていたからです。とにかく作品を観ていただこう、と。

だからまずは、どんな形でも自分の脚本を映像化もしくは舞台化するなど、自分の作品をいくつか作って、身近にいる人にみてもらい感想をもらう、ということから始めるのはどうでしょうか?

たとえそれが完成形じゃなくてもいいと思います。「これは絶対、世の中の人にみてもらいたい!」と思えるものを作ってみる。

自分が真剣に作っていたら、真剣な人が集まってくると思います。そういった仲間が集まることで、自分1人では気づけなかったことが少しずつ分かってくるのではないか、と思いますよ。

テレビドラマ『こんな未来は聞いてない!!』(フジテレビ/全10話)

~あらすじ~
主人公・花園佳代は17歳。幼なじみの相川真之介にずっと想いを寄せているものの素直になれずにいた。

そんなとき突然、未来からアラサーの“私”が登場。

話を聞くと、30歳になった今でも独身…。

しかも、真之介は同級生の櫛田陽と結婚したと…。

この未来を変えるため、佳代はアラサーとともに行動を開始!

真之介を振り向かせようとするのだが、佳代、真之介、陽、そして、謎のイケメン・瀧涼一との恋の四角関係バトルが勃発。

果たして佳代は未来を変えることができるのか――。

※『こんな未来は聞いてない!!』詳細についてはこちらのフジテレビ公式サイトから。

※You Tube
【公式】田辺桃子初主演!大ヒットラブコメ『こんな未来は聞いてない!!』FODで配信!

そのほか、先輩方のお仕事タイムスケジュールはこちらから

シナリオ・センター出身の先輩方は、どんな“道”に進んでいるのでしょうか。

例えば、主に小説を書いていたり、ラジオドラマを書いていたり、イベントを企画していたり、映画監督をされていたり、戯曲を書いていたり――。いろいろな先輩方がいらっしゃいます。

そんな先輩方がどのようなタイムスケジュールでお仕事をされているのか。気になりますよね。

是非これまでの記事も併せてご覧ください。

【「先輩のオ・シ・ゴ・ト(『月刊シナリオ教室』)」連動企画/ブログ記事一覧のブログ】はこちらから。 

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ