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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

色々

レイの失踪&アイドル推されノート(Gakken)

男ともだち

シルバーウイークはいかがお過ごしでしたか。台風もきて、お彼岸というのに穏やかならぬお休みだった気がします。
千葉はこの1ヶ月で3度目の大雨で洪水、土砂災害を繰り返し、堤防が決壊した印旛沼付近ではソーラーパネルが発火と自然鎮火を繰り返し、印旛沼が溢れているために水が引かないままとか、今までに経験したことのない災害とはいえ、住民の方々の気持ちを思うと一刻も早く対策を練って欲しいです。
災害大国日本、しかも今までも想定できないほどの大きな災害が起きています。ミサイルよりもまずは足元を、災害対策にお金を出してください。

今日、11月6日に公開する映画「男ともだち」の三島有紀子監督と、この秋お願いしたい企画の打ち合わせをしていました。
「男ともだち」の話しをしていたら、まったく真逆な人が頭に浮かびました。男性に見せるクネクネや媚び、怪しげな無理矢理作る笑顔・・・ゼッタイ男友達はいないだろうと。(笑)
男性に女性らしさを見せようとする人は、男性はそういう女性に弱いだろう、喜ぶだろうと思って、男性の性(セックス)に向けて女性の武器とやらを発揮しているだのと思います。
男性社会の中で生き抜くためには女性はそうしなければならないのかと思うと腹立たしい気持ちになりますが、そうでしょうか。今話題の赤根さんや、私の尊敬する緒方さんも違います。否と思います。
国連ではどのようにふるまったか知りませんが(演説は腰砕けでしたが)、少なくとも国のトップは人として、優れた人間として毅然と振舞ってほしいと思います。

レイの失踪

前にもご紹介した出身作家の蜂八優月さんが、この夏2冊全く違ったジャンルの本をだされました。
こちらは1作目に続いての第2弾「アイドル推されノート」アイドルを目指す4人の女の子たちの友情と成長の物語です。
もう1冊は「レイの失踪」
闇バイトに落ちそうになる仲間を救い出すお話しで、この小説は、スマホ追体験できるという没入型小説という新しいジャンル。インターネット上の情報と向き合い方を学べるゲーム「レイのブログ」を小説化したものです。

この2冊を同時に読ませていただいて、まったく違うタイプの小説を書けるという蜂八さんの実力をまざまざと見せつけられた想いがしました。
やっぱり大事なのは、キャラクター。「アイドル推されノート」のアイドルのそれぞれのキャラクターは、どの子も憧れ性、共通性をきちっとできていて、魅力的に描かれています。
しかも、このお話しは成長物語なので終わりがない、次回③も楽しみです。
かたや「レイの失踪」は本当の闇バイトを追体験できるリアルな描き方で、ぐいぐい引き込まれていきます。
一体どうなるのか、仲間は彼らだけで闇バイト組織から助けることができるのか、ドキドキしながらページをめくらせていく力は並ではありません。そこに訳ありの刑事も入り、物語はいよいよ深くなるという面白さです。
Gakkenさんがシナリオ・センターのTheミソ帳倶楽部で募集したところから、蜂八さんはひとつひとつ積み上げて実力をつけていらっしゃいました。チャンスがあったら、果敢に挑戦する・・・大切なことです。

そして、常に様々なものから学んでいること、創作をする者は何でもプラスになるのですから。
前述した三島監督は、シナリオハンティングはとても大切だとおっしゃっています。実際にその場所を体感することで、机上で描いたものとは違うものが生まれ、ふくらみ、シーンが見えてくると。
何かを描こうとする時は、頭の中の想像だけでなく、ネットの中の情報だけでなく、自分で体感することで、感性は磨かれていくのだと思います。

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