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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

やっぱりおしりは拭かなくちゃ

林海象監督の移動映画館 

終わりよければ?

シナリオ・センター代表の小林です。なんという寒さでしょうか。国難?(笑)
最近、もっと単純に考えたらいいのになあと思うことがいっぱいあります。
あまりに、まわりの思惑を勘ぐり考えすぎると、どんどん物事は悪い方向へと向かっていくのです。
いかにシンプルに考えるか。誰かの考えは置いておいて、自分はどう考えているか、まわりのぐじゃぐじゃをすっきりさせると見えてくるものがある気がします。
ここのところ、現実は腹立つことや、辛い話ばかりが多いから、ドラマぐらいは明るいとホッとするかなあ・・・と思いつつも、今期のドラマはなかなか一筋縄ではいかないテーマのものが多いようです。
ドラマは時代を映しますからね。
 そういえば、ドラマは、ハッピーエンドにしなくてはいけないとシナリオ・センターでは教えているという噂があるそうです。
シナリオ・センターの教育方法は、作者のテーマには言及はしないですから、ありえないことですけれど。(笑)
そりゃあ、ハッピーエンドの方が気持ちはいいですけれどね(笑)
でも、実は、ハッピーエンドって難しいのです。
取っ手付けたような最終回ってあるじゃないですか。
せっかく面白いドラマだったのに、最終回で「ああ、やっぱりね、予定調和ね」って思っちゃう。
ラストはとても大事ですから、ハッピーエンドでもバッドエンドでも、そのドラマの良し悪しがかかっているのですから、丁寧に作っていただきたいです。
悲しい結末、悲惨な結末であれ、笑える結末であれ、そのラストが心に残るような見応えのあるドラマにしてください。

映画館で見たい

今年も後3ヶ月を切り、出身ライターのみなさんの映画が上映されます。
出身ライターの皆さんの作品を楽しみながら、ドラマ作りを学んでいきましょう。

吉田玲子さん 「ガールズ&パンツァー 最終章」12月公開
岡田恵和さん 「8年越しの花嫁」12月10日公開
宮本武史さん「鋼の錬金術師」12月1日公開
西井史子さん 「君の笑顔に会いたくて」11月25日公開
森田宏幸さん(副監督)「GODZILLA~怪獣惑星~」11月17日公開
原田晴司さん Vシネマ「日本統一25」11月3日発売
松井香奈さん 「赤い襷~富岡製紙工場物語~」10月7日公開
五藤利弘さん 「レミングスの夏」10月1日公開

映画は、案外すぐにテレビでも観られるし、DVDにもなりますけれど、やはり、映画館で観たいです。
あの映画館という暗い閉ざされた空間で、その画面だけにくぎ付けになる、その時間が大好きです。
まったく現実から切り離された時間を持てること、異空間に漂えることが至福の時間です。
映画館に行くのが面倒くさいという方、一度出かけてみてください。虜になりますよ。(笑)

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