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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

シナリオ力で未来を開く

子どもシナリオ教室 

未来年表

シナリオ・センター代表の小林です。11月もあとわずか。「未来年表」というのが人気です。目先のことだけではなくもっと長いスパンで見ていこうという年表なのですが、見れば見るほど何とも言えない気分になります。
2025年5人に1人が認知症、2035年女性5人に1人が、男性3人に1人が未婚、2053年には日本の人口は1億を切り、2065年2・5人に1人が65歳以上の高齢者になるのだそうです。
私は団塊の世代のシッポにいる世代なので、とても申し訳なく思っていまします。
しっかりと人口を増やせる対策をとらないと日本は滅亡の危機に瀕するということのようです。
4人子どもを生んだら表彰などというナチスと同じ姑息な産めよ増やせよ的なことではなく、子供を作れない方になんの配慮もない心ない方法ではなく、根本的に、子供を安心して産めて育てられる社会を作らないと歯止めは効きません。
まずは、子どもの泣き声がうるさいとか思う人がいない寛容な社会でありたいです。
今多くの方が、こんな世の中に子供を産んでいいものか、子供は幸せに育てられるのか、戦争で死ぬだけではないのか等と危惧しています。
社会全体で、子供が安心して産め、育てられるだけの未来設計が必要です。
お金を一時的にばらまきゃいいのだろうという考えは止めて、もっと先を見た企業での働き方、保育園などの施設、学童保育、教育費等などすべての人が子育てをバックアップできる世の中に、抜本的な対策を立てて欲しいです。

子育て支援

シナリオ・センターにも育児休暇を取っているスタッフがいます。保育園に預けて働いているスタッフがいます。
シナリオ・センターも、センターなりの濃い子育て支援をしていくつもりです。 会社が協力的でないと子育てしながらの就労はうまくいきません。女性だけでなく男性もですよ。
センターは、子育て経験者も子供を持っていないスタッフと色々ですが、協力体制は充実しています。
なぜなら、気持ちが通じている、色々な意見はあるけれど良いコミュニケーションを持っているからです。
究極は、人だと思うのです。

私も、子供を2人を保育園に預けて仕事をし続けてきました。
私は、保母さん、両親、友人と山のようなバックアップをもらったからこそ続けられました。
シングルマザーだけでなく周りに助けてくる方がいない方々はどうすればいいのでしょう。
子供が病気になったら、いや自分が病気になったらと不慮の時にどれだけ手助けが欲しいか、いつも元気なことだけを想定するだけではなく、一番大変なことを想定して子育て支援を考えて欲しいと思います。

偉そうなことを言っていますが、シナリオ・センターは問題山積です。バリアフリーではない、保育設備もない・・・すみません。
シナリオ・センターは色々な人が気持ちよく学べる場所でありたいと思っています。
どんな方も誰も排除しないで共生できたら、それこそシナリオの力ではないでしょうか。
夢で終わらせたくない。そのために来年も先を見据えて頑張ります。

今日は子育て支援で終始してしまいましたが、私は、夫婦は常にフィフティフィフティだということを社会全体で認知して欲しいと願っています。
子供は女性しか産めないけれど、それ以外は男も女も家事育児は同じようにできるのです。
男社会である限り、なかなか意識改革は難しいかもしれませんが、意識さえ変われば、物事はもっとスムーズに働くと思います。
それには、旧態依然の考えを捨てて、よりよく生きるための方策をみんなで考えたいです。
人の声に耳を貸し、人の考えを咀嚼し、そして自分の考えを見つけて、お互いに話し合える。そう、それこそシナリオ力です。
よい方向に持って行けるように考えたいです。

過去記事一覧

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