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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

チャンスを活かせ

伊参スタジオ映画祭

おめでとうと言える幸せ

シナリオ・センター代表の小林です。今日は創作テレビドラマ大賞の授賞式にお伺いします。
このとき、創作ラジオドラマ大賞の発表のほうが早いでので先に授賞式は終わっているのですが、受賞者の方々をご紹介してくださいます。なので、 受賞の藤沢秋さん、葉月けめこさんもおいでになるかと思います。
いやだぁ~みんな、シナリオ・センターじゃない~!なんて、いやらしい言い方。(笑)ちょっと自慢です。 

ラジオドラマは、シナリオ的には同じですが、映像とちょっと違って、音で表現する技術が必要になってきます。
柱(場所)は建てませんし、音でどうわからせるかが、大きなポイントです。
ラジオドラマの面白さは、未来にも過去にも簡単に行けますし、海外にも宇宙にも天国にもどこにでもいけるところです。 舞台装置も何にもいらないので、自由自在千変万化どこでも飛んで行けるのですね。
ですが、それだけに表現技術をしっかり持っていなくてはいけません。
11月14日から毎週火曜日3回にわたって、安藤講師が基礎をしっかりとお教えする「ラジオドラマ講座」を開講します。
3回目にはゲストに、創作ラジオドラマ大賞佳作と創作テレビドラマ大賞大賞をとられてプロになられた出身ライターの藤井香織さんが、先輩としてコンクール応募のテクニックや受賞後のお話、プロとしての心構えなど、身近なお話がしてくださいます。きっと皆さんにお役にたつと思います。
ラジオドラマコンクールは、プロへの登竜門です。 山本むつみさん、浜田秀哉さんら、多くの出身ライターの方々がラジオドラマのコンクールから出発しています。 

伊参スタジオ映画祭を楽しもう

もう17回にもなるそうです。なかなか続けられないものです、地方の映画祭というものは。
なのに、交通の便も悪いし、寒いのに(すみません)、元気な映画祭があります。
「第17回伊参スタジオ映画祭」 11月25・26日両日、中之条町伊参スタジオ公園体育館で行われます。
この公園は、小学校の廃校を使っていて、ちょっとノスタルジックな素敵な場所です。
篠原哲夫監督の映画「月とキャベツ」、小栗康平監督の映画「眠る男」の舞台にもなっています。
群馬の中之条という小さな町が頑張ってくださり、年々大きくなっています。

伊参スタジオ映画祭は、シナリオ大賞を獲ると映画が創れるというコンクールで有名ですが、シナリオ・センターの方々もたくさん受賞されています。
26日には2017年の発表、授賞式が行われます。当日まで知らされていないので、応募された方々はドキドキします。結果を聴かないままに帰ってしまって、大慌てで戻ったというような逸話もあります。(笑)
きっと、シナリオ・センターの方々から朗報をもたらしていただけると信じて待っています。

2015年受賞者の澤田サンダーさんの「ひかりのたび」も26日に上映されます。 25日は、映画の上映です。出身ライターの森下佳子さん脚本の「花戦さ」も上映されます。

伊参スタジオシナリオ大賞は、映像を描く方々には是非とも行っていただきたい場所です。
参加者との交流会などもあり、次へ挑戦したい方には色々な情報を得ることができるでしょう。
シナリオ・センターの坂井講師も審査員のおひとりです。でも、審査結果を教えてもらえません。(笑)
おいでになる方は、暖かいかっこをしておいでください。体育館は大きなストーブで温めていますが底冷えします。足元を暖かく、ダウン必着(着くではなく着る方で・・(笑))です。

1月に亡くなられた藤本講師と一緒にお伺いしたことが思い出されます。
寒くて寒くて一緒に毛布にくるまりながら、地元の方の軽食サービスで心も体もぬくぬくして。
帰りに草津温泉で芯からホッコリしたことも楽しい想い出です。藤本講師はいつでも生徒さんの寄り添っていた講師でした。

伊参スタジオ映画祭、今年もはじまります。http://isama-cinema.jp

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