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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

今年もよろしくお願いいたします

新井一が好んでいたボクシング。地道な練習を積んでいくボクシングジムとゼミを重ねた。段ボールでできた人形は、センターのスタッフだった柄谷さんのチーム制作

共に学ぶ

シナリオ・センター代表の小林です。今日は、5週目で授業はありません。とはいえ、なかなか5週目でも授業が全くないことはないのですね。ゼミナールがお休みでも、講座があることがほとんどです。
今日のようにすべてお休みの日は、わずかですが、1月は新しい年の始まりですので、全体講師会と新年会を行います。
シナリオ・センター講師・スタッフが一堂に会する機会は、年に1回しかないので、今日貴重な日でもあります。
やはり、シナリオ・センターを盛り上げていくには、全員の力の結集が必要です。
センターの中も同じで、講師とスタッフはお互いに力を合わせないと、センターで学んでいらっしゃる方々にご満足いただけないと思っています。

講座が始まる時、所長の後藤は「私たちも一生懸命お教えしますが、皆さんの夢を叶えるのは講師と受講生、フィフティフィフティなんです。」いつも受講生の皆さんに申し上げています。
そうなのですね。講師が一生懸命お教えしても、やる気がなければ意味がありませんし、また反対に、講師がいい加減にお教えしているのでは真面目に受講されている方はたまったものではありません。
私は、教育というものは教えるものと教わるものが、がっぷり組むというか、ぶつかり合っていくことが一番効果につながるのではと思っています。
受講生の方々、講師、スタッフの息があった時、相乗効果は計り知れないかもしれません。(笑)

切磋琢磨

シナリオ・センターのカリキュラムは、講座から研修科に至るまで、階段を一段一段昇って行くような形でできています。 一段昇るたびに、技術がついてくる、プロの腕をつけていくという方法です。

スピード感はあまりないように思われがちですが、技術を駆使しながら描き続けていく方法こそが物書きの王道だと思うのです。
受講生の皆さんと向きあうには、講師は、あらゆることにアンテナを張りめぐらし、色々な勉強し、受講生の方々と切磋琢磨し合わなければなりません。
創作者は勉強をしなくなったら終わりだと、どなたでしたか小説家の方が講演で話していらしたことがあります。その方は1年間に300冊くらい本を読まれるともおっしゃっていました。

シナリオ・センターのポリシーは、受講生の皆さんと一緒に学んでいくこと。技術という面では私たちはお教えできますが、創作というステージでは、私たちは受講生の皆さんと同等です。
そこには、お互いの信頼関係も必要です。
だからこそ、一緒に学んでいくことを大切にしていきたいと思っています。
改めて、今年もよろしくお願いい申し上げます。

今日は17時でシナリオ・センターは店じまいです。よろしく御了承下さい。

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