沖縄
シナリオ・センター会長の小林です。シルバーウイークも雨らしい、ひょっとすると台風とか。なにしろ天気はあまりよくない感じですね。
沖縄県の県知事選挙で、8年間知事だった、オール沖縄のデニーさんが負けて、新たに自民党推薦の古謝さんが知事に。案外の大差だったのにはびっくりしましたが、沖縄県民は経済を選んだようです。
それにお応えしてくれたのですね。なんとお上は、沖縄復興予算、3千億円超ぽーんと増額。
今まで、ずーっとお上に予算を増やしてくれと懇願していたのに、減額すれど増額などしたことなどありませんでした。
沖縄の方々、良かったですね・・・なんて言えません。
お上は、自分の意に沿わない知事にはお金を出さなかった・・・ということは、沖縄県民のことは全く考えず、今まで困窮にもそっぽをむいていたということです。
よーく考えたら、由々しき問題だと思うのです。
県の予算を人の好き嫌いとかイデオロギーで増額したり減額したりする、おかしいですよね、どう見ても。
自分の言うことを聴けば、お金をあげるって、いったいどういう考えなのでしょう。
このお金、お上の私財じゃない、国民の税金ですよ、お上の好き嫌いで勝手なことをしてよいわけはないと思うのです。
省庁の予算も人事もそうらしい。言うことを聞く省庁には出すけど反対を唱えたりするところには出さない、反対意見を言う人、気にいらない人は左遷する・・・これを独裁といわずしてなんというのでしょう。
自民党推薦の県知事になって、沖縄が戦争の最前線に立つ可能が大きくなってきました。
あちこちの島に武器を、自衛隊を、米軍をおいて・・・。
沖縄の皆さん、又また日本の防波堤にさせられないように、くれぐれもくれぐれも気をつけてください。
虚弱と歩く
休み明けの昨日から、158期シナリオ作家養成講座の説明会フォローDay。
お一人お一人のご質問にお応えしてメールでお返しするのが私のお仕事。
不思議なことに、ご質問のメールを返していると対面しているみたいな気持ちになって、自分が思っているよりずーっと受講生の方を好きなのかもと思ったりして。私の元気の素は、受講生の方々の脚本へ向かう姿かもしれない。
私は、受講生の皆さんに元気の素をいただくせいか、いつも周りには元気印と言われています。事実元気です。(笑)
なので、この本を知った時はびっくりしました。
なにしろタイトルからして驚きます。
「虚弱と歩く」(扶桑社刊)
虚弱体質の方々13人のいきざまがエッセイになっています。
人にはそれぞれ虚弱がある、それを認めて上手に付き合って生きる、歩くことが大事だと思わせてくれる本なのです。
で、なんと「虚弱と歩く」に出身ライターの清水友佳子さんのエッセイが掲載されています。
ご存じのように清水友佳子さんは、テレビドラマアカデミー賞最優脚本賞を受賞された「リバース」「最愛」や朝ドラ「エール」、文芸作品、文豪を使ってのミステリー「月夜行路」などを描かれています。
「虚弱のままで夢を見る」(扶桑社)
ずーっと虚弱体質で、学生時代も会社勤めの時もとても毎日疲れてしんどく、飲み会も旅行も行けなかったのだそうです。でも、一生続ける仕事を大好きな映像業界で探したいと思って、たどりついたのが脚本家。
シナリオ・センターへ通ってくださったのですが、ある講演で超有名な脚本家の方が「脚本家になるために必要なのはなにより丈夫な体です」と。「感性」とか「才能」という前に、このワードがきてがっくり。それでも、授業を受けて「こんなに楽しいことがあるのか」とどんどんのめり込み、今度ばかりは諦めたくなかったと「書くことだけを全振り、それ以外は全部放棄」して、今の売れっ子ライターにまでなられました。
虚弱体質だからこその感性も大事です。虚弱であるからこそ感じることができた人のやさしさや、自分を許すことの大切さを、清水さんは知っていらっしゃる。そこから生まれる作品の数々は、清水さんの目線のやさしさに溢れているような気がします。
だからこそ生まれるやさしさにあふれたドラマをこれからも描いてくださるでしょう。
ああ、疲れたなぁと思ったらこの「虚弱に歩く」を読んでみてください。清水さん他12人の虚弱体質の方々が勇気を与えてくれます。
逆転の発想ですね。
清水さんとは、長いお付き合いですが、そこまで虚弱体質だとは存じませんでした。ごめんなさい。














