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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

共に創る喜び

大井浄さんの作品「俯瞰(天・地・人)」

嬉しいこと

シナリオ・センター代表の小林です。最近、物忘れは激しいわ、頭痛はするわ、友人が脳腫瘍で倒れるわで、心配になって脳検査をしていただいたら、何の問題もなし。
威張って新井に伝えたら「脳の問題じゃなくて、能力の問題だったんだね」と一言。ムム・・・けだし名言。
脳神経外科の先生いわく「バリバリ仕事をして脳を使っていれば、病気でない限り、ボケません。頑張ってください」
結局、「働け!」ってことですね。働ける幸せをありがたくありがたく噛みしめております。(笑)

昨日、某国営放送のプロデューサーの方から、ミソ帳のご要望をいただきました。
ミソ帳は45周年記念に創ったものですが、その時もたくさんお買い上げいただいた上、周りの方々に配って下さり、企画採択会議の「秘伝書」として好評で、「脚本が読めるようになった」と皆様がおっしゃっているという嬉しいお話をいただきました。
ありがとうございます。 

最近、制作会社などからプロデューサー、ディレクター向けのシナリオ研修のご依頼が相次ぎ、今日も研修にお伺いしました。
シナリオの技術を共通言語として、脚本家、プロデューサー、ディレクター(監督)が一体となれるよりよい本打ちができる環境づくりをめざしてくださっており、魅力的な作品を作ろうとしている、ドラマ低迷を打ち破ろうとする力を感じています。 

新井一の想いから

シナリオ・センターの前身は、新井一が撮影所の片隅で、スタッフにシナリオを教えていたことから始まっています。
良い作品を作るためには、全てのスタッフがシナリオを読んで、同じ想いで創らなければと新井は思ったのです。
そのためには、シナリオを全員がちゃんと読めなくてはいけないということで、照明、大道具、小道具、タイムキーパー、美術、録音さんなどあらゆるスタッフにシナリオを書かせて教えたのです。

プロデューサー、ディレクターの皆さんにシナリオ研修をさせていただき、シナリオ・センターの原点に戻った、新井の想いが生きていることを感じました。

脚本家はもちろんのこと、すべてのスタッフが一丸となって良い作品にしようとすること、それこそがドラマ、映画復興のカギだと思います。
「この世界の片隅」のように「野火」のように、観客から広がっていくような、本当に大事にされる映画を、ドラマを、みんなで創っていけたらと願っています。

プロデューサー、ディレクターの皆さん向けシナリオ研修については、
こちら エンタメシナリオ から詳しくご覧いただけます。

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