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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

知ることの善

和菓子 源氏物語 第33帖「藤裏葉」にちなんで「聖代の証」

ひよっこロス

シナリオ・センター代表の小林です。ついに10月、衣替えですね。まだまだ半袖姿の方が多いですけれど、ウインドウはすっかり秋景色です。
朝、テニスをしてから出社したのですが、さすがに汗はかきましたが、風は爽やかで、秋の気配を色濃く感じました。

アニメ界の大御所前川淳さんがFBで「ひよっこロス」と書いていらっしゃいました。私もそう。
毎朝7時30分に起きでNHKBSをみて、15分だけまた寝て8:00に起きてNHK総合を見て、夜23:30にまた確認して・・・そんな日々が突然消えてしまいました。今日は起きられませんでした。(笑)
ロスにならないように、結構心の準備をしていたつもりでしたが・・・だめでしたぁ。(涙)
でもです。
今月20日から「ひよっこ」のふたり和久井映見さんと沢村一樹さん主役に、三宅裕司さん、やついいちろうさんも出演され、もちろん岡田さんが描かれるドラマが始まります。
「ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます」テレビ東京 金曜日20:00。
少しは癒されるかもしれないと期待しています。(笑)

ちなみになんの関係もありませんが、原作者の直木賞作家荻原浩さんは、大学の広研の後輩でもあります。
年が離れているので全く接点はありませんが、広研唯一の有名人なので、ちょっと自慢。(笑)

ほじょ犬の日

先週の土曜日に、8月末にミソ帳クラブでお話しいただいた全盲の田村啓子さん主宰の「京言葉で語る源氏物語」の朗読会へ行ってきました。
ミソ帳倶楽部の聴講生の方が参加してくださったと、田村さんはとても喜んでいらっしゃいました。
何かを知ることは、次の段階へと進むことができるのですね。

お目の不自由な方も健常者の方も一緒に楽しめる会です。
源氏物語にちなんだ美味しい和菓子もいただいてきました。
本当にご不自由なのかと思うほど活発な活動をされている田村さんですが、ミソ帳倶楽部でもお話されていらしたように、やはり手助けは必要なのです。

10月1日は「ほじょ犬の日」でした。
上の方でつまらない争いばかりをしていて、弱者には目も向けないし、鼻もひっかける気もないですから、たぶんほとんどの方は御存知ないと思いますが、2002年に「障害者補助犬法」という法律ができて、補助犬・・・盲導犬、聴導犬、介助犬もお店に入れたり、乗物に乗ることができるようになりました。
それでも、目の不自由な方がホームから転落されて亡くなったりしています。1,2日前にも悲しい事故がありました。
田村さんは、盲導犬自身が行動しているのではなく、目の不自由な方の発信で動いているので、白杖の方もそうですが、危ないと思ったら、また困っていそうだなと思ったら、声をかけることがとても大切なことだと教えてくださいました。
そのためにも盲導犬や聴導犬、介助犬を通して、健常者がどのような形で手助けすればよいのか、どう手助けできるのか、私たちがきちんと知らなくてはいけませんね。
広く広めていくことが大事です。

 私は「人はみんな違う」ということが、すべての人間の常識でありたいと願っています。
シナリオを描くことは、キャラクターの違いをきちんと知ることができますし、だからこそどういうドラマになるのかを考えることで、自分の想いや考えを表現することができます。
日本中の人が、いや世界中の人がシナリオを描けば、人種や思想を越えて、他人に対してやさしくなれると思うのです。
「人はみんな違う」そこから未来は拓けていくと思うのですが・・・。

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