シナリオ・センター代表の小林です。三寒四温というより、昼夜の寒暖の差が激しくて、なにを着てよいのかわからない毎日ですね。寒がりの私は、防寒にうるさい。暑い分には脱げばいいのですが、寒い場合は用意が必要です。先日来、所長の後藤が裏無しのべらべらのコートを着てきて「寒い！」を連発。こういう輩は許せません。(笑)用意周到が好きです。

5月10日は、橋田壽賀子さんのお誕生日。毎年、この日に「第25回橋田賞」の授賞式が行われます。
「平成28年度橋田賞新人脚本賞」佳作に、 「今日はごみの日」作家集団の花田麻衣子さんが受賞されました。
おめでとうございます！
昨年の木庭純理さんに次いで2年連続の快挙です。

「橋田賞」は新人脚本賞を設けて、新人発掘にも力を入れてくださっていますが、その年に実際に放映されたテレビドラマ、ドキュメンタリーなどの作品、活躍された俳優さんに賞を贈られます。
今年は、私の大好きな中村吉右衛門さんが「鬼平犯科帳」で28年長きにわたり150本を主演された功績で橋田賞特別賞を受賞されます。
「鬼平」といえば、誰もが吉右衛門丈と言われるほどですから、当たり前ですね。歌舞伎界の大御所でありながら、気さくなお人柄で役者としてだけでなく人としても素晴らしい方なので、とても嬉しいです。 

＜作品賞＞
橋田賞　土曜ドラマ「夏目漱石の妻」（NHK）
　　　　「ふつうが一番～作家藤澤周平父の一言～」（TBS）
　　　　「人生フルーツ」（東海テレビ）
　　　　「NHKこども幼児番組」（NHK）
＜個人賞＞
橋田賞　船越英一郎さん（俳優）
　　　　新垣結衣さん（俳優）
橋田賞新人賞　高畑充希さん（俳優）
橋田賞特別賞　中村吉右衛門さん（俳優）
橋田賞特別賞　故吉永春子さん（ドキュメンタリスト）　 

授賞式には、個人賞を受賞された俳優さんはもとより作品賞に出演された俳優さんもいらっしゃり、また橋田ファミリーも大勢でていらっしゃるので、綺羅星のようなスターが勢ぞろいされ、授賞パーティはとても華やかです。
その中で、花田さんもご一緒に受賞され、写真もご一緒に撮られ、ちょっとしたスター気分を味わえるのが、他の授賞式と違うところです。
私たちも授賞式ではバックについていますから、安心して、受賞の喜びと共に華やかな気分も楽しんでくださいね。おめでとうございます。