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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

隠れ課題、表に出る

シナリオ・センター代表の小林です。本日で、11月終わっちゃいます。明日からシナリオ・センターではみんなで走らなくっちゃ。師走ですからね。(笑)土曜日に銀座にでかけたら、すっかりクリスマス、年末商戦。やれやれ、あっという間の1年です。
 いろはがるた

記念の1年が終わりを告げようとしています。
とはいえ、これで終わりではなく、新たな始まりですから、この1年のイベントをどれだけ活かして次のステップに向うか、過去を振り向かない新井でしたが、振り向かないことと、積み重ねは違います。積み重ねは大事です。

新井の生誕百年ということで、20枚シナリオをしっかりと身に着けていただけるよう心を砕いたつもりです。
その大きなひとつは、新井一賞だけではなく、課題以外に書いてもらう「20枚シナリオ 隠れ課題」です。
これは、本科20本、研修科30本計50本の課題のほかに、新井が創ってあった100本の課題の中から、隠してあったわけではありませんが(笑)「隠れ課題」として選びました。
そして、1月から12月まで、毎月ゼミに皆勤し、4本全部提出した方だけに5本目を天国の新井からのプレゼントさせていただき、引き出しを増やしていただき、将来への大きな糧にしていただきたいと願いました。

とはいえ、毎月ゼミに皆勤して4本をきちんと書いてクリアする方は、1クラスに1人いらっしゃるかどうか・・・案外いらっしゃらないものです。
1300人ちょっとのゼミ生の中で、平均2%くらいの方しか皆勤全提出者はいらっしゃいません。皆勤はしているけれど提出できていない、4本提出したけれどゼミに出られない・・・クリアするのは大変です。

ということで、この「隠れ課題」、ま、提出者は20名くらいしかいないに違いないとタカをくくって、毎月後藤所長に簡単な添削をお願いしたのですが、思わぬ誤算(笑)、なんと毎月80本平均の本数が・・・10月まで783本提出されました。
この10月で毎月書かれて10本全提出の方16名、5本以上書かれた方55名。20枚を卒業した作家集団の方が多かったのも意外でした。
みなさんの熱意に、シナリオ・センター中、びっくりぽん!でした。

後藤所長、毎日毎日添削に追われるの日々でした。すみません、いい加減なことを言って乗せました。(笑)
短いコメントですが、だからといって1枚しか読まないわけではなく20枚読むわけです。添削をする場合は、どの講師でもそうですが、少なくとも3回は見直しますから、結構な時間がかかります。後藤所長お疲れさまです。
かげさまで、各クラスとも課題提出本数が軒並み2割アップです。

「隠れ課題」5ヶ月5本クリアした方55名の方は、「新井一賞授賞式」にご招待です。(10月末現在)11月にはもっと増えるでしょう。嬉しい誤算です。

新井一賞ノミネート作品お読みになりましたか。ノミネート12人の方のうち、「隠れ課題」提出者4人もいらっしゃいます。
なんといっても、積み重ねがものをいいます。
積み重ねが上手くできた方はもちろんですが、どうもうまくできなかった方こそ、是非「新井一賞授賞式」においでください。
審査員、受賞者のお言葉が、あなたのやる気に火をつけてくれます。2016年こそ、燃えましょう!

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